人気ブログランキング | 話題のタグを見る

波多野均つれづれアート

hatanoart.exblog.jp
ブログトップ

帰仏後、一週間がパッセ・すぎて・・・継続していた絵を描き始める・・・

帰仏して、一週間がパッセ・すぎました。身体は疲れていますが、フランスの友人たちと触れ合うことによって、精神的にはフランスモードになって、落ち着いてきました。今週はメルクルディ・水曜日にボルドーの手前にあるシャラント地方からジュヌビエーブがパリにやって来て、会う約束をしているし・・・一人娘が弁護士資格を取るためにベルサイユにある専門大学で勉強中で娘のマリオンに会いにやってくる・・・ジュディ・木曜日は近くに住む乳ガン手術をしたフランス婦人に・・・和食・日本的な健康食について知りたいとよばれているし・・・みそスープとか納豆とかワカメサラダとか・・・ガンの再発予防のために食事改善をしている・・・サムディ・土曜日は昨年、パリで展覧会をしたギャラリーでのベルニッサージュ・オープニングによばれているし・・・いろいろと、またまた、お忙しくなりそうです。そして、日曜日から継続していた絵を描く準備をしました。一メートルかける一メートルの正方形のキャンバスで大きなアップル・トゥリー、りんごの木を描いている途中だったのです。そうそう、今回、東京・銀座の井上画廊で、会場にずーと貼っていた挨拶文を展覧会に来られなかった方々のために紹介しましょう。                                        ごあいさつ・・・1976年の五月、東京の美術学校を卒業した二十三歳の時、羽田空港から渡仏して、むこうで三十年以上の月日をむかえた。渡仏したパリは、スズランの季節、白く小さなミュゲ・スズランの花が五月の小雨にぬれていたことを記憶している。日本から申し込んでいたラスパイユ通りのアリアンセ・フランセーズ・・外国人のためのフランス国語学校・・の寮に入り、午前中は、フランス語の集中会話の授業を受けた。世界の国々から、いろいろな人々が集まっていた。六月にはボナパルト通りのボザール・パリ国立美術学校の入学試験を受けた。・・・続く・・・
帰仏後、一週間がパッセ・すぎて・・・継続していた絵を描き始める・・・_a0153141_7125175.jpg
この大きな絵をどうにかものになるように・・・格闘が始まるのです。帰仏後の先週の金曜日に・・・骨つきトリ肉入りの香辛料たっぶりの超辛カレーライスを食べている時に、上の歯が一本抜けました。日本に一時帰国する前から、グラグラしていたのです。絵を描くっていうトラバーユ・仕事は・・・無意識に歯をくいしばって描いているのですね。すごいストレス仕事です。歯も抜けます。大変な・・・命を削る・・・お仕事です。
by h-hatano-art | 2010-06-14 07:04