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波多野均つれづれアート

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今夕はトゥッサン・万聖節の夜食事にフランス人家庭によばれて、バタイユ・戦いのソワレ・夕べに・・・

11月最初のウィーク・エンド、週末のパリとパリ南郊外のメテオ・お天気は、雨降り・風強し・厚い雨雲におおわれてソレイユ・太陽の光りが弱い・・・早朝の室内温度は20℃に下がり、そろそろ、ショファージ・暖房を入れないと、ウチにちいさなお子チャマとかべべ・赤ん坊でもいらっしゃれば、トウット・スィット、すぐさま、電気暖房をスイッチ・オンなのでありますが・・・最近のフレンチ・アパートは各自が電気暖房で部屋を温めるシステム、しかし、これを、ずーと、つけてると電気代の高額さにオララー・・・ワタシの年上のフランス人の友人・ロベールは、冬になっても、アパートの室内温度は19℃か20℃、それ以上だと、気持ちが悪いと・・・フランス人は一般に体温が低い民族、つまり、狩猟民族の末裔ですから、低い温度でも耐えられる・・・日曜日のお昼ごはん・食事によばれて、彼らのアパートにずーといると、身体が冷える・・・それから、われわれも、電気エネルギー過多消費対策に協力して、ガマンできるまで秋・冬季節の電気暖房はつけないことにしました。こっちは、全ての部屋完全暖房でありますので、この暖房費だけでバカにならない・・・昨日の午後、近くのクルマで行く大型スーパーマーケットに行きましたら、デジャ・すでに、ノエル・クリスマスのショコラ詰め合わせ箱を売っておりました。このスーパーマーケットの利点は、あまりにも従業員がトラバーユしていないので、商品・品物が店頭ケースにきちんと並んでいない・・・ですから、あまり買う気にならないスーパーマーケットとして、気にいっているもの、なんかサド&マゾ的なスーパーマーケット・・・必要なものしか買わない倹約的スーパーマーケットとして、我々の中で位置づけられてるっていうか、なんというか・・・違う場所に、これまた大きなスーパーマーケットもありまして、これは、人を食事によんだ時の食材スーパーマーケット、ここに行くと、あまりの誘惑の多さに・・・これもあれも、買っちゃえーというもの、ですから、ちっとも、購買力がおきない倹約スーパーマーケットと誘惑お姉さまのウ・フ・フ・フ的スーパーマーケットと使い分けているのでございます。トゥッサン・万聖節の四連休ですから、今週末に家族や友人・知人と食事をする習慣がありまして、今夕、われわれも、フランス人の家庭の夕ご飯というか、夜食事によばれています。ランデブー・約束は夜の七時半、四カップルの夫婦ものが集まり、八人での夜食事・・・フランスはまず、食事前のアペロ・アペリティフ、食前酒の習慣・伝統がありまして、よく冷えたシャンパンや甘系白ワインを飲んだり、甘いポルトを飲んだり、スコッチ・ウィスキーを食事前に飲むっていうのも流行です。おつまみをつまんで、30分から、小1時間あまり、会話をして・・・全員が集合するのを待つため・・・八時半すぎの九時ごろから、ようやく、食事が始まると・・・ですから、あまりの空腹にアルコールが入って、酔っ払ってしまうと、食事の前に・・・ハラホロヒレハレになってしまう・・・前菜・主食・チーズ・デザート・食後酒と、だいたい真夜中までの会話ノン・ストップのフレンチ食事会・・・白ワイン・赤ワインも飲んで、一晩でワイン・ボトル四本から五本ぐらい空になってしまうフレンチ食事・・・強靭な体力と会話する社交精神がないと、フランス社会では生きていけません・・・フランス人と同じテーブルで食事をし、徹底的にオープンな自由な、なんでも言っちゃえーの会話をする・・・そうしないと、フランス人は理解できない。日本人だけれども、フランス市民の一員としての感覚・フィーリングを持たないと、このフランス社会では生きていけない・・・これって、実際、バトル・バタイユ、戦いなのでありますよ・・・フランス人が、ああ言えば、こう言わなくちゃあならない、その真剣勝負・チャンチャンバラバラの土曜日の夜食事なのであります・・・
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ワタシのフランスのムスメのマリオン・・・10月29日付けのブログをご覧アレ・・・と共同生活相手のジャン・ユイッグのパリ五区の新居・アパートにあった十九世紀からのシュミティエール・暖炉・・・壁にセットされていて、今では使用不可・煙突を長いこと掃除していないので・・・リビングのデコ・お飾りになっている暖炉・・・
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彼らのアパートの近くにあるムフタール通りのコメルス・商店街には・・・マカロンちゃんの新手ピラミッドがありまして、マカロンは今、フランスで一番売れているお菓子の中のひとつです。フレンチ女の子のお供っていうか、なんていうか、ボーイ・フレンドはお供ではないけれども、マカロンちゃんは、いつも一緒・・・オレとマカロン、どっちが好きなの・・・ビィヤン・シュール、もちろん、マカロンちゃんよー・・・きまってるでしょ・・・ドマージュ・残念ねー、ウ・フ・フ・フ・・・
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このムフタール通りには、イタリアーノ食材・食品専門店もございまして、手作り、ア・ラ・メゾン、自家製のパスタ・フレッシュ、生パスタを売っている・・・これを湯がいて、トマトソースやクリームソースと一緒に食べれば、ボーノ・ボーノ、おいしい・おいしいもの・・・グラン・メール、おばあちゃんやグラン・ペール、おじいちゃんの世代にやってきた、イタリア系フランス人も多いのがパリの街です。
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パリ五区のムフタール通りの表示プラッカー・・・この通りは、パリが始まった紀元前からの通りで、当時のパリはセーヌ河に浮かぶシテ島・中州の島がパリだった・・・ローマ帝国時代のローマ人たちがやってきてのコロニー・植民地、パリのことをパリージィと言っていた時代、今でも、その名残りでイタリア人たちはパリのことをパリージィと言う・・・この道の両脇に、紀元前当時のローマ兵の住宅や商店があった場所だったんだと・・・紀元前からの由緒ある道・通りなのであります・・・なにか、感じるでしょ。歴史の風っていうか、なんか、そういうものを・・・えー、全然、感じないって、不感症人間じゃあないのー・・・感覚アンテナが故障してるー・・・
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その通りにあるオリーヴ・オイル専門店での店先には・・・オリーヴ・オイル缶をデコ・飾ったパリの庶民アートが・・・こんな、ところがパリのおもしろいところです。なんでも、かんでも、アートにしてしまう感覚・・・一筋縄・ひとすじナワでは、理解できないフランス人ですが、友人関係をきづけば、家族同様になってしまう・・・オレ・オマエの関係になって、ザックバランになってしまう、オープン・隠しごとがナイ・・・日本列島も隠しごとのナイ、オープンな、トランスパラン、透明で中が見える状態・・・の政治体制に、社会体制に・・・そろそろ、日本も解散・総選挙も秒読みの段階です。世界の瞬間瞬間の変化に、日本も変化しなくてはネバネバです。そうしないと、日本のドゥマン・明日はナイ、日本のラブ二ール・未来はナイ・・・あなたまかせ・おまかせデモクラシー・民主主義の日本からのエバジィオン・脱出を・・・紀元前からのパリの街のちいさな庶民の通りに立って、秋風に吹かれて、そう、思います・・・土曜日オマケ、フランスの知的人間が読むといわれている新聞、ル・モンドに日本の政治低迷・いい加減政治体制へのアンキエ・心配記事・社説が載ったと、読売新聞のネット速報・海外版でありましたが・・・アジアの中で、韓国から&中国から一方的にバッシングされ続け、反論・反撃もできない日本政治政権システム・・・外交力のなさ、外交というものは、好くも悪くも、あの手この手で積極的外交をしないと、バカにされるだけ・・・相手の国の汚れているトイレ掃除をするような気持ちで外交しないと、何でもやりまっせーという感覚で外交しないと、問題は解決しない・・・昨日もブログに書きましたが、ロワ・ド・グラン・コン、大バカもんの王様になっているのが、日本ナウの政治・・・フランスだったら、ギロチンものです。もう、週明けにも、国民議会で解散・総選挙が議決されるもの・・・海外も日本政治の政治力のなさを心配しています。まだ、まだ、フランスの大新聞が日本を心配して、言ってくれてる・忠告してくれてるだけでも恩の字・ありがたいものです。アジアの日本が元気にならないと、政治的にも、経済的にも、文化的にも、精神的にも・・・3.11の世界への大恩返し、グラン・メルシーはできません・・・フェニックス・不死鳥の希望に満ち満ちた輝く二十一世紀の新生日本にはなれません・・・週末のフレンチFMラジオのフレンチ・ミュージック・オンリー局からは、Toma-Dans mes yeux が流れております。最新フレンチ・ヒット・ポップ・ミュージック・・・こんなフィーリングがフレンチ・若い世代、ポジィティブ志向のミュージックです・・・バイ・・・ 
by h-hatano-art | 2012-11-03 16:38