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波多野均つれづれアート

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フランスは最後のアッシャ・ド・ノエル、クリスマス買い物ラッシュに突入ー・・・もののけにつかれている

今週末がノエル・クリスマスなので、ノエル・カドー、クリスマス・プレゼントの買い物ラッシュのフランスです。昨夜はみぞれまじりの冷たい雨が夕方から夜遅くすぎまで降っていましたが・・・雪降りコンコンにはならず、今朝のパリ南郊外は、暖かい朝散歩でありました。人間の身体というものは、朝起きて三時間程度の時がたたないと、完全に全細胞がレベイエ・目を覚まさないと医学的にされていますので、朝の九時からトラバーユを開始しようと思ったら、朝の六時前にはレベイエ・目を覚まさないといけません。六時前の目覚めは、深海のお魚ちゃんのようにボーとしていますが、プティ・デジュネ、朝食の用意をして、インターネット回線のNHKの海外向けニュースをつけて・・・浮遊していた魂が身体にバックするように、朝食しながら・・・ジャムも塗らない食パントースト一枚と、砂糖を入れないリプトンのインスタント紅茶と、酸っぱいフランスの田舎のリンゴを食べる朝食をしながら・・・英語版のニュースを見て・・・やっと、目が覚めると、しかし、まだまだ、身体全体の細胞は半ボケ状態ですから、お外用の服装をして朝散歩となるのであります。寒いのと、早足歩き・新鮮空気を吸い吸いなので脳細胞も活発に・・・時どき、知ってる近所のイヌ散歩のフランス人たちと朝の挨拶をして・・・フランス人っていうのは、朝の挨拶でも最低五分間はおしゃべりが始まりますから、おつきあいしないといけない・・・そうやって、なんやかんやで、脳と身体がパーフェクトモン・完全におメメが覚めるという・・・そういうための朝のセレモニー・儀式なのであります。コーリャン・ノード、北朝鮮のニュースはフランスでもトップ扱いで、新聞・テレビ・ラジオ等々で報道され・・・経験も自分の派閥・チームのない後継者に国の舵取りが出来るのかとか、緊張の朝鮮半島でアトミック・ボンブ、原子爆弾のボタンを押すことはないという保証はあるのかとか、世界で最後の共産主義軍事国家にデモクラシー・民主化の可能性はあるのかと・・・フランス語表現では、日本のことはペイ・ド・ソレイユ・ルボン、日イズル国だとされ、コーリャン・韓国はペイ・ド・カルム、平安な・静寂な国だと・・・されていますが、朝鮮半島にカルム・落ち着いた平安な日がやってくるのはいつなのかと・・・どうであれ、北朝鮮の一般市民の人々もシトワイヤン・ド・モンド、世界市民の一員として、共存できる最良の道を歩かれることを遠くフランスから願い・祈っています。平和とは、ひとりひとりが心から思い・願わないと、平和にはならない・・・偏見や差別の心をなくして、北朝鮮のひとりひとりの庶民のために、朝鮮半島の安穏を私達ひとりひとりが心から思い・願う、トゥルネ・ド・パージュ、人間の歴史のページをめくる時です・・・人の不幸の上に、ジャメ・ジャメ、決して決して、自分の幸福・喜びはないという時代です・・・
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フランス人がノエル・カドー、クリスマス・プレゼントにもらって、うれしーいもの、ナンバー・ツウは、ショコラの詰め合わせ・・・この写真は、パリ・マドレーヌ広場のフォーション本店のノエル・クリスマス用デコ・お飾り・・・ビィヤン・シュール、もちろん、ショコラは不動のポジィション・位置にありますが、最近はマカロンちゃんが人気急上昇してきまして、これはフォーションのマカロン・ピラミッド・・・フランス料理・お菓子用語に、ピエス・モンテ、ひとつひとつのものをつみ重ねるというもの、プレゼンテーション・紹介する積み木の様式・・・ものがありまして、このマカロン・ピラミッドはフランス料理伝統のピエス・モンテ、マカロンを積み重ねたもの、これはフランス・ナウの流行です・・・いろいろとフランス人お菓子職人・パティシエはお勉強しています。このピエス・モンテはフランス料理・お菓子の歴史の温故知新おんこちしん・・・古きをたずねて新しきを知る・・・ものですから、昔の昔のやり方のリメークなのであります。なにごとも、フランスお菓子・道もプロフォンド・深いものであります。フランス社会では、キュイジヌエ・料理人もパティシェ・お菓子職人もアーティストとよばれています。基本的な料理・お菓子作りに自分なりの味付け・飾りつけをすること・・・シニエ・サイン、署名するといいますが、お皿の上に自分なりのシニエ・サイン、署名をする人、自身をもって・責任をもってサインできる人がアーティストなのだと・・・われわれ絵描きが絵の片隅にシニエ・サイン、署名するようなものです・・・アーティストのしっぽではありますが・・・
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フランス人夫婦ものをウィーク・エンド、週末の食事によぶと、こんなマカロンの詰め合わせを手土産に持ってきたり・・・そのマダムの自分のお気に入りのお店のマカロンちゃんたち・・・昔からありましたが、ずーと、日本の最中・モナカのようなものと思っておりました・・・マカロンちゃん、ごめんねー・・・マカロンちゃんの歴史は、ルイ王朝時代にフランスから遠くのオーストリアのウイーンから結婚式のためにパリにやってきたマリー・アントワネットのお付きの料理人・お菓子職人がウイーンのシャレたお菓子を持って来たことから始まっていると・・・マカロンはマリー・アントワネットに始まっているというお菓子なのであります。そういえば、なんとなく、可憐で少女のような純真なイメージのマカロンちゃん・・・マカロン作りで有名なピエール・エルメのお店には、抹茶マカロンとかオリーブマカロンとか・・・進化したマカロンちゃんたちも誕生しています・・・
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こんなトリュフ・ド・ショコラ・・・あの黒いトリュフが入ってるわけではありません。トリュフの形のカカオ量の高いショコラ・・・多分、カロリー量も非常に高いショコラ・・・こんなのを午後のお茶タイムにバリバリ食べちゃうと・・・夜は確実に歯が痛くなるという正しい原因・結果のショコラとマカロンちゃん・・・食べる前に今日は何個食べるんだーと決めないと・・・マンマ・ミイアーになるという、おいしすぎショコラ&マカロンちゃんたち・・・この冬季節のノエル・クリスマスの時にフランス人たちが、飽くなきお食べになるショコラとマカロンちゃん・・・さあ、いよいよ、ノエル・クリスマスが近づいて、ウチにもフランス人家庭からの24日夜のノエル・クリスマス食事のお呼びがありました・・・今日の午後は、その家族たちへのカドー・プレゼント買い物です・・・自分んちの86歳のパパやタント・伯母さん・・・タタと言うのが親戚のオバサンの愛称・弟夫婦や息子夫婦+ベベ・赤ちゃんなどなどの十人前後集まるというので・・・大変なガスピエ・出費のオララー・・・のノエル・クリスマスなのであります・・・お座敷がかかるのはいいんだけれども・・・男性には赤ワイン、女性にはショコラ・・・ぐらいが絵描きのノエル・クリスマスプレゼントの分相応なのであります。これもあれもフランス社会のフランス人とのお付き合い・・・ノエル・クリスマス前夜の夜食事会には、家族以外はよばない・よばれないのがフツーなのですが、われわれ絵描き・日本人の変人奇人夫婦はフツーではないので、フランス人家族のメンバーの一員としてお参加なのであります・・・油絵の具のついたズボンなんかはいていけないし、コスチューム・服装も革靴も・・・本当はゲタとか雪駄で行きたい・・・ノエル・クリスマスバージョンにしないといけないし、エルメスの香水もバンバンにつけて・・・なかなかに面倒くさい夜食事なのであります・・・まあ、フランス人家庭にノエル・クリスマスのお芝居・演劇をしに行くようなものです・・・家族のこの一年間の失敗や反省お話しを聞いてあげて、そして、新年への決意・・・30歳すぎた、ひとり娘の来年こそは、いい人と出会って結婚したーい・・・の決意発表なんかもあったりして・・・喜劇フレンチ・シネマのようなノエル・クリスマスの前夜祭なのであります・・・
by h-hatano-art | 2011-12-20 17:26