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波多野均つれづれアート

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ホモ・同性愛同士もヘテロ・異性愛同士も、愛の告白のサン・バランタン、バレンタイン・デー・・・

よくも毎日毎日、グダグダと雑文を書いていると思われてしまいますが、海外長期滞在人間になると日本語を使わないと忘れてしまう、日本語アルツハイマーになってしまうと、とくに日本語の言い回しとか、熟語とか・・・歌を忘れたカナリア・日本人になってしまうのでありますので、こうやって、ブログ書きの毎日なのでありますことを、ご了解・ご理解して下さい。文化・アート話題とは別に、政治や経済話題も登場しますが、これもフランスの今話題の風のようなものですから、社会から遊離・離れていては、今の時代の絵・トラバーユはできないというものです。人里離れた山の洞窟でも閉じこもってトラバーユなんて、時代錯誤もハナハダシイというもの・・・そんなの知らないもーんねー・関係ないもんねーでは、何も生まれない、何も創造できない・・・と、またまた、言いわけ、自己弁護になってしまいましたが、とにかく、日本語を使わないと退化するというもの・・・東京・渋谷の女子高校生風に、じゃーん・・・今日はホモ・同性愛者もヘテロ・異性愛者も、みんながサン・バランタン、バレンタイン・デーだと、フランス・メディアでは言っております。マリアージュ・プール・トゥース、みんなに結婚を・・・の法案が国民議会・下院で可決・通過しましたので、こんどはセナ・元老院、上院での討議が始まる・・・このふたつの関門を通って、マリアージュ・プール・トゥース、みんな平等の、異性愛でも同性愛でも合法的に結婚できると・・・ですから、今年のサン・バレンタン、バレンタイン・デーは、男対女同士、男対男同士、女対女同士でも、誰でもが愛を告白できると・・・これがフランスの現状なのであります・・・
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今朝のフレンチ・ジョナール、新聞広告に・・・メッシュー・ムッシュの複数形、男たちへ、ス・ネ・パ・ル・ジュール・プール・リィリイテ、今日一日は、イライラする・カリカリする・怒っちゃう日ではないと・・・つまり、女性たちにレスペクテ・従うこと、敬意を示すこと・・・だと・・・オレ、いつも、女たちにレスペクテ・敬意を示してるもんねー・・・ナニ言ってんのー、示していないでしょっていう、女性たちからのサン・バランタン、バレンタイン・デーのおスペシャル・お特別の警告広告・・・マジイ・マジイっていう男たちがほとんどでしょ・・・今日一日は、女性に敬意を示すと・・・明日からは知らんもんねーでもいいから・・・フランスの現実社会では、職場なんかではマッチョ世界・この世は男の世界だぁーがまだまだ多いものです。そのためのアラーム・警告的広告・・・バラの花にはトゲトゲがあるってことに、ご注意あそばせっていうもの・・・ウフフフ・・・
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フレンチ冷凍食品加工の大手スーパー・マーケット・チェーン、冷凍ものしか売っていないスーパー・マーケット、ピカールのサン・バレンタン、バレンタイン・デー用のカナッペ・おつまみ・・・ルージュ・紅いブーシュ・口びるの形のカナッペ・おつまみ・・・ちょっと、やりすぎなのがフランス人の発想というもの・・・でも、おもしろい、紅いブーシュ・口びるがアートしている・・・八個入りのビズー・キッスのアペリティフ・食前酒のおつまみ・・・ちょっと、ねえ、即物的っていうか、エロチックっていうか、これがフレンチ民族フィーリング・感覚・・・日本でこんなビズ・キッス、ショコラ作ったら、気持ち悪ーいって言われるかもかも・・・このフランス語の意味は、サン・バレンタンの日には、オゼ・レ・ビズー、思い切ってキッスをする、スー・カナッペ、おつまみちゃんに・・・にというフレンチ・パロディ、ジョーク的な宣伝広告文字・・・おつまみに思い切ってキッスしてもねー、どぎゃんもこぎゃんもなかとーの九州の博多弁になってしまって・・・エンヤートット・エンヤートットと北海盆歌がどこからか聞こえてくる、東京の美術学校の学生時代に東北・仙台出身の畠山君がお酒のみ大会でよく歌っていた民謡・・・なんか、ムードないかな、お呼びでない、こりゃまた、すつれいいたしやんしたぁー・・・昭和時代の無責任男・スーダラ節のウエキ・ヒトシのギャグ・・・オタクって、なんて、浦島太郎的なギャグって言われるかな・・・氷河期時代のギャグ・・・
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文化・アートブログなのでありますから・・・d’Art d’Art ダァール・ダァール、ダァー・ダァー、アート・アート・・・二月のヨーロッパのお天気というものは、毎日がこんな風景のお天気でありまして・・・ベルギー・フランドル地方の画家、ブリューゲルの風景画、ル・ジュール・ソンブル、薄暗い日、1565年、 117X162cm、板画、オーストリア・ウィーン美術史美術館コレクション・・・十六世紀フランドルの画家、ブリューゲルは四季絵の連作を描きました。この絵は、二月から三月にかけてのフランドル地方の風景画、自然というものは今も昔しもそんなに大きな変化はありませんから、今もヨーロッパの二月のお天気はこんなものです。ル・ジュール・ソンブル、薄暗い日々の毎日です。何日も何日も、ソレイユ・太陽が顔を出さない日が多いもの・・・本当に、マンマ・ミイアーという気持ちが狂いそうになるばかりの毎日・・・昨日はフランスの北大西洋沿いの街・ナントで43歳のフランス人の壮年が職業・求人センターの玄関口前で焼身自殺をすると・・・失業手当がきれてしまうと、新しいトラバーユが見つからないと・・・大変にショッキングな事件がありました。全世界経済不況の時代、政治政策不毛の時代、一体、政府は何をやっちょるんじゃいというもの・・・今日から、フランス大統領のオランドはインドへ、何しに・・・フランス軍需産業・ダッソーの新型ジェット戦闘機と新型戦闘ヘリコプターの売り込みと、アレバ関係の原子力発電施設システムの売り込み・・・フランスは全然、フクシマ原発爆発から懲りていません。こういうフランス外交の二面性、マスク・仮面外交も日本はよーく、しっておかないといけません・・・フレンチ・テレビ・ニュースでは、フクシマ原発周辺の放射能飛散ゾーン・地域は、四十年閉鎖されないと帰れないと報道していました。インドにアレバの原発を売り込むのがフレンチ大統領・・・フランス国内経済活性化のために・・・なにか、環境保護の二十一世紀の世界の中で矛盾してませんか・・・
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上の絵の右下の農民たちは、一体、何をしているのかと・・・コンドルは飛んでいくのアンデスのインカの笛を吹いているわけでもなし、十六世紀のこの時代にそんな世界交流はないし・・・いろいろと、文献や当時のフランドルの人々の日常生活を調べてみると、二月にはこのフランドル地方ではワッフル、そう、ベルギーのお菓子のワッフルを食べていたと、習慣だったと・・・絵を読むとはこういうことです。その時代が絵を見ることによってよみがえる・・・ワッフルは今でも、ベルギーを代表するスナックお菓子、パリでも路上売りのワッフル屋さんが、クレープ屋さんと競っているもの・・・ワッフルに生クリームかけ、もう、食べたくなるでしょ・・・この時代は、そんなのないから、ただのワッフルのみ・・・
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そして、二月の農民たちのトラバーユ・仕事は、木の枝の伐採・・・これは、ヨーロッパの伝統的な二月のトラバーユ・仕事です。これをやっておかないと、春になって、新芽が元気に出ないというもの・・・ボルドー地方やブルゴーニュ地方のワイン畑のブドウの木も、二月が枝を切る季節、これをしないと、新しいブドウの木の新芽が出ない・・・しつこいようでありますが、絵を見るということは、こういうことなのでありまして、その時代時代の庶民・民衆・人々の生活が見えてくるというもの・・・ただ、ただ、絵のウワッツラを見るのではなくして・・・ようござんすか、絵からの力強い・温かいメッセージを読みとることです・・・感じとることです・・・サン・バランタンのオススメ・ミュージックは、Ed Sheeran-Give Me Love、ロンドン・ポップスのエド・シャーランが歌う、ギブ・ミー・ラブ、あたしにも愛を与えて、エンジェル・天使にも愛・LOVEが必要なのだと・・・バイ・・・今日のパリとパリ南郊外は、一日中、雨降り曇り寒いの二月のジュウディ・木曜日・・・でしたが、夕方から晴れました。フランスのサン・バランタンは、ディネ・オゥ・レスト、レストランでの夕食となっておりまして、食事の終わりの、ラディッション・お勘定をだれが支払うのか、ビィヤン・シュール、もちろん、ギャルソン・男子でっしゃろうというものどすえー・・・あんなに降っていた雨が夕方から晴れるなんて、なんて、レ・フィーユ・女子たちの一念・思いは強いものかと、今夜はお外・レストラン食事だぁー・・・
by h-hatano-art | 2013-02-14 17:13