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波多野均つれづれアート

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プルミエ・グレーブ・アンセニュモン、学校教育関係者、公立・私立の学校の先生たちの最初のストライキ

ユン・ジョルネ・エスティバル、夏のような暑い一日・・・フランス全国の九月最後の週、デルニエ・スメンヌは、残暑お見舞い申しあげます・・・の暑い・暑い日々が続いております。とにかく暑い、夏の季節よりも暑い、パリ南郊外の南向きアパートの室内温度は27℃・・・昨日は新学期始まっての、プルミエ・グレーブ・アンセニュモン、最初の学校教育ストライキがありまして・・・公立・私立学校の教師・先生らのサンディカ・労働組合主導のストライキ・・・要求は職場改善やらクラスの少数化なんて言っておりますが、サラリー・給料の値上げ・・・教育とは全然関係ナイのに、それにご協力して、パリ南郊外線のサンディカ・労働組合・・・サンディカ・スッド、南労働組合というのが一番の過激派、すぐカーと瞬間湯沸かし器的に反応して、すぐグレーブ・ストライキして、郊外線利用客が困っても知らん顔・・・も間引き運転、フランス人はスポンタネ・チャランポラン、いい加減、自分勝手だと、ブログしましたが・・・本当にスポンタネ民族・・・なんでもいいのです。とにかくトラバーユ・働かないよう働かないように・・・公共サービスがこんなアリサマですから・・・これに同調して、あちこちのサンディカ・労働組合でグレーブ・ストライキを企画・実行する・・・サンディカ・労働組合の秘伝の刀、ドワ・ド・グレーブ、ストライキする権利を何回も使っちゃう・・・大昔・何年か前に、システム・D、デーというフランス社会緊急危機体制が発動されまして、全部のパリ行き交通網が労働組合のストライキでストップしたから・・・フランス陸軍・軍隊のホロ付きトラック・・・通常は兵隊たち輸送の・・・でお勤め人や学生たちを輸送するオペラション・大作戦がありまして・・・いやはや、はやいや、驚いたのなんなのって・・・フランスはそういう国でもあります。さてさて、秋・冬のパリ・コレが始まったーと、モード・ファッションオタクたちは騒いでおりますが・・・やっぱり、パリねー、これがパリなのよーと、大コーフンされておりまするが、一般のフランス人のラ・ビィ・コティディアンヌ、日常生活とは全然に関係のない外貨獲得のお祭りのようなもの・・・みーんな外国資本のお金持ちのセレブ連中がやってることだと、人種差別になりますからフランス人は黙っていますけれど・・・日本社会では公立の学校の先生が休校してまで、ストライキしないでしょ。昨日のフランスの子供たちは、自主的にお勉強・・・をしなかった子供が多く、遊んでいた・・・開いてる公立の学校もありましたが、サービス・ミニマム、最小限のサービスで子供たちを一日預かるだけ、授業ナシ・・・サービス・ミニマムですよ、サービス・ミニマム・・・大昔の旧ソ連のサービスみたい。最初にパリ行き飛行機は旧ソ連のアイロ・フロートでした。モスクワの空港でいったん、休憩というか、待ち時間というか、外貨獲得時間というものがございまして・・・ノドが乾いたのでジュースでも飲もうと思って、キオスク・売店の超太ったおばちゃんにジュースを注文しても、ニコリともしない、おつりは放り投げるし・・・なんじゃ、この国は、共産主義の労働者万歳の国はサービスも最低なのかと・・・リンゴジュースを飲んだので、そのジュースのコップが大ジョッキほどあったもので、必然的にピッピ・おしっこが・・・トイレに入ったら、オラララ・・・ドアなし、お隣りさんとの仕切りもない・・・サービス・ミニマム国家は非人間的であります・・・本当にフランス人がグレーブ・ストライキしなくなったら、フランス人ではないとジョーク・お笑いができる・・・ハァー、踊りおどるなーら、ちょいと、東京音頭ー、チョイチョイ・・・と、パリ行き郊外電車が全然、来ないパリ南郊外線ホームで手拍子して歌ってしまいました。昨日の午後は、エッフェル塔の近くにあるパリ日本文化会館での浮世絵の超有名絵師八人の浮世絵150点の大展覧会・初日の招待状が送られてきて、パリ行き郊外線電車を待っていたもの・・・フランス日常生活は何ごとも忍耐あるのみデス・・・
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パリのど真ん中、シャトレ・レアル地区にあるポンピドー近代・現代美術館の今秋の大展覧会は、北欧・ノルウェーの画家、ムンクの大展覧会ポスター・・・ムンクは若いときにパリに住み、絵を描いていたから、フランス人は・・・ムンクはパリ・フランスが育てたのだと・・・言っている。もし、ワタシが有名になっちゃったら・・・そういうことはナイと思いますけれども・・・ハタノはパリ・フランスが育てたのだと・・・そういうところがフランス人のおもしろいところ・おもしろさです。開催始まったパリ・コレの各デザイナーでも全部と言っていいほど、デザイナーはエトランジェ・外国人が多い・・・フランス人のデザイナーで元気なのはゴーチェだけ、クリスティアン・ラクロワは元気ないし、ソニア・リキエルはハリポタ映画に登場しそうな魔法使い的おばあちゃんになってしまったし・・・ムンクに関するプチ・ゼミナール・・・北欧の画家、ムンクには有名な絵、叫び・・・日が沈んだ。雲が血に赤く染まった。ぼくは自然を貫く叫びを感じたと、ノートに書きこみ、さらに・・・こんな絵が描けるのは狂人だけだ・・・さらに有名な絵、思春期・・・少女がベッドに座って、こっちを見つめている絵・・・ワタシが好きなムンクの絵は、星月夜という精神的危機を乗り越え、オスロ郊外で描いた自然・心象風景画・・・死の瞬間まで絵筆をとり、絵を描き続けたというムンクは夜空に輝くエトワール・星になったと・・・人生は人それぞれ、幸福・不幸の連続ドラマですが・・・最後に幸福をつかめば、最後に幸福の境涯を味わえば・・・勝利の、ヴィクトワールの人生なのだと・・・いかなる苦難が続くとも、最後に勝利することが大切なのだと・・・ムンクは教えてくれます・・・
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・・・雲海の上は太陽が力強く光り輝いています。どんなことがあっても、悲しいことや苦しいことや・・・寂しくなったとしても、ずーと、その状態が永遠に続くわけではありません。雨降りの日もあります、風の強い日もあります・・・だからこそ、本のページをめくるように、次のページはどうなるのだろーというのが人生ドラマです・・・大変な状況、悲しみや苦しみや寂しさを経験した人ほど、本当の幸福の喜びが強いもの・・・人生、最後の最後に自分なりのビクトワール・勝利をすればいいのです。試されているのだと、思って・・・どんなことにでも感動する・感動できる自分に・・・一杯の湯のみのお茶にも、そよ吹く風にも、ホームで電車を待ってる時でも、道を歩いてる時でも・・・感動する・感動できる自分である毎日を・・・人間の文化とか、芸術とかは、そういう日常的なささいなことの積み重ね・結晶です・・・アベック・コラージュ、勇気を持って・・・
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知り合いの家の庭に実をつけたイチヂクをもらって、イチヂクのタルトを作り・焼きました。イチヂクの下には、リンゴのコンポート・砂糖煮がひいてあります。イチヂクの上から、スークル・お砂糖を軽く全体にかけて、180度のオープンで三十分から四十分ばかり焼くと・・・ア・ラ・メゾン、自家製のイチヂク・タルトの出来上がり・・・タルト地はタルト・ブリゼです・・・お菓子・ケーキ作ってる人なら、もちろんおわかりでしょ・・・近所に住んでたら、アンポルテ・持って行ってあげるのに・・・ドマージュ・残念・・・
by h-hatano-art | 2011-09-28 16:32