人気ブログランキング | 話題のタグを見る

波多野均つれづれアート

hatanoart.exblog.jp
ブログトップ

ノーベル文学賞発表のフランスの朝、ムラカミ・ムラカミとフレンチ・メディアは言ってます・・・

もう、十日間もソレイユ・太陽が顔を出していないパリとパリ南郊外です。毎日がグリ・灰色の世界・・・なにかおかしくなりそうなフランスです。アパートのショファージ・暖房こそいれていませんが・・・各家庭が電気ショファージ・暖房なので経費がかかる・・・毎日が17℃前後の灰色の世界、こういう世界で生きていると、人間もおかしくなって、うつ病とかなんとか・・・ひどくなると、スシィデ・自殺の道に・・・ヨーロッパ経済不況の長いトンネル、明るいニュースが必要です。今月末にフランス国民議会でマリアージュ・ゲイ、同性同士の結婚法案が可決されますが・・・これがフランス社会党新政権の大統領選挙公約の目玉のひとつだったもの・・・フランス各地の市長がレジステ・抵抗すること・・・マリアージュ・ゲイが合法化されても、ウチの市ではしないと・・・フランスのマリアージュ・結婚は、自分が住んでいる市で、市長立会いのもとにフランス市民としての結婚式セレモニーをするもの、その市長たちがウチの市ではしなーいとレジステ・抵抗宣言・・・フランスの田舎のフランス人たちと、話してみると・・・マリアージュ・ゲイはまだまだ抵抗があるようで・・・そんな法案よりも、経済活性化政治をしろと、やることがあるだろーと・・・この話題でフランス中が沸騰しています。極右翼政党なんかは、逆立ちしてもこのマリアージュ・ゲイの合法化なんて、絶対に反対・・・フランスがやや右翼化になっている・・・カトリック・キリスト教会との関係もありますし、教会も絶対に反対・・・これがフレンチ・ナウ話題の毎日です。そんなことよりも、生活が大変、諸物価の値下げ&給料値上げ&定年の年金保障・・・これが多くのフランス人のエコー・声なのであります。
ノーベル文学賞発表のフランスの朝、ムラカミ・ムラカミとフレンチ・メディアは言ってます・・・_a0153141_15524418.jpg
昨日に続き、ルーブル美術館地上庭園には、フランス十九世紀の彫刻家、マイヨールの河・流れという彫刻が常設されております。社会が不況の時代は、文化・アートで社会をライトアップする、明るくするしかありません。子供のときから、こういうホンモノ彫刻を見て、育った人間は、ホンモノとは何かのモノサシの眼を持つことになる・・・子供たちにはホンモノを見せてあげること、それは大人の責任と義務です・・・
ノーベル文学賞発表のフランスの朝、ムラカミ・ムラカミとフレンチ・メディアは言ってます・・・_a0153141_1553339.jpg
エッフェル塔近くのパリ十五区にある日本文化会館では、日本の笑いをテーマにした展覧会を今秋やっております。これは江戸時代の浮世絵師、歌川国芳・うたがわくによしのグラフティ・落書き浮世絵・・・フランス人たちがニヤニヤ笑って見ていましたねー・・・マンガの世界がここにあると・・・ちょっと、展覧会の会場内の照明が暗すぎるのが欠点でしたが・・・お化け屋敷みたいで・・・ちょっとは、こころが明るくなりましたかー、文化・アートの時代です。お腹いっぱいになりませんが、こころが・生命が・精神が充実する・充電する・・・今日はノーベル文学賞の発表の日ですが、フレンチ・メディアではムラカミ・ムラカミと言っています・・・日本が元気になるように・・・
by h-hatano-art | 2012-10-11 16:14