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波多野均つれづれアート

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フランス・パリ南郊外からのd’ART d’ART、ダアール・ダアール・早口だとダァー・ダァー・・・

四月始めのパリとバリ近郊・郊外は、ようやく、例年通りのメテオ・お天気季節になりまして・・・朝で5℃前後、日中最高気温は17℃、朝から晴れてますが、少々、肌寒い・・・先週のフランスは気持ちの悪いくらいの暖かさ・暑さでありました。パリと日本の北海道の緯度は同じですから、北海道の四月をイメージされるとわかりやすいかも・・・一時間早まったサマー・タイムもようやく身体にアダプテ・対応してきて、なぜか、今日は四時に起きてしまいました・・・マンマ・ミイアー、アット驚くタメゴロー・・・昭和時代のテレビ・ギャグ・・・の朝でした。新聞少年のバイトが出来ちゃう、コンビニの早朝勤務も出来ちゃう・・・フランスのパン屋さんやお菓子屋さんは、大体、朝の三時からトラバーユ開始、六時にはお店がオープンしますので、焼きたてのバゲットやクロッサンを買う近所の常連客もいるし、カフェも六時からオープンです。朝のカフェは寝ぼけまなこの出勤前のおじさんたちでいっぱい・・・濃いコーヒーに角砂糖三個四個ほうりこんで血糖値上昇・・・そういうカフェを飲んでクロワッサンを食べて常連客とサッカーおしゃべりして目をさますというもの・・・フランスの海の向こうの島国、ユナイティド・キングダム、UK・イギリスのアングロ・サクソンズのブレックファースト、バター・トーストにベーコンに焼きソーセージ、目玉焼きかスクランブル・エッグ、オレンヂジュースとミルク・ティ、紅茶の・・・朝から、こんなものいっぱいを食べるなんておぞましいーとフランス人が思っているアングレ・イギリス式朝食・・・オランダのアムステルダムにゴッホの絵・国立ゴッホ美術館・・・を見に行ったときの町のホテルのオランダ式朝食は朝からハムやサラミがどっさり、さらに、オランダ・チーズも何種類もこれでもかーっていう風に・・・一体、この人たちはどうなっているのかと、お昼のサンド用にアンポルテ・お持ち帰りできるよう・・・ヨーロッパ共同体と言っても、各国それぞれに朝食から違っている・・・その違いがそれぞれの国の文化・習慣・伝統になっている・・・だからこそ、違っていることがおもしろい・・・同じだとちっともおもしろくなーい・・・一時帰国して日本の田舎の実家にもどると、朝食に熱熱のご飯にワカメの味噌汁、アジの干物を焼いたのか塩サケの焼いたの、漬物、梅干・・・朝からのオートレ・モンド、アザー・ワールド、違う世界にとまどってしまいます・・・だからこそ、世界はおもしろい・・・
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フランス十九世紀の画家、印象派の元祖・本家本元のモネの絵、リンゴの枝・・・モネはご存知のように視覚・見えるさまを筆のタッチで描いた、光りの瞬間瞬間の変化をキャンバスに永遠に閉じ込めるようにして描いた・・・セザンヌはモネのことを、モネの目はただの目だけれども、モネの目は・ものの見方はすばらしいと・・・リンゴの枝の葉一枚一枚に、光りの天使が踊っているさま・光りの変化を描くモネの目はすばらしいものです。そのモネの絵を模写して・・・
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・・・これは、絵描きのお勉強の絵です。モネの気持ち・モネのものの見方を自分なりに勉強するという・・・ワタシの勉強・学習の中に、マチエール・ごつごつした肌合いという油絵独特のものがありまして、そのマチエールを自分なりにつかむ勉強模写なのです。模写なんて、学生の時にやればいいじゃんと思われますが、生涯勉強の絵描きの世界はこういうこともやらねばネバネバなのです。絵描き言葉で言うと、シュミチエール・墓地、墓場へ行く瞬間まで絵を描き続けることが絵描きのトラバーユでありますので・・・他にも、ドラクロワのブーケ・花束とか、ルーベンスの倒れた森の木だとかの模写をしたり・・・色彩の魔術師ドラクロワになったつもり、バロック絵画最大の巨匠のルーベンスになったつもりで・・・
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パリの西方面、十六区にあるマルモッタン・モネ美術館・・・印象派という言葉を生んだモネの「日の出」の絵があることで世界的に有名な美術館では・・・印象派の女流画家、ベルト・モリゾの絵画展が開催されています。この時代にフランス社会で女性の画家なんて、アンコワイヤーブル・信じられないことでありました。同じ人間なのに・・・男女同権のフランス社会ですが、まだまだ、エガリテ・平等ではない、セックス・性が違うということでの差別・・・女はひっこんでろーと、すごい昭和時代の差別言葉がありましたが・・・男はひっこんでろーという風にならないようにアットンション・注意する、気をつけましょう・・・ね・・・二十一世紀の時代だからね・・・フェミナ・女性という不思議な対象がいなければ、絵画も文学も音楽も映画も・・・さまざまな人間文化は生まれていない・・・フェミナ・女性サマサマであります・・・なんか、世界の女性たちにポマード・ゴマスリをしてるみたいかー・・・フレンチFMラジオからは、ニキ・ミナージのスター・シップス・・・Nicki Minaj-Star Ships(Official Music Video)が流れています・・・クウィーン・オブ・ヒップ&ポップ歌手と言われているニキ・ミナージュ・・・こういうパンプリン・ミュージックが好きなのでありまして、アザー・ワールドの気分転換になる・・・
by h-hatano-art | 2012-04-02 15:47