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波多野均つれづれアート

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アボンドネ・ド・アニモー、フランスの夏のバカンスの捨て犬、捨て猫・・・

あんなに猛暑だった天気がフツーのフランスのパリ・パリ近郊のエテ・夏になりました。朝晩は涼しいというか、窓を大きく開けて冷たい風にあたって・・ああ、気持ちいいやーと油断すると夏風邪をひくハメになります。・・・調子にのって、上半身ハダカで半パン生活でしたので、夏風邪をひいてしまいました。本格的にフランスは夏モード全開です。朝の散歩時に会うサラリーマンのお兄ちゃんは半パン、サンダル、肩掛けカバンで出勤です。通勤のお姉ちゃんたちは・・・今フランスで流行中なのか・・・かかとの超高いヒールをはいて、ミニスカート、ノースリーブ姿で・・・と夏モード出勤です。お昼ごはん用に弁当を持っているお姉ちゃん・・・ビニール袋にリンゴやヨーグルトをつめこんで・・・もいます。バカンス前のダイエット・・・海辺でビキニを着ることが彼女たちの目標なのです。このバカンスが始まると、毎年のように・・・アボンドネ・ド・アニモー、動物を捨てること・・・捨て犬、捨て猫がニュースになります。・・・プルコア・なぜ、どうして・・・パスク・なぜならば、夏のバカンスに出かける前や途中で飼い犬や飼い猫を捨てちゃうからです。たとえば、住んでいる近くでは捨てられないので、バカンスに行く途中のハイウェイ・高速道路のガソリンスタンドのパーキングで捨てちゃうとかバカンス先のキャンピング場に置いて帰っちゃうとか・・・そういう心ないフランス人もいます。フランスのイヌ・ネコも大変な夏の季節です。
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スペインのサッカーWカップの優勝を祝って、夏の料理・・・パエラを作ってみました。しかし、これはスペイン人に言わせると正しいパエラではないのだ。正しいパエラとは、キャンプ場とかの野外の炭火を使って作る料理だからだ。つまり、直火で作らないとパエラもどきであってパエラにあらずっていうルールがあるらしいのだ。私はオープンを使って作ったので・・・これはお米のオーブン焼き、アロス・アル・オルノっていう見た目はパエラだけれども、うるさいスパニッシュピープルに言わすと、パエラのイメージから宇宙の彼方に飛んじゃった料理になっちゃったのだ。・・・まっ、パエラ鍋で作ったので、サフランも入ってるので・・・パエラの親戚のおじさん、おばさんでもいいんじゃなーいという感じです。つまり、オリーブオイル入りの野菜と肉と海鮮の炊き込みご飯がスペインのパエラ・パエリャなのだ・・・と思っていただければ・・・。本場スペインのパエリャ・パエラは、オリーブオイルにまみれたお米にアルデンテ・芯が残っていて、よっぽどの胃に自信がある人じゃあーないと、何杯もおかわりできません。おかわりしないとマズイのかって・・・叱られます。・・・お米さんがこんなにアブラまみれになっちゃってカワイソーっていうのが現実のリアルなパエリャです。フランス南西地方、ボルドーからスペインよりに住んでいるフランス人はよくパエラを食べます。しかし、それはフレンチ風の家庭パエラでお米も柔らかく炊き込んであり、おいしいものです。ボルドーはスペインの巨匠、画家のゴヤが客死したところです。
by h-hatano-art | 2010-07-16 17:17