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波多野均つれづれアート

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サクランボの季節となりまして、女房からのリクエストでサクランボのクラフティを作ってみました・・・

雲ひとつないパリ南郊外の朝、太陽が今日も元気に上昇中・・・パリとパリ近郊の今日の最高温度予報は21℃なのですが、南向きのアパートの部屋・室内温度は25℃・・・日中になると27℃を越え、絵を描いていると夕方には頭の脳ミソが湯豆腐のようになって・・・ボーとしてきます。雨不足・雨が降らないフランス・・・南仏のニースや香水作りのバラやジャスミン畑のあるグラース、そして、ナポレオンの故郷コルシカ島あたりでは、集中豪雨・・・川の氾濫で住宅の床上浸水・・・フランス各地で一番雨が降らない・・・三月から、一滴も・・・雨が降らないのがブルターニュ地方・・・そう、クレープお菓子のブルターニュ、カラカラの乾燥地方になっているとか・・・この雨不足・日照り続きで、パリ南近郊や南仏地方では、大地がカラカラに乾燥し、多くの住宅の外壁にひび割れ現象が・・・こっちの建物はセメントブロックを簡単に重ねての住宅ばかりですから、大地がカラカラに乾燥すると・・・その影響でセメントブロックがずれるという・・・石の建物文化の弊害です。フランスにはめったに地震はありませんが、異常乾燥・雨不足・日照り続きでの・・・住宅の壁がひび割れるという災害・・・雨が降ってほしいフランス各地です。
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セリーズ・サクランボの季節となりました。ウチのサ・マジスティ、女王陛下が郊外線の駅前広場でお店をだしているアラブ系フランス人の八百屋スタンド・屋台のようなもの・・・で、サクランボを一キロほど買って・・・一キロで3ユーロ90サンチーム、450円前後・・・サクランボのクラフティを作ってほしいと・・・在仏50年近くのシルバー世代の日本婦人とお昼ご飯の約束をし、デザートのケーキで季節のサクランボのクラフティを持参したいのだと・・・ウチでは、全ての料理やデザートお菓子はワタクシめが作っております・・・話せば、ロング・イストワール、大変にお長いお話しになっちゃうのですが・・・渡仏して、間もないころ、ウチのサ・マジスティ、女王陛下がサーモン・鮭のクリームソースかけを夕食にお作りになって・・・そのクリームソースがしっとりと、フライパンでソテ・焼いたサーモン・鮭ちゃんにかからなくて・・・お水のように、シャバダバダーと流れてしまい・・・大笑いしたところ・・・これからは、オタクが料理をするようにと宣言され・・・女房が作った料理を笑ったりすると、こういうハメになりまっせー、世の亭主・男性諸君はくれぐれもアットンション・気をつけましょー・・・ですから、そのサーモンの切り身・ソテー、クリームソースのっけ事件以後、ウチのルール・お約束では、ワタシがお料理・お菓子作りの当番に・・・刑期の終わらない永久終身刑のようなものです・・・まっ、気分転換にお料理やお菓子を作って、食器洗いも全部・・・ミリテール・軍隊のようなものです。軍隊ではヤロー・オトコのこと・・・が全部をするでしょ、あれと同じ感覚で・・・くれぐれも、女房サマのお作りになった料理やお菓子・ケーキを笑っちゃうと、ワタシのようになります・・・女房サマへの失言はくれぐれも、そそうのないように・・・怒らすとコワイ・・・タタリじゃあーの人生でっせ・・・
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ジャジャーン・・・一時間もあれば、今季節のサクランボのクラフティの出来上がり・・・このレシピは今週末にでも、ご紹介しませう・・・簡単です。プリンの中にサクランボが入っているようなものだと、イメージ・想像していただければ・・・フランスの田舎ケーキですから、超カンターン、どなたでも作れます。今朝、これを持って、ウチのサ・マジスティ、女王陛下は仕事に行きました。お昼ご飯をそのフランス長滞在の日本人のひとり住まいのご婦人と一緒に・・・このサクランボのクラフティは、フランスFMラジオのヒップ・ホップ・ミュージック局から流れる、Nicki Minaj 、ニッキー・ミナージのSuper Bass 、スーパー・バスや、Jennifer Lopez 、ジェニファー・ロペスのI’m Into You 、アイム・イントゥ・ユーをパック・ミュージックにヒップ・ホップ感覚で作りました・・・ヒップ・ホップどすえー・・・YouTubeにアクセスすると、聞くことができます・・・
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南仏のプロバンス地方、エク・サン・プロバンスの町から近い・・・勝利の山、サント・ビクトワール、セザンヌが晩年にこのサント・ビクトワールの連作・シリーズを描きあげたことで、世界的に知られるようになった・・・今から四年前に、この地方に一週間ほど滞在して、描いたデッサンをもとにして・・・絵を描くのには、時間が必要です。自分の中で、ココロの中にワインカブ・ワインの貯蔵庫のように、何年も寝かしておいて・・・あるきっかけ、瞬間にそれが目覚めて・・・描き始めるという大変にビザー・ヘンテコな職業です。アメリカ映画のケビン・コスナー主演のフィールド・オブ・ドリームスという野球人生をテーマにしたシネマの中のセリフに・・・人生の節目となる瞬間は、自分では、それをわからない・・・とありましたが、自分の夢をかなえるためには・・・時間が必要です。夏の食べもの・・・トコロテンのように・・・アラ、いっちょう出来上がりー・・・と、すぐに夢がかなえばいいのですが・・・お時間が必要です。そして、その人生の節目となる瞬間は、その時にはわからないと・・・少しずつ、プティ・タ・プティ、少しずつ、前進あるのみです。サント・ビクトワール、勝利の山をめざして・・・プティ・タ・プティ、少しずつ、少しずつ・・・描き始めているフランス・パリ南郊外の六月です・・・
by h-hatano-art | 2011-06-09 16:40