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波多野均つれづれアート

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九月のプルミエ・ウィーク・エンド、最初の週末・・・いろいろなおバーカ話題のフランス模様・・・

フランス全国、パリとパリ南郊外はエスティバル・夏のような晴天が続いている九月のプルミエ・ウィーク・エンド、最初の週末・・・朝夕は上着が必要でありますが、日中は半パンでよろすーいというお天気・・・今朝の散歩帰りに、同じアパートの四階のファミリー、父親と娘&息子に出会い・・・八年前にこのパリ南郊外の新築アパートに引っ越してきた時には、上の娘がまだべべ・赤ん坊だった・・・それが、いつのまにか、グロンディ・成長して、二人の子供は近くの小学校に、父親が学校まで一緒に連れて行く役目・・・小さい時に、エトランジェ・外国人・・・ワタシのこと・・・を知っておくと、それが免疫になって学習され、大人になって外国人嫌いにならないもの・・・ジャポネ・ジャポネ、日本人って、日本人って、想像できないけれども、身近に知っていると・・・あー、あー、あのオジサンのジャポネねって・・・親しみが近くなる。日本列島のお隣りの半島の国々やその向こうの大陸の国は、地理的には近くて、親近感は遠いとされていますが、子供たちにはお隣りの国々、アジアの国々の人々をもっと身近に感じる免疫・学習をすることが大切です。そのフレンチ・プチ・ザンファン、小さな子供たちに朝の挨拶をして・・・ボン・ジョルネー、よい一日をと声をかけ合うことが大切です。二十一世紀は、シトワイヤン・ド・モンド、世界市民の時代・・・子供たちにはそういう意識学習が大切です。さてさて、新しい年、新学年、仕事初めのフランス社会の週末のおバーカ話題は・・・その①、フランス人は立派な、お墨付きのインター・ネット中毒症候群とも言っていいほどのネット交信・スマートフォンが盛んですが・・・とうとうと言うか、ついにと言うか、ネット上で生後六ヶ月のべべちゃん・赤ん坊を売りますの個人アナウンス・お知らせメッセージが・・・二・三日前にブログしましたけれども、いかーに、フランス人のモラール・道徳・倫理観が低下している、ないかという証拠が・・・フランス社会はアダプテ・もらい子システムというのがありますが、それをビジネスにするという・・・欧州経済クライシス・危機の時代、みんなお金がないってことはわかりますが、フランスの若い夫婦ものが、こんな個人アナウンス・お知らせをネットで流すとは・・・オララー・・・これってブラック・ユーモアみたいで、後味の悪いものですが・・・その②、南仏のニースのお隣りにあるカーニュの町では・・・じゃーん、自転車ビテス・スピード違反に罰金が・・・自転車でスピード十キロメートルを越えると、35ユーロ、三千五百円前後の罰金・・・イディオ・なんて愚かなスピード取締りだとか、税金盗りだとか・・・地中海沿いの南仏の町々は海岸散歩道っていうのが、どこの町にもありまして・・・例えば、ニースのプロムナード・アングレ、イギリス人の散歩道なんかは、海沿いの気持ちのいい散歩道なのでありまして・・・カーニュの町の海沿いの散歩道では、自転車による事故・人間との接触事故が多いからと・・・こんな結果になってしまって・・・自転車に専用時速メーターをつけないといけんいけんと、自転車愛好人間たちはボヤいている・・・笑っちゃうでしょ。笑いのある週末を・・・フランスの自転車競技のトゥール・ド・フランス、フランス一周自転車競技では、平均時速六十から七十キロのビテス・スピードでびゅんびゅん自転車が走っている・・・時速十キロ以内なんて、べべ・赤ん坊の乗る・・・べべはまだ乗るのは無理なのか、幼児が乗る三輪車のようなスピード・・・バブバブ・・・
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週末オススメのブルゴーニュ地方のヴァン・ブロン、白ワイン・・・アリゴテ、同じブルゴーニュ地方の白ワイン・シャブリの値段が高くなったので、フレンチ・メック、男どもたちは、このアリゴテを飲んでいる。これで一本4ユーロ、四百円前後の値段、食事の準備・食事を作る時に、この白ワインを飲むとおいしい・・・食前酒のようなもの・・・ウチでは、ワタシが料理をするからね・・・エッサンス・ガソリンが必要なのでありまーす・・・しかし、ワイン・グラス一杯飲みにしないと・・・なんか、今日の料理って、いい加減、気合がはいっていなーいわねって文句がでる・・・
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これが、昨日ブログからの続きのエドワード・ホッパーの画集、ウチの女王陛下がニューヨークに行ったときに買ってきた画集カタログ・・・フランス・パリではあまり見かけない・・・
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サンディ・日曜日という題のホッパーの絵、1926年、ワシントン・フィリップ・コレクション・・・ホッパーの絵は、このような建物・風景の中に人間がいる・・・その時代のアメリカ社会を感じることができる・・・第一次世界大戦後の世界的なインフレ時代、不安時代の今のような経済危機時代・・・今と同じじゃんと、全然、変わっていないと・・・だから、今年の秋のパリの目玉展覧会にホッパーの絵を持ってきたのかも・・・パリの文化・アート展覧会はその時代を反映する、先取りするという自負心がフランス人にはあるから・・・ひとつの文化・アート展覧会メッセージなのであります・・・日本の学芸員諸君も、世界の変化変化を知って、その時代の先取り展覧会企画を考え・実現するように・・・多くの人々は、何を望んでいるのか・・・キューレーター・学芸員の使命なのでありますよ、これって・・・このインフレ時代・不安時代のトンネルから、世界は資本主義安定という経済復興をするのではありますが・・・二十一世紀の世界の経済復興とは・・・それを問いかけているかのようなホッパーの絵・・・
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サマー・タイムという題の1943年のホッパーの絵、第二次世界大戦・連合軍によるノルマンディ上陸作戦の前の年の絵、戦争時代のアメリカ市民の平和を願うかのようなタブロー・絵・・・文化・アートというものは、その時代その時代の風のようなものです。その時代の雰囲気を一瞬に描きとめる、キャンバスに封じ込める・・・それがアートというもの・・・生きている時代と文化・アートをするということは、同じものなのです・・・絵を見るということは、絵を読むということ、その時代を見る・読むということ・・・週末にあんまし、ムツカシイお話しをするのはヤボですから、まぁ、今秋のパリの文化・アートはそんなことをやっているのだと心に留め置いて下さい・・・じゃあ、ボン・ウィーク・エンド、よい週末を・・・今日のパリ南郊外のお昼ご飯はマーボー豆腐を作りますが、マーボー豆腐もビビンバもモリモリ食べてあげましょう・・・わかんなーい、何言ってるのかって・・・アジアのお隣りの人々と仲良くってことです・・・どんなことがあっても、時代は刻々と変化するものだから、今の状態がずーとは続かないもの・・・健康第一・無事故の週末を・・・チャオ・チャオー・・・
by h-hatano-art | 2012-09-07 16:35