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波多野均つれづれアート

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新型ヴィールス・コロナヴィールス感染者がでて、ちょっとアットンション・要注意のフランス社会・・・

大変に静かな、超シラース・静かなパリ南郊外の朝、今日が五連休最後の日、二週間春休みだった子供たちの最後の一日・・・朝、六時過ぎ、パリ南郊外のアパートの住人たちは、みんな、ドドー・フレンチ幼児言葉、寝ている・・・ラジオ体操をする習慣もないし、朝の散歩っていっても、10℃前後の朝気温・・・風邪をひくってなもので、昨日から、今日と明日の五月の三日間は、フランスの農業をする田舎の人々からは、SAINTS DE GLACE、サン・ド・グラース、氷のこと、アイスクリームのこともグラースという、英語表現だとセイント・オブ・アイス、聖なる氷のような冷たさの三日間・・・氷りつくような五月の冷たさと言われておりまして・・・パリとパリ南郊外の日中最高気温が17℃、太陽がサンサンとボンジュールしているけれども、風は超冷たい・・・フランス社会のつい最近のトップ・ニュースは、中東・サウジアラビアのドバイに滞在していた65歳の壮年というか、初老男性が、フランスにもどって、風邪の症状が続くので病院に入院すると、極度の呼吸困難になると・・・それが新種のヴィールス・CORONAVIRUS、コロナヴィールス、nCoV・・・これは、ドクター・お医者さんが見ればすぐにおわかりだと・・・セキがとまらナイ、頭痛がする、悪寒が続く、呼吸困難になると、症状は風邪が極度に悪化した状態で、サウジアラビアでは、もう、18人もの患者が亡くなっていると・・・空気感染、くしゃみのツバキが飛散して・・・英国とかドイツでも、サウジアラビアのドバイ帰りの英国人やドイツ人がこのコロナヴィールスに感染して入院・・・隔離入院していると・・・これが広まったら、ヨーロッパ各国は大騒ぎになる・・・原因はわからず、アニマル・渡り鳥からの感染だろうと・・・中国大陸のトリ・インフルエンザと似ている・・・国際的な観光の時代、何が起きるかわからない変化変化の毎日・・・フランス国内では、ドバイ帰りの男性から、院内感染者が五人発見されたとか、なんとかで、ワクチンもナイ・予防注射もできない新種の風邪のような謎のヴィールス・・・その対策・予防にパリの国立パストゥール研究所が新型ヴィールスの解明に乗り出していると・・・本当は大変な感染事件・・・でも、フランス人たちは、みんな、ふぅーん・・・てなもの、危機感はありません・・・そんなことよりも、連休最後の日、ビタミンDの太陽の光りをあびて日光浴をするんだぁー・・・でも、外は、三月下旬の冷たさ・・・オヨヨの日曜日・・・日曜日のお外バーべQもまだ、早いし・・・パリ北郊外のシャルル・ド・ゴール国際空港では、サウジアラビア・ドバイからの飛行機・旅客機の乗客が要注意となっている・・・
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日本の母の日プレゼントに・・・パリ南郊外アパートのなかにある市民公園には、紅いツツジの花が咲き始めて・・・なんてことはない小さな公園なのでありますが、こういう花々を見ると季節の変化を感じるというもの・・・毎朝、公園をネトワイエ・お掃除する市の清掃のアフリカ系フランス人のおっちゃんとも顔なじみになって、挨拶をする・・・サバー・元気?メルシイ・ありがとうー・・・そういう庶民同士の声のかけあいが、人間同士のコラージュ・励ましあう、勇気をお互いに共有する・・・というもの、挨拶とはそういうものです。どんな人にも挨拶をするということは、自分の中にある善なる生命に挨拶するということ・・・仏法説話にある不軽菩薩・ふきょうぼさつのようにふるまうこと、不軽菩薩は会う人ごとに合掌をして、礼拝したということですが、そこまでしなくても自分なりの挨拶をする・・・ようーでも、やあーでも、ハァーイでもよいのです・・・そうすることによって自分の生命が満足する・幸福になるし、相手も元気になる・・・声をかけあって、励ましあう・・・不況時代に必要な人間としてのふるまいです・・・モロッコのマラケッシュの子供たちは、みんなが正しく、ボンジュール・こんにちわーと挨拶してくれました・・・日本の子供たちは・・・挨拶すること・挨拶できることは、人間としての最高の教育のひとつです・・・誰に対しても挨拶しましょ、目があったならばね・・・
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パリ・セーヌ河の下流にある、パリ市の西郊外に位置する・・・ポルト・マルリーのセーヌ河沿いのパリ通リ、タバコも売ってるカフェの写真・・・ここが・・・洪水になると・・・
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フランス印象派のひとり、アルフレッド・シスレーの描いた、ポルト・マルリーの洪水・セーヌ河の水位が上がって床上浸水した時代の絵・・・一週間前から、セーヌ河上流のマルヌ地方やその向こうのコート・ド・ドォール、黄金地帯といいまして、ブルゴーニュ・ワインの本場地方・・・に、集中豪雨が降り続き、床上浸水の町が続出し、自然災害となりまして、その水がみんなセーヌ河の上流に入ってきて、今度はパリ市が床上浸水の危険性・可能性があると、大騒ぎになりました・・・ニュースを見ていない人は、騒いでいなかったけれども・・・毎年、春になると、セーヌ河が氾濫して、洪水になるカモカモの可能性があると・・・げんに、セーヌ河沿い・岸の石畳の散歩道は水浸しになっている・・・ひどい時は、セーヌ河沿いの幹線道路も水浸しになり、クルマ通行止めになるというもの・・・自然のリズムの前では、人間は非力なのであります。自然と共に生きる、過度のこれでもかーの自然開発・自然破壊はしないということ・・・開発・開発の自然破壊は、人間にしっぺ返しがもどってくるというブーメランのようなもの・・・パリ・オルセー美術館のコレクション、シスレー作、1876年のポルト・マルリーの洪水、60X81cm、キャンバスに油彩・・・シスレーは若い時に、印象派仲間のモネやルノワールと交友のあったイギリス人画家、あまり、知られてはいませんが、シスレーの絵には詩心・しごころといものがあります。ひとつひとつの色がハーモニゼ・調和して、詩の言葉のようにキラキラと美しい・・・
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フランス・アートから、びよーんと北アフリカにワープして・・・モロッコ王国の南の南地方、アトラス山脈のふもとにあるオアシス・楽園の町、マラケッシュのギリーズ・新市街の大通リの裏道には・・・モロッコ・マラケッシュ・ストリート・アートの壁画アート・・・イスラーム世界でも、ピース・平和の文字が大きくペインティング・描かれていて・・・平和を願う気持ちは、誰でも同じ、世界各国共通のもの・・・このイスラーム社会での英語書きのピースっていう文字アートは、さまざまなメッセージを持っているもの・・・よーく、お感じ下さい・・・イスラーム宗教ベルトのアジアの端のパキスタンでは、イスラーム推進党が選挙に勝った・勝利したと、アンチ・アメリカ、アンチ・ヨーロッパの過度のイスラーム原理運動社会にならないように・・・そういう意味を含めての、落書きアート文字のピース・平和・・・
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その壁の横には、モロッコの民族衣装の三角フード・帽子をかぶった老人の顔・・・どんなものにも、メッセージがあると・・・べべ・赤ん坊のバブバブにもメッセージがあると、道端に咲いているちっちゃな花にもメッセージがあると・・・モロッコのマラケッシュの暑い五月の太陽の下で、フィロ・フィロゾフィのこと、フランス人はちじめてフィロという・・・自分哲学してしまいました・・・あと、五週間後にフレンチ・高校生たちはバック・バカロレア試験・・・高校卒業資格&大学入学資格のエグザマン・試験がありまして、一番最初の試験がフィロ・哲学の試験・・・これがフレンチ教育の元、考えること、考えたことを文章・言葉に明快に表現すること・・・フランス語とは、明快な言葉表現だと言われております・・・
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モロッコ・マラケッシュの町のメディナ・旧市街にある、ユネスコの世界文化遺産のジャマ・エル・フナ広場・・・ウチのサ・マジスティ、女王陛下は、ちじめてフナ広場と言ってる・・・には、民族衣装というか部族衣装を着た三人のじっちゃんたちがいた・・・世界からの観光客・ツーリスト用の記念写真演出の三人組・トリオ・・・フナ広場のマルクス・ブラザーズ、マルクス・ブラザーズって知らない子は、お近くのスーパーのお豆腐売り場でお豆腐を買ってきて、頭にガーンとぶっつけるように・・・アメリカン・シネマのトーギー・無声映画時代のマルクス・ブラザーズのこと・・・その中の、ひとりのじっちゃんが・・・お前は写真を撮ったから、お金を払えーと・・・こんなことで、毎回、毎回、お金をとられていたら、写真なんかおとといキヤガレーになってしまう・・・ユネスコの世界文化遺産っていうものも、考えものでっせー・・・このまんまで、変化してはいけない、変わってはいけない、時間よ・止まれの世界なのですから・・・永遠に中世時代が続く・変革の兆しなし・昨日も今日も明日もコロッケっていうもの・・・昭和時代の日本社会は、月末に、お金がなくなると晩ご飯のおかずがコロッケ一個だった・・・わかったー、だから毎日がコロッケ・・・日本の湘南地方の鎌倉がユネスコの世界文化遺産を逃したと、鎌倉が世界遺産になったら、ずーと、そのまんまですぜ・・・一切変化ナシ、変化してはイケナイ、鎌倉がコロッケになってしまうというもの・・・富士山とか、そういう自然の山は自然環境保護でよろすーいものでありますが、人間が住んでいる鎌倉が変化してはいけませーんの町になったら、こういう、マラケッシュのフナ広場のじっちゃんたちがやってきますぜー・・・写真を撮ったらお金おくれー・・・考えものなのであります。例えば、京都の町が世界遺産になったら、住んでる人はみんな郊外に引っ越す・・・生活するのが不便・・・ですから、モロッコ・マラケッシュのメディナ・旧市街はそのまんま・・・開発できないから、クルマもメトロもなし、ファースト・フードのお店もなし、そのまんまが永遠に続く・・・完全に、ディズニー・ランドになってしまう・・・世界からのツーリスト・ビジネスの町になってしまう・・・考えものです・・・フランスにもユネスコの世界文化遺産が多々ありますが、モン・サンミッシェルは島の中に行くのに不便になって、お金・通行税をとるようになったし、南仏・ニーム郊外にあるローマ時代の遺跡のポン・デュ・ガール、ローマ時代の水道橋では、橋を歩くのにおひとり10ユーロ、千三百円クルマで通過するのに25ユーロ、三千二百五十円も通行税をとられる・・・ひとが集まると、地方行政が、地方税と称して、観光客からお金をとるようになると、世界文化遺産のディズニー・ランド化でしょ・・・ビジネス・商売になっている・・・鎌倉の町に入るのに、入場料をとられたら・・・マンマ・ミイアー・・・そこをよーく考えないといけません・・・今日は日本の母の日ですから、フランスは五月の下旬が母の日・・・母の日記念に、Sarah McLachlan-Angel 、全世界の母親というものは、エンジェル・天使のようなものです・・・バーイ・・・
by h-hatano-art | 2013-05-12 15:57