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波多野均つれづれアート

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サンタクロースのボイコット、イスラーム系フランス人家庭からの声、無邪気な子供たちに責任はない・・・

今日6日のヨーロッパ・フランスは、サン・ニコラ、セイント・ニコラス、聖ニコラの日、サンタクロースの元祖・始まりとされている、ベルギーから北フランスのロレーヌ地方、中世時代のフランドル地方の聖人のお祭りの日・・・パリにそれを祝う習慣・伝統はありませんが、北フランスやベルギーの子供たちには、今日は特別な日・・・カドー・プレゼントをもらう日、余計なウンチク・オマケ・・・EX・イックス、元フランス大統領の二コラ・サルコジの名前も、このサン・ニコラ、聖者ニコラからとったもの、政治的な聖者にはなれませんでしたが・・・この習慣・伝統が新大陸のアメリカに、十八世紀・十九世紀のヨーロッパからの移民たちから伝わって、変化球して、24日のサンタクロースになったと・・・言われておりますが、本当か、どうだか・・・昨日のフレンチ・テレビ・全国放送ニュースの中に、ある地方の保育所で、今年はウチの市営保育所には、サンタクロースは来ませんとお知らせの張り紙が・・・プルコワ・プルコワ、どうして・どうして、なんで・なんで、なーんで・・・パスク、なぜならば、イスラーム宗教信仰の親たちから、サンタクロース・ボイコットの声がでたと、ミックス・混合社会のフランスはいろいろな人々の集合体の社会、イスラーム系フランス人家庭のちっちゃな子供がいる親たちから、サンタクロースはニエット・ダメだと・・・宗教的すぎると、敏感に反応・・・それで、その市の市長が今年はサンタクロースは来ないーとなったもの・・・サンタクロースをするのであれば、平等にイスラームのお祭り行事もしろと・・・このテーマ・話題は、フランス極右翼党の格好なターゲット・標的になると・・・だから、イザコザのないように、今年は市営の保育所にサンタクロースは来ませーんとなったもの・・・ピュターン・ばっかーみたいなことが、起きているフランスです。フランス人、シトワイヤン・ド・フランセーズ、フランス市民意識というものが、フランス社会には存在しまして、フランスに住む以上は、まず、カトリック・キリスト教基盤のフランス的なものにはアダプテ・適合すること、受け入れること・・・しなければならない。しかし、十八・十九世紀の西洋植民地政策のツケが回ってきて、北アフリカのマグレブ・アラブ諸国の人々や中央アフリカの人々を移民として受け入れなければならない。いままでに、散々に、それらの植民地から資源や労働力を搾取してきたのですから・・・例えば、フランスの北大西洋の最大の港町、ナントはかつてアフリカからの奴隷貿易・新大陸アメリカへのアフリカ人移民奴隷の中継点・・・で栄えた町・・・ブーメランが自分にもどってきたと・・・それらの人々はイスラーム信仰の人々だったと、フランスにはいかなる人にも人権というものが存在しますから、ますます、コンプリケ・複雑になっている・・・フランス人の夫婦ものをよんで食事をしながら会話をすると、必ず、中国経済の話題になりますが、中国人・チャイニーズは、まだ、いいのだと・・・宗教がないから、宗教を持ってこないから・・・一番、怖いのはアラブの石油産出のお金持ちの国、例えば、カタールがフランスの産業・企業を買占め始めているということだと・・・そうすると、フランス国内のイスラーム宗教の礼拝場・モスク建設の大口寄付者になるからだと・・・フランス人の会話はトランスパラン・透明な、なんでもかんでも話すことがフランス人ですから・・・年末最後のおビックリ・ニュースのサンタクロース・ボイコットがフランス・ナウの本当の姿です・・・日本では考えられなーいことでありますが、まだまだ、チャイニーズちゃんたちは、よかよかなのだと・・・バック・うしろに頑強な、変化できない宗教・信仰がないから・・・こういうフランス人的イデー・考え方もあるのだと知っておいて下さーい・・・
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ヨーロッパ各国の長期不況・不景気トンネルの社会には、貴金属を売って現金化にすることが、急に、流行になりまして・・・家庭にある貴金属をパリ市指定の貴金属売買店に持って行って、なにがしの現金にすると・・・貴金属は、身もフタもない言い方ではありますが、要は重さ・メカタなのでありまして、いくら細工がすんばらしーい貴金属でも重さ・メカタの価値しかない。金一キロの売買価格が4万2千ユーロですから、金100グラムは4千2百ユーロ、今、円レートが107円前後ですから、金100グラムで45万円ぐらい・・・ヨダレ、ボタボタの価格でしょ。それで、昨日の朝に、パリ市内にあるマレ地区・ユダヤ系フランス人街の宝石アトリエ・買った貴金属を金塊に溶かすアトリエに二人組みのドロボーが押し入り、職人が拳銃で撃たれてひとり亡くなると・・・その現場に、ユダヤ人街に、フランスの内務大臣までもが現場視察・検証に来るという大騒ぎに・・・貧・ひんすれば、人間はドンするといいますが、貴金属を溶かしているアトリエに強盗事件・・・犯人は結局、何も盗らずに逃げたと・・・金塊・金の延べ板というものは、重いもの・・・本当にバーカなギャングたち・・・年末のフランス・パリは犯罪多様多発です・・・
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貴金属・金時計・金貨・金塊・金歯・・・金であれば、なんでも買います、現金にしますというもの・・・金歯には笑っちゃうでしょ・・・パリ東郊外にあるシュミチエール・墓地でお墓の中の遺体から貴金属と金歯を盗るという事件も起きております・・・こっちは、遺体を火葬にしないから、一番上等の服に貴金属もつけて埋葬する・・・金歯も盗るとはね、ナチ・ドイツのアウシュヴィッツ強制労働収容所のようではありますが・・・世も末です・・・このドロボー三人組は捕まりました・・・
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ニコラ・・・フランス人は元フランス大統領のサルコジのことを、ニコラーとよぶ・・・そのニコニコちゃんの妻・女房のカーラ・ブルゥーニィーのこの写真は何日か前のブログに掲載しましたが・・・今月号のフランス語版ヴォーグの表紙にも、カーラちゃんは登場しております・・・
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今度は、ロック・グループ、ゴシップのボーカル歌手のベス・ディットーによるヘッド・フォーンの広告宣伝・・・これは、みーんな、ノエル・クリスマス用のカドー・プレゼントに、こんなのでどうかーという広告でありまして・・・こんなのほしかったんだーの中学生・高校生へのお子チャマ向きのカドー・プレゼント・・・今日の午後に、パリ・シャンゼリゼ大通りの裏通りにある在仏日本国大使館まで在外選挙の投票に行ってきます。愛想も何もない日本大使館、お茶もでない、ソワイエ・ビィヤンブニュウ、ようこそいらっしゃいましたーという暖かいハートがないと、日本民族は滅んじゃう・・・とにかく行ってまいります。帰りに、その近くにあるタイユバンのカーヴ、三つ星フレンチレストランのタイユバンがだしているワイン専門店に寄ってワインちゃんたちを見て、それから、シャンゼリゼ大通りにあるマークス&スペンサーのお店にも寄って、ブリティッシュ・英国庶民の紅茶を買って・・・と、いろいろと大変なのでありますよ・・・ゲボゲボ・・・今日はピッカピッカに晴れている、太陽の光りいっぱいのパリとパリ南郊外・・・しかし、日中最高気温は4℃・・・ジュウディ・木曜日オマケ、Gossip-Move In The Right Direction 、この写真のBeth Ditto 、ベス・ディットーのお姉ちゃんが歌っていまーす・・・バイ・・・
by h-hatano-art | 2012-12-06 17:33