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波多野均つれづれアート

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スーパー・ボー・トン、超お天気の良い日が続くパリ南郊外の朝散歩・・・

スーパー・ボー・トン、超お天気の良い日が、ゴーズ・オン、コンテュニィエ・続いている・・・フランス・ナウの流行話し言葉は、フランス語会話の中に、英語・米語をメランジェ・混ぜこぜにして使うこと、これがナウイんだそうです・・・グローバル化でフランス語も変化してきています・・・が、発音アクセントがフランス語発音なので、さきほどのスーパー・ボー・トンがスーぺー・ボー・トンになっちゃって・・・ボーとは良い・英語のグッド、トンとは時・英語のタイム・・・つまり、スーパー・グッド・タイムのことをフランス・ナウ人たちは、スーぺー・ボー・トンだと・・・今日も大変に良いお天気のパリとパリ南郊外の朝です。パリ南郊外線の駅前広場の一角に新アパート・マンションやレジダンスのことを、フランス人はアパートとよぶ・・・の建設看板が立ち、アジャンス・アパート売買の受付会場が・・・郊外線駅前広場に大きなアパートが建設される・・・フランスのアパート建設は、まず、居住者全員のお金・資金を集めてから、建設が始まるもので・・・つまり、アパートを購入希望のカップルは何年間かの・・・二十年間か二十五年間のクレジィ・ローンをアパート売買専門の銀行に組んでもらい・・・もちろん、お支払い能力がないと・・・お仕事がきちんとしていないと、銀行はお金を貸してくれません。つまり、銀行がアパート代の全額を支払って、毎月、家賃のようにクレジィ・ローンを組んで、何十年間でお支払いするというシステム、銀行に返却するシステム、そして、定年後ぐらいに自分のものになるというシステム・・・頭金というか、手付金というものが、まず必要でありまして・・・共稼ぎの若いフランスのカップルは親たちから借りているのが現状・・・だんだんとパリ南郊外も開発されて、変化してきています。
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ちょっと、ちょっと、ケ・ス・ク・セー、なんじゃらホイというような、展覧会ポスター・・・パリのど真ん中、シャンゼリゼ大通りの真ん中辺に位置するグラン・パレ、大宮殿の意味、パリ万国博の鉄骨とガラス作りの大展示会場だった・・・おとなのためのオモチャ展をやっています。アンティーク・オモチャのいろいろ・・・アンティークのフランス人形やバービーちゃん人形もございます。レディ・ガガの大好き、キティちゃんバージョンもございます。昔の昔のオモチャたちが一同に大集合の展覧会・・・ノスタルジィー・追憶、思い出のおもちゃ、捨てるのにはモッタイナイおもちゃたち・・・日本人のモッタイナイ・スピリッツや自然保護・植樹運動を世界的に広めたアフリカ婦人のマータイ女史が亡くなられました。自分の使命を果たして亡くなられたアフリカの一婦人は、夜空に輝く大きなエトワール・星になる・・・自分の思い出は、生涯大事に・・・モッタイナイ・スピリッツを日本人は、ジャメ・ウブリエ、決して忘れることなく・・・それは、日本の文化のひとつです・・・
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・・・イカにも、タコにも、これぞヨーロッパ・おフランスの文化・黄金の秋の展覧会どすえーの・・・イタリア・ルネサンス時代の画家、フラ・アンジェリコの展覧会・・・ジャク・マール・アンドレ美術館で開催中・・・ルミエール・光りのメートル・巨匠と副題がついています。じゃあ、ちょっと、イタリア美術・ルネサンス期のお勉強、プチ・ゼミナールをしませう。・・・アンジェリコとは、天使のような・・・という意味で、フラ・アンジェリコは天使のような画僧とよばれ、ヴァザーリの芸術家列伝には・・・フラ・アンジェリコは飾り気なく、聖者のように品行方正な人間だった・・・この世の喧騒を完全に遠ざけ、清純で聖者のような生活をおくり、貧しい人々を心から愛した。それゆえ今やその魂は天にあると思う。彼は休むことなく絵を描き続けたが、聖者を扱ったものしか描かなかった・・・修道僧たちの間でも怒ったためしがなく・・・友を諭すときでも穏やかな微笑を絶やすことがなかった・・・人々が言うには、フラ・アンジェリコは、お祈りをしてからでなければ絵筆を執ることがなかったという・・・イタリア・フィレンツェのサン・マルコ修道院、今では美術館・・・にある、受胎告知のフレスコ画は美しいものです。その大きなフレスコ画の前で、ずーと、立ち止まり見ていました。見ることは考えること、考えることはエモーション・感動が湧き起こること・・・たまには、こういう人類の文化・芸術遺産というべき、超ストライクゾーンの絵も見んにゃあイケンぜよ・・・
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イタリア・フィレンツェの街の紅い屋根・・・フィレンツェ市内は人々も多く、大変にゴチャゴチャとした中世時代の匂いを残している街です。イタリアーノ、イタリア人はフランス人と違ってラテンの血が100%民族なので・・・カンターレ、大声でイタリア・オペラの一節を歌ったり・・・モンジャーレ、絶え間ない食欲旺盛でパスタを食べたり、ワインを飲んだり・・・アモーレ、すぐ人を愛したり・好きになったり・・・とにかく、感情表現の豊かっていうか、激しいラテン系の人々です。とにかく自分が元気じゃあないと、ついて行けないような・・・太陽いっぱいの・・・街中に人々のしゃべくり声がエコー・こだましてるようなフィレンツェの街・・・だから、モナステール・修道院でのシランス・無言、沈黙の修行が必要だったのだと、深く実感できる街でもあります・・・関西系のお口からお生まれになったという、しゃべくりおばちゃんたちがいっぱいいるような街なのです・・・おばちゃんたち、デゾレー・ごめんなさーい・・・カンニンどすえーじゃあ、京都の舞妓さん言葉になっちゃう・・・関西弁・大阪弁のエクスキューズは、なんと言うのだろー・・・
by h-hatano-art | 2011-09-27 16:13