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波多野均つれづれアート

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アジア人に生まれて良かった・・・暑いパリの夕べは焼肉とキムチと冷えたビールだー・・・

猛暑はなくなりましたが、日中は暑いパリとパリ郊外です。今週からセーヌ河ぞいの一部にプラージュ・ド・パリ、パリの砂浜が出現します。毎年、パリ市の夏のバカンス期間限定企画・・・バカンスに行くことのできない子供たち、青少年、大人たちのために・・・なんと、パリに砂浜ができあがり、日光浴のパラソルや長イスやゲームが用意され・・・暑いパリの夏を楽しく皆とすごす・・・企画です。フランス人っていうのは、いろいろとクリエーティブ・創造的に考え、実行する民族です。東京の新宿や渋谷なんかに都庁のおんはからいで・・・こういう砂浜ができる日はいつか・・・パリ市はパリの街を自転車に乗って走ろう・・・という貸し自転車運動も何年か前から始めて・・・そういうイデー・考えかたを実行できる人々が住むパリは、おもしろいところです。さて、週末にパリ西南郊外に住むYさんに借りていた日本のテレビ録画ビデオカセットテープ・・・NHKスペシャルとか、なんでも鑑定団とか、世界不思議発見のクイズ番組とか、ためしてガッテンとか・・・これは毎月のようにYさんのお父さんが関西・大阪から送ってくるカセットテープで・・・フランス生まれの孫たちの日本語教育のために・・・返しに行った帰り道、ジャべルという地下鉄の駅で降りて、韓国食品・食材店にアニハセヨー・・・薄切りのお肉・・・日本式に薄くカットしてるお肉を売っている・・・豚の三枚肉と牛肉を一キロずつ、目の前で薄く切ってもらって・・・パリのアジア系食品・食材店でこの韓国のお店でしか、薄切り肉は売ってないのです。ドイツのフランクフルトやデッセルドルフは日本の商社駐在が多く、日本人家族が多く住んでいるため市場の肉屋さんで、気軽に・・・日本式薄切りお肉を買うことができる。フランスの肉屋でお肉を薄く切って・・・と言っても、意味がわからない。フランス人は中華思想・・・自分達が世界の中心だと思っているし、フランス人は食べることに保守的なので・・・フランス料理が世界一と思っているし、お百姓さんの農業国なのでおらが地方の料理が一番と思っている・・・そんなわけで、フランス人に薄切り肉の説明をしても・・・イメージ出来ず、どうしてビフテキ肉を薄く切って食べるのか・・・のチンプンカンプンの対話になってしまう。お肉はかたまり・・・のイメージが強く、それをコマギレになんて・・・と思っている。
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このお店はパリの西に位置していて、そんなにひんぱんには来ないので・・・韓国食品・食材店といえば・・・そう、キムチの2.5キロの漬物と韓国の麺・韓国ソーメン、そして、この間、フランステレビで放映していた韓国映画の一シーンにあったかいご飯に韓国の味付け海苔をおいしそうに食べていたのを思い出し・・・韓国味付け海苔を買った。夏といえば、サラダ菜に包んだ焼肉と辛辛のキムチと冷たいビール・・・そして、仕上げにこしのある韓国ソーメン・・・このキムチの漬物には二種類あって、緑のフタと赤いフタ・・・お店のお姉ちゃん・・・もちろん、韓国女性・・・に聞くと、緑のフタの方がオススメ・・・暑いパリの夏の夕べはキ・ム・チとビールです。アジア人に生まれて良かった。フランス人にキムチをススメルと、ギャーと叫んで大変です。それにしても韓国のハングル文字は、チンプンカンプンでジュ・ヌ・コンポン・パ・・・理解できない。
by h-hatano-art | 2010-07-20 07:14