人気ブログランキング | 話題のタグを見る

波多野均つれづれアート

hatanoart.exblog.jp
ブログトップ

ボジョレ・ヌーボーは、ジュ・ド・レザン、ブドウのジュースっていうのがフランス人の認識・・・

ショファージ・暖房をまだまだ、つけないって頑張って、今朝起きてみると、室内温度は十九度前後になっていました。そろそろ、省エネ対策解除で今夜あたりから、電気暖房をつけなければ・・・日中は、我慢してますが・・・フランスの新しいアパート群の消費エネルギーは、ぜーんぶ、電気設備・・・調理台も電気なので火力の強い、本格中華料理なんか作れません・・・が、それなりに作ってます。コトコト煮込むおばあちゃん料理中心の電気調理台です。・・・ガス爆発防止のために、新しいアパートにはガスが来ていないのです。以前は重油暖房でアパート全体を暖める館内異常暖房の暖かいアパートが多いものでしたが、各個人のアパート・部屋の温度調節が、ままならず・・・地下に大きなボイラーがあって重油を燃やして、熱エネルギーにし、各アパートにパイプで配り・・・真冬でも窓を開けっぱなし・・・常夏のアロハの部屋温度になったり、半そで、半パンで住人は生活していました。それはそれで、よろしいライフなのですが、世界的な省エネ運動、CO2を出さないように・・・そんなことではいけん・・・と、各自アパート、自己コントロールの暖房方法・電気暖房になったのです。それにしても、寒い。あまりにも寒くなったので、昨日はキムチ鍋を作ってたべました。日本人は、やはり鍋なのだーと、一緒に赤ワイン飲んでましたけれど・・・今日、11月の第三木曜日からボジョレ・ヌーボーの解禁です。フランスでは、日本のようにぜんぜーん、エキサイティングな話題にはなってません。ブルゴーニュ地方のボーヌを中心としたフランスの田舎の町や村のワイン祭り・・・新酒、赤ワインをガブガブ飲もうーぜ祭りなのです。季節のお初もの好きの日本人には、ケッコウ、このボジョレ・ヌーボーは受けてますが、フランスでは、ジュ・ド・レザン、ブドウのジュースっていうのが、一般の評価です。香りは高いのですが、コクがない・・・フランス各地には、おいしいワインがボクー・ボクー、いっぱいありますので、お子ちゃまランチのようなものです。日本民族の世界的な季節の初もの好きには、フランス人もびっくりです。外貨獲得輸出産業なので、日本は上客の国なのです。
ボジョレ・ヌーボーは、ジュ・ド・レザン、ブドウのジュースっていうのがフランス人の認識・・・_a0153141_1753411.jpg
ボジョレ・ヌーボーは、ジュ・ド・レザン、ブドウのジュースっていうのがフランス人の認識・・・_a0153141_17534811.jpg
パリのマドレーヌ広場近くのワイン専門店に行くと、こういう一杯グラス飲み各種ワインの自動販売マシーンがあったりするのです。デギュシィタシォン・試し飲み、ワイングラス一杯、3cl、1ユーロ・百十円前後から・・・このワイン専門店は、地下にフランス全土の赤白ワインが、これでもかーって並んで・・・ガラス張りの別室には、ブルゴーニュの赤ワインの王様・ロマネコンティとか、ボルドーの年代物グランワインとか、年代物クリスタルシャンパンとか・・・ワタシにとって、大変にエキサイティングな空間がございます。一度、お連れしたいものですねー。こういうカウンターで赤白ワインを試し飲んで、お話しをするっていうのも、なかなかに粋なものです。パリの人間ウォッチング・観察もしたりして・・・
by h-hatano-art | 2010-11-18 17:49