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波多野均つれづれアート

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蒼蠅そうよう驥尾きびに附ふして・・・巨匠モネのしっぽにつかまって・・絵を描くことは化学すること・・・

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トゥジュール・ボー・トン、いつも晴天のパリとパリ南郊外の朝です。パリ南郊外のアパート群の公園の噴水は朝からお元気で・・・しっかりと噴水しています。小学校に登校前の女の子たちがこの噴水の中で遊んでる、道草してる・・・朝からエネルギー満タンの元気いっぱいです。キャッ・キャッといいながら、遊んでる・・・というような、パリ南郊外の五月の朝・・・とにもかくにも、アツーイ毎日・・・雨がちっとも降らないフランスです。フランスには日本の六月のようなジメジメ梅雨はありません。このまま、夏に突入するのだーと、テレビニュースのメテオ・天気予報では言ってましたが・・・ホンマカイナ・・・
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週末は、スーパーマーケットで買ってきた、骨付きブタ肉・・・2、3kgもあった・・・を食材にして、どんな料理を・・・これで、5ユーロ前後、六百円前後のお値段・・・この骨付きブタ肉ちゃんは、バーベキュー用の焼き肉食材なのですが・・・和風中華にして、肉ジャガもどきに・・・
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このように、ゾーリンゲンの肉切り包丁で切ってゆく・・・ドイツ・ゾーリンゲンの肉切り包丁は、よく切れます。ドイツのライン河そばの小さな町の金物屋に行った時に、セットで買ってきたもの・・・一生、使えるゾーリンゲン・・・西洋の包丁はお肉を切る時は、大変に便利なのですが、魚をさばくときには、やはり日本のデバ包丁が使いやすい・・・
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切り分けた骨付きブタ肉をまず、熱湯五分ぐらいで下煮・下ゆでし、アクを抜いておく・・・下煮した骨付きブタ肉は水道水・冷水でよく洗うようにする・・・
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一緒に煮込む食材は・・・タマゴ・ゆで卵にする、新ジャガイモ、玉ネギ・・・あとで、中華の缶詰のタケノコをドッキング・・・
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耐熱ガラス・ふたつきの大きな容器にまず、骨付き豚肉とお水とお醤油とミリンとマギーの固形スープ・ボライユ、トリ風味を入れて、180度のオープンで二時間から三時間ほど煮込む・・・お肉が柔らかくなった時点で、新ジャガ・玉ネギ・ゆで卵・タケノコを加えて、さらに、一時間・・・そうすると、おいしい肉じゃがの出来上がり・・・バゲットとでも、ご飯とでも、白・赤ワインと一緒でも、お召しあがりになると・・・大変に満足食事になります。自分なりに、干しシイタケや人参ゆインゲンを加えてもおいしい春の新ジャガ・骨付きブタ肉の煮込みフランス風・・・中華スパイスの八角を入れてもいい・・・
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フランスからのイート・食べる紹介だけだとマズイので、昨日に続き、アートの紹介も・・・このタブロー・絵も東日本大震災の時から、ずーと、描いていたものです。モネの絵を参考にしての・・・自分なりのレポンス・返答で・・・蒼蠅そうよう驥尾きびに附して・・・巨匠モネのしっぽにつかまって・・・デス・・・ソウヨウキビニフシテの意味は、五月四日付けのブログに詳しく・・・まだまだ、途中ですが・・・この上から、さらに色を重ねる・・・使ってる絵の具はレンブラント・・・日本で展覧会をすると、絵の具の発色がいいと、よく言われます。日本の油絵の色は、くすんでると・・・パレットの上で絵の具を混ぜる・・・絵の具の色というものは、いろいろな色を混ぜると黒っぽく、くすんでしまいます。光りの色は、その反対に重ねると白くなります。人間の目、網膜にどのようにして見えるのかという・・・絵を描くことは化学ですから・・・キャンバスの上がパレットだと意識して、なるべくキャンバスの上で色を混ぜる・重ねること・・・そうすると、発色がよくなります。日本画でも同じですが、いい材料の絵の具を使うこと・・・一流の日本画というものは、いい材料を使っていると、もう、その段階でその絵がホンモノかニセモノかが分かると言います。レンブラント製の油絵の具は、少々、お値段が高いのですが・・・チューブ一本でステーキが食べられる、上質のボルドー赤ワイン・シャトーものが一本、買える・・・いいものを使って、ホンモノ・ストライクゾーンど真ん中のストライクの絵を描く意気込みが大切です。フランスからの通信教育・絵画教室講座になってしまった・・・
by h-hatano-art | 2011-05-09 16:31