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波多野均つれづれアート

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フランスは、チャンピオン・ド・モンド、世界チャンピオン・・・ド・ぺシ二ズム、悲観主義的な国民か・・・

昨夜遅くから雨が降り始め、今日一日は雨の天気のパリとパリ南近郊です。外気温はアップし、朝で6℃前後、日中で11℃前後です。新年がコモンス・スタート、始まり・・・フランス人の最近のモラル意識は・・・フランステレビやFMラジオのニュースでは・・・チャンピオン・ド・モンド・・・ド・ぺシ二ズム、世界チャンピオンの悲観主義的な国民だと・・・の統計が放送されました。・・・リーマン・ショク、世界経済危機から始まったフランス社会経済への不安、ヨーロッパ統一通貨・ユーロと共に変化した物価上昇、不動産の家やアパート価格の値上がり、失業対策・雇用対策サービスの遅れ、生活保護家族の増加・・・なんとも暗ーい年明けニュースですが・・・反対に、楽観的な国は、中国、インド、ブラジルと・・・経済活性化が進行中の国々の人々が明るい希望に満ちた新年だ・・・と思っているそうです。何日も太陽の出ない冬の季節に、こういうニュースを聞くと落ち込みますが・・・冬の次は春が来る、必ず、春が来ると信じて、希望を持って生きることが大切です。昨日のブログの日本画家の巨匠、安田虎彦が小倉遊亀に言った言葉に・・・何年かかってもよいでしょう。・・・何年かかってもいいから、自分の夢を実現すること・・・何年かかってもいいから、日本経済の建て直しをする・・・そういう意気込みが、希望が、日本社会に住む、ひとりひとりに、ちょっとでもあれば、日本の景気低迷から脱出です。ひとりひとりがそういうふうに思わないと・・・誰かがやってくれるだろうじゃなくて、自分がやるっていう意気込みがひとりひとりに必要な時代です。日本の国が自分に何かをやってくれるのではなく、その国に住んでいるひとりひとりがご自分の立場で社会にサービス・貢献すること・・・経済活性化の意識革命の時代です。
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寒い冬のキュジーヌ・フランセ、フランス家庭料理・・・シャンピニオン・キノコとクージェットとアンディーブ・チコリの熱々グラタンの材料・・・ニンニクは好き好きで・・・
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アンディーブはフランスの北からベルギーのフランドル地方にかけて、冬野菜の定番です。生でサラダ風にしてもいいし、ちょっと、フライパンでソテ・焼いて、柔らかくなったアンディーブはおいしいものです。アンディーブのジャンボン・ハム巻きグラタンも有名です。日本ではチコリと呼ばれています。
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クージェットとは、ズッキーニのことです。シャンピニオン・ド・パリはマッシュルームのことです。このシャンピニオン・ド・パリは、パリ郊外の大昔の石切り場の洞窟で栽培されているもの・・・十八世紀・十九世紀のパリの建物には、このパリ郊外の花崗岩の採掘・石切り場からブロックにして建物の建材としたもの。そのあとの、採掘場がこのシャンピニオン栽培に使われていることから、シャンピニオン・ド・パリと呼ばれるようになったもの・・・こんなことを知って、クッキングすると楽しいものです。・・・食べやすいように、輪切りにする。
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バターと小麦粉と生クリームと牛乳でホワイトソースを作る・・・これは個人差がありますので、乱暴にざーと説明しますと、小鍋にバターを入れ、バターが溶けてきたところで、小麦粉を入れて、よくかきまぜること・・・小麦粉のパサパサがしっとりするまで、そして、少しずつ、牛乳を入れかき混ぜる、牛乳を入れかき混ぜる・・・最後に、生クリームを入れ、塩・コショウをする・・・木じゃくしに指で線をひいて、とろみがついたらOKです。これに、チキンスープストックも入れる方法もございますが、好き好きで・・・材料のクージェットとアンティーブは軽く、フライパンでソテ・油をひいて焼くこと・・・シャンピニオンは生のまんまで・・・
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なるべく大きなグラタン皿に、アンティーブ、クージェット、シャンピニオンという順番で重ね、上から・・・
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ホワイトソースをたっぷりかけオープンに・・・オープンは180度の温度でホワイトソースを作る段階でスイッチ・オンしておくこと・・・まだ、この段階では上からチーズはかけません。最初からチーズをかけておくと、チーズが固まってオコゲになってしまう・・・
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温めてあった180度の熱々オープンに入れ・・・三十分ぐらいで表面がグツグツなってきたところで、オープンから取り出し・・・
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とろけるチーズを上から、まんべんなく全体にかける・・・そして、再度、180度のオープンの中に入れ・・・こげめが全体についたところで完成・・・
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あー、長かった。熱々の冬のグラタン・・・大きなお皿にグラタンと炊きたてのご飯をもって、グラタンの上から、ちょこっと、お醤油をかけて食べるとおいしい・・・プチ・幸福の気分になれます。毎日の毎日のプチ・幸福を作って、大きな幸福に・・・ボナ・プティー、いただきまーす・・・
by h-hatano-art | 2011-01-06 17:22