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波多野均つれづれアート

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立秋にブッフ・アン・ドーブ、牛肉の赤ワイン煮込みを夏バテ対策に作ってみる・・・

八月の第一週目のパリとパリ近郊は、大変に涼しい毎日です。日中は太陽が出るのですが、雲が多く・・・晴れたり、曇ったり・・・夜になると強い雨をともなった雷が鳴ることもあります。
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窓を大きく開けて、雷が放電する様子を撮ろうとしたのですが、何回もうまくいかず・・・もっと、美しい放電があったのですが・・・タイミングがむつかしく、時間がかかるばかりで・・・もう、夏の終わりのような・・・そんなに暑ーい日はありません。・・・というわけで・・・ちょっと涼しく立秋にもなったので・・・ブッフ・アン・ドーブ、牛肉の赤ワイン煮をキュイジーヌ、作ってみました。作り方は、いたって簡単・・・赤ワインに・・・赤ワインならなんでもいいのです。今回は南仏のコルビエールの赤ワインで作りました・・・牛の肩肉または腱肉を一キロ、料理する前日に赤ワインにつけて・・・玉ネギ、人参、ニンニクも適当に切って、一緒に漬け冷蔵庫で保存・・・翌日、お肉を取り出し、ワインの水分をよくふいて、塩・コショウをし、小麦粉をつけてフライパンで焦げ目をつける。漬けていた赤ワイン+漬けていた野菜類を同じフライパンで沸騰するまで煮詰める・・・焦げ目をつけた牛肉を同じフライパンに合体させ、適度に小麦粉をパラパラとかけて、混ぜる・・・別に用意しておいた牛スープ・・・マギーの固形の牛スープのもとを500ccのお水で溶かしたものとトマト・コンサントレ、とまとペーストのこと・・・を一緒にフタのついた鉄製のナベに入れ、180度のオープンで三時間グツグツ・・・すると・・・次の写真のような牛肉の赤ワイン煮込みができます。途中でジャガイモを入れる・・・
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これが材料です。タマゴはゆで卵にしょうと思っていましたが・・・忘れてしまいました。エンゲル係数二百パーセントぐらい?・・・の料理でしょ。これで、夫婦二人分なのですが、ほとんど、私が食べまくる・・・奥様は納豆にお豆腐にお味噌汁に自家用ヌカ漬け愛好者なので・・・こういう、ギトギトした料理ものは、不服なのです。不満なのです。ですから、この牛肉赤ワイン煮込みは私オンリーのスペシャル・メニューなのです。・・・うしろから、奥様が・・・バーカってさけんでいます・・・
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右手のお皿は、揚げだしナスビの味噌煮+韓国のコチジャン入り・・・その上は、トマトとイタリアの水牛チーズ、モッツァレッラとニシンの燻製のサラダ・・・どこまでいっても、ジャパニーズですから、ご飯が必ず一緒です。ご愛嬌でキュウリの塩もみもございます。これで夏バテを乗り切ろう、さあ、食べようと・・・お昼のフランステレビのニュースで・・・英国・スコットランドで欧州初のクローン牛・・・遺伝子組み換え牛がハンバーグ用の肉としてイギリス国内で売られていたという食スキャンダルニュースがありました。・・・ヨーロッパ中が大騒ぎになった狂牛病、バッシュ・フォルから、ディゾン・アプレ、十年後のショッキングニュースです。狂牛病さわぎの発端はイギリス・・・今度もイギリスのクローン牛、遺伝子組み換えの牛肉流通でヨーロッパはふたたび大騒ぎになりそうです・・・遺伝子組み換えの食品問題・・・日本の立秋の超猛暑でボーとしていた頭が、急激に目がさめるようでしょ・・・そのうち、この問題は日本にも上陸します。お肉、大好きジャパニーズは要注意です。心の準備を、モラルの準備を・・・フランスでは遺伝子組み換え食品は、法律で全面禁止ですが・・・農家がひそかに害虫に強い、遺伝子組み換えトウモロコシを作っていると、エコロジスト・環境自然保護団体が押し寄せてトウモロコシ畑をめっちゃくちゃに・・・フランスの田舎、地方では、よく、警察が介入する事件になっています。
by h-hatano-art | 2010-08-07 06:38