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波多野均つれづれアート

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パリの大衆ビストロ・レストラン、シャルティエでトラバーユする、カンボジア人のリムさんのこと・・・

12月半ば、ヨーロッパ全域がモノノケに憑依・とりつかれたかのような寒さ、中央のポーランド・ルーマニア・ボスニア・南ドイツ・北イタリアのミラノに大雪降りつもるの日々、パリとパリ南郊外もそれにひっかかり、パリ南郊外のアパートのベランダの植木下敷きの中の水が日中から凍っている・フリーザー状態・・・ウチのサ・マジスティ、女王陛下のお育ての植木たちに、寒さよけのプラステック袋をかけたり、いいじゃーん、強いやつが生き残るぜー・・・みんな平等にしないと、カワイソーでしょ・・・大変でございまする。地中海のスペイン領のイビサ島のお隣りにある、フォルメンテーラ島から持ってきた観葉植物とか、ボルドー近くに住むジュヌビエーブにもらったマント・ミントの鉢植えとか・・・イタリアのトスカーナ地方の小さな町で買ったオリーヴの木とか・・・強いやつが生き残るのだーと、氷河期の恐竜のようにーと言っても、全然、ケ・ス・ク・テュ・ディ?、オタク何言ってんのー、マラーダ・テット、頭おかしいんじゃないの、氷河期で恐竜たちは全滅したのよーと、反論されるばかり・・・そういう作業をするのは、すべて執事のワタクシなのであります。昨夜のフレンチ国営放送ニュースの中と、そのあとの、海外スペシャル・ドキュメント番組に・・・L’ENFER DES USINES CHINOISES 、ランフェール・デ・ユイジンヌ・シノアーズ、中国の生産工場の地獄と題したイメージがありまして、中国のアップル・スマートフォン組み立て工場での従業員の自殺が続出しているのドキュメンタリー・・・中国の地方・田舎の山奥の村から、未成年の娘たちや息子たちを連れてきて、大都会の工場で一日13時間労働、監視された寮生活、一部屋に何人ものタコ部屋、給料は生活費・食費でひかれて、手取り少なし・・・まるで、マフィアがやってるような、おらおらー、働かんかーいの工場・・・その中での、どうしょうもない不安や怒りや脅し・イジメの中での飛び降り自殺続出・・・中国の軍隊が、今度は空からセンカク・アイランズを揺さぶってると、よーく、おやりになりますね。自国の人民、若い世代の・未成年の労働悪条件を知っているのかと・・・エスクラバージュ・フランス語で奴隷のこと、中国経済国家のエスクラバージュ・奴隷のように働いて、そこには社会の自由・平等・博愛なんてない・・・自分に自由があるのなら、他者にも自由はある。自分にも平等を求めるのであれば、他者にも平等はある。人間のルールとは、そういうものです。いくら中国が経済成長をしても、ひとりでも、その中で自殺者がでたら・・・メイド・イン・チャイナは、何なのかと・・・中国の分家・支店、北朝鮮のミサイル打ち上げ・大陸間弾道ミサイル実験に成功しても、そのバック・うしろには本家・本元・本社の中国の好戦的な軍人がいる・・・キ・バ・モンジェ・ド・ガトー・ア・ラ・ファン、最後においしいケーキを食べるのは誰れなのか・・・ヨーロッパ・フランスはアジアの動きにアラーム・警戒しています・・・人間が人間をエスクラバージュ・奴隷にする・差別すること・・・シトワイヤン・ド・モンド、二十一世紀の世界市民時代には、絶対に、あってはいけないことです・・・
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12月9日付けブログの続編・・・パリ市内、オペラ座近くのモンマルトル通り、七番地にある大人のカンティン・給食のようなレストラン、シャルティエ、1896年創業・・・一階と二階の350席もあるビストロ・レスト、お昼も夜も満席、予約不要・・・その心は、チープ・お安い・・・そこでトラバーユしているギャルソン・給仕サービス係りのカンボジア人のリムさん、パリに来て二十年の政治亡命カンボジア人・・・いい顔してるでしょ・・・アジア人はアジア人を守らなければ、アジアの未来はない。アジアの中で、この島はオレのものとか、あの島をくれとか、言うこと聞かないと、威嚇しての経済戦争だぁー・・・カンボジアのポルポト時代の共産主義の実験で、多くのカンボジアの人々が亡くなった。こんな異国のビストロ・レストランでトラバーユしているリムさん、祖国・カンボジアを逃げてきての・・・アジア人は仲良くしなければいけません。どんなことがあったとしても・・・リムさんの目・ひとみの中には、カンボジアのおだやかな田園風景が見える・・・
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日本からお二人のメダーム、マダム・ご婦人の複数形・・・がパリに旅行にいらっしゃいまして、パリのガイドに、お昼ご飯をパリらしい、古きよき時代のパリらしいこのシャルティエでと、セッティングしたもの・・・フレンチ・シャンソンのエデット・ピアフも常連でしたし、フレンチ・シネマでも撮影に使われたビストロ・レスト・・・時代時代の庶民の声が聞こえてきます。泣いたり、笑ったり、悲しんだり、喜んだりのフレンチ庶民のドラマがここには残っています。パリにやってきた世界からの、外国からの絵描き連中も、みんな、ここで一度は食事したと・・・手前のお客さんは一生懸命にムニュ・メニューを見ているでしょ。フレンチ・レストで食事する時の心構え・・・まず、今日は何を食べようかとメイン・主菜を決めること。今日はお肉でいってみようとか、お魚がいいかなーとか、お肉でも牛ちゃんのステーキにするのか、ボライユ・家禽、トリちゃんの白ソースかけにするのか、身体が温まる羊ちゃんのソテ・軽く焼くこと・・・にするのか。それから、前菜に何を持ってくるのかを決める。メイン・主菜が重い料理だったら、前菜は軽いものをもってくる。そして、ワインは白ワインにするのか・・・お魚料理は白ワイン、赤ワインにするのか・・・お肉料理は赤ワイン、それともアワの出るお高いシャンパン系にするのか、シャンパンは食前酒に飲む習慣がありますが、これは後で、年代もののいい赤ワインを飲むのであれば、オススメしません。ワイン好きフランス人は、ワインの味がわからなくなるといって、シャンパンは飲まない壮年が多いもの、すかす、訛ってしまった・・・しかし、ご婦人方はシャンパン好きが多いもの、白ワインやシャンパンはダイエットにいいのだとか、体脂肪がなくなるのだとか、本当かしらっていうものです。シャンパンはいっぺんで酔っ払ちゃうからアトンション・要注意、お水も交互に適度に飲むことをオススメします・・・さてさて、最後のデザートは、前菜とメイン・主菜を食べてのお腹具合で注文した方がベターです。これを知っておけば、どんなフレンチ・レストでも対応と対策ができるもの・・・鬼に金棒です・・・こんなことは、誰も教えてはくれませんが、知っておくと、いざという時に、お役に立つものです・・・よろしいですか、まず、メイン・主菜を決めることが、フレンチ料理をおいしく食べるコツです。フランス人の食事のコンセプト・組み立てはこうやって食事をします。前菜・主菜・デザート・・・日本の会席料理のようなもの、フレンチ・バージョンだと覚えておくとよかんべえーかと、思います・・・
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毎日、以前はタイプライターで、今ではパソコンで更新されるその日のメニュー・・・今日のオススメとかがあるから・・・一番下には、シャルティエ・オススメのワイン、ボルドーのバロン・フィリップ・ロスチィルドの2011年の赤ワインが15ユーロ、千六百円前後・・・ブルゴーニュの下のニュイ・サン・ジョルジュのコート・ドゥ・ローヌの2011年の赤ワインが12、50ユーロ、千三百円前後・・・ワイン大好きのフランス人が、コレを見て、これはお得だーと大声・奇声をあげたムニュ・メニュー、お品書き・・・
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パリの街のフレンチ・雑貨店のノエル・クリスマス・ツリー・・・今日は一日中、雨降りと大西洋岸ブルターニュ地方からの強風がやってきてのお天気のパリとパリ南郊外です。週末、ヴァンドルディ・金曜日のフレンチ・オマケは・・・フレンチFMラジオ、シャンソン・フランセーズ・オンリー局から、懐メロのフレンチ・ミュージック、ETIENNE DAHO-BLEU COMME TOI 、エティエンヌ・ダオが歌う、ブルー・コム・トワ、お前のようなブルー・青・・・大変にノリのいいフレンチ・ポップ・ミュージックです。健康第一・無事故の週末を・・・チャオ・チャオー・・・毎日、ウルサイけれど、J-DAY、ジャッジモン・ド・ディ、判決の日、総選挙の投票日まで、あと二日・・・投票に参加しましょう。ウルサーイって言われそうだけれども、それが社会参加することです。社会にアンガージェ・積極的に参加することです・・・バイ・・・
by h-hatano-art | 2012-12-14 17:40