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波多野均つれづれアート

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CANICLE・カニキュール、サハラ砂漠からの熱風気流で超猛暑がやって来たフランス全土・・・

朝からソレイユ・太陽の光りいっぱいのパリとパリ南郊外・・・フランス南西部の六県に猛暑注意報、そして、39県にお水使用制限注意・・・庭の水やりとか、プールの水溜めとか、クルマの洗車はひかえるように・・・地球環境の異変が起きているヨーロッパ・・・北アフリカのサハラ砂漠からの熱風気流が上昇し、フランス全域に・・・昨夜のパリ南郊外のアパートの部屋は27℃、もう、こうなると、フランス人たちは窓を開けっ放しにして裸でクッシェする・寝てしまう習慣なので、原因・結果で明け方になると・・・うへぇー・寒みぃー・ファークションと夏風邪をひいてしまう、そういうフランス人たちと会うと、挨拶に握手したり、婦人たちには両ホホにビズ・キッスしなければならないので、確実に夏風邪ビールスをいただくことになり、昨日あたりまでアニマル・ハタノと言われているワタクシも不覚にも夏風邪をひいてボーとしていました。夏風邪でボーとしていても、絵は描かなくてはならないので大変な夏のトラバーユ・・・お水代わりに熱い紅茶をマグ・カップで三杯ぐらいガブガブ飲んで風邪ビールスを追い出していました。フランス人たちとつきあうと、絶対に風邪をひいてしまうのが、フランス生活の難点です。いよいよ、今日あたりからイスラーム系フランス人たちのラマダーン・断食月の終わり・・・アラブ系のお店に行くと、男子店員が空腹で殺気だっている・・・宗教・信仰も時代と共に変化しなければ、宗教原理運動になって、宗教・信仰の極右翼化になる・・・二十一世紀の時代に宗教的な戒律・契約宗教はほどほどにしないと時代おくれになってしまう・・・特に、男女平等意識から遠いものになってしまう。女性は決して、男の持ち物ではナイということをイスラームの男たちは考えるべき・・・昭和時代にありましたよねー、女性が意見を言うと・・・オンナはすっこんでろーっていうマッチョ的な日本男言葉が・・・今、言ったら、きっと、サロー・バーカ、オトコはすっこんでろーと反論・総攻撃されるだろうー・・・そういう意識改革・気持ち革命が大切です。差別がないとは、男女平等のこと、人種・民族が平等のこと・・・なにがあっても、エガリテ・平等の精神で・・・日本列島は中国と韓国との小島・領土事件で紛動されていますが、魔が来たれば善起こると・・・ネガティブをポジィティブにするのが人間というもの・・・これを変毒為薬・へんどくいやく、毒を変じて薬となす・・・と、司馬遼太郎でしたか、アジアの中で明治維新を経験したのは日本だけだと、その変化の苦しみを知っている・学習しているのは日本人・日本民族だけだと・・・国内クーデターで日本人同士が維新回天のために戦って、亡くなったのですから・・・身はたとえ、武蔵の野辺に朽ちぬとも、留め置かまし大和魂・吉田松陰・・・歴史の目から見たら、こんなことはハナクソみたいなこと・・・未来のアジアの子供たちが仲良くすること、それは、未来の世界の子供たちが仲良くすること・・・アノヤロー・コノヤローって言って、興奮してしまえば魔の思うつぼ・・・ガルデ・ド・テット・フォア、頭を冷やして、冷静になること・・・怒りの生命は、全てを破壊する働きにつながる・・・日本人はクールで行きましょ、スマートでいきましょ、どんなことがあっても礼儀・節度を持って・・・それが日本人の誇り・日本スピリット・留め置かましの魂しいです・・・
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パリ北郊外にあるエルモンの町に、アーティスト専用のアトリエとアパートがある・・・ある銅版画家のアトリエ・・・フランスはこうやって文化・アートを創る人・アーティストを守る・援助しています・・・それがその国の文化力・アート力というものです・・・アーティストに限って、安い家賃で貸してくれる・・・
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フランス社会の銅版画世界では、名前を知られている銅版画家の野口明美さん・・・一年に数回しか会うことがないが、大変に自然体で気持ちのいい人・・・銅版画家に徹しているアーティスト・・・よく、いるでしょ、イカにもタコにもワタシはアーティストでござーいっていう変テコな人間が・・・話してみると、コイツ、本も読んでない、社会の変化も何にも知らないシロウトが・・・野口さんはパリのメトロ・地下鉄シリーズの銅版画連作シリーズで有名、パリ市内のパリ市立カルナヴァレ美術館で展覧会もやったことがある・・・今は、骨董屋で見つけた年代物の銀スプーンをデッサンして、それを銅版画にしている・・・パリ市内にあるヘイターの銅版画研究所・アトリエで週に何回か教えて・指導している・・・最近はモロッコ政府・文化局の要請で毎年、一ヶ月間、モロッコの地方都市に行き、銅版画を教えている・・・という、立派な在仏日本人アーティストなのであります・・・野口さんのアトリエにはフレンチFMラジオの二十四時間ジャズが低く流れています。アルコールがダメなので、野口さんがお気に入りのカフェが食前酒の代わり・・・パリの老舗のカフェ兼コーヒー豆を売るお店で日本の俳優の高倉健さんに会い、サインをもらったとか・・・
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・・・マダム・野口、昔からこのカップル・ご夫婦はよく知っていて、この野口さんの奥さんは、カーテン生地でチョッキを作ったりの創造性豊かな婦人・・・今は、在仏日本大使館の受付勤務で働いている・・・フランスで生活・生きていくのは大変なのです・・・六月に長女夫婦にべべ・赤ん坊が生まれて、野口夫婦はおじいちゃん・おばあちゃんになってしまった・・・べべ・赤ちゃんは女子で、名前は直子・アリスちゃんというのだそうだ・・・この子が二十歳になるまで、野口夫婦はしっかり生きなくてはならない・・・将来、孫娘を版画を刷る時の助手にすればいいじゃんと、気楽に言ったら・・・それも、いいね。孫娘が手伝ってくれて・・・
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銅版画家のアトリエだから、このように銅版画の刷り機がある・・・ここで作品を刷る・作るもの・・・アルチザン・職人魂とアーティスト魂の二つの要素を持っているのが銅版画家です・・・
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野口亭の白ネコちゃん・・・以前、アパートの上の階に住んでいたアーティストの持ちネコだったのだが、引越しの時に、このネコちゃんは、ここを動きたくないとレジステ・抵抗し・・・結局、野口さんちで飼うことになった白ネコ・・・それほど、ネコちゃんからも好かれている野口夫婦でーす・・・アトリエ内にも我がもの顔でスイスイ・・・この白猫ちゃんが野口夫婦を守っているもの・・・かもね・・・
by h-hatano-art | 2012-08-17 16:35