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波多野均つれづれアート

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君を待っててあげる、もしぼくが遅れたら、待っててほしい、ニューヨーク・マンハッタン島に架かる希望の虹

今夜も・・・これを書いてるのは、フランス時間の土曜日の夜、十時半すぎ・・・オラージュ・雷雨があると、真夜中から夜明けにかけてあるというパリとパリ郊外・・・猛暑には雷雨がセットになって、集中豪雨やピンポン玉大のヒョウやアラレが降ると・・・なにか、おかしなフランスの夏、なにかのアラーム・警告のような夏のフランス・・・七月のフランス大統領、オランドの支持率は27%の低空飛行、その理由は失業率が多い、雇用対策が少ない・・・フランス社会には、エガリテ・ド・シャンス、平等なチャンスという言葉がありまして、そのシャンス・チャンスが少ない、ナイに等しい・・・学歴や資格を持っていないと、トラバーユはナイ・・・当たり前だろうーと、お思いでしょうが、そうなると社会システムは競走社会になって、人の悪口を言ってまでも上に行きたい、人を蹴り落としてまでも自分が上になりたい・・・これをモダニゼ・近代化というのであれば、あまりにも格差・差別の社会がデビュー・登場すると、これが現実の世界なのでありますが、競争社会・格差社会・不平等社会・・・だから、人類は共産主義の実験をやったり、宗教原理のイスラーム原理運動にもどろうと、やってはいるのですが、混乱ばかり・・・アジアの国々ではお互いの民族感情憎悪に火がついて、持たなくてもいい軍隊や核兵器やらを憲法を改正してまでも持ちたいと、ナンタルチイヤーのアジアの二十一世紀の始まり・・・首相サミット会談の兆しは見えず、対話をしないのは負の時代への時間稼ぎ・・・中国や韓国や日本の為政者たち、民衆・庶民を代表として政治を為すもの、政治的・外交的フォンクション・作動する・・・行動・行為をやらないのは犯罪に等しい・・・さてさて、ずーと、イート・プログになっておりましたので、原点のアートにカム・バックしまして・・・
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イスラーム・アラブの国々の中でも、自由やデモクラシーが存在している北アフリカのモロッコ王国・・・ウルサク言えば、問題はあるのですが、他のアラブのイスラームの国々と比べると世界のルールのデモクラシー志向の国で、オゥンズ・セプトンブル・ドゥ・ミル・アン、2001年9月11日の忘れられないニューヨーク・マンハッタン島のツインズ・タワーズを描いた絵・・・これをイスラームの国で描いていいのやら大いに迷いましたが、事前にこの絵のエスキース・下絵デッサンを見せて、これを描くけれどもいいのかと・・・自由にやってくれと・・・それがこの絵・・・モロッコのアシラーで描いた9、11、2001年、ニューヨーク・マンハッタン島に架かる希望の虹・・・反響がありました。ありすぎるほどありました・・・
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この絵の横のフチにも、全体に・・・見る人によっては星とか花とか飛ぶ鳥の形を描いて・・・亡くなったこと人へのオマージュ・追悼の絵・・・モロッコの人々がこの絵を見て、沈黙してしまった・・・
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これがパリで描いたシリーズ・連作の絵・・・人類の歴史の事実・・・それを誰びとも無視することはできない・・・オレは知らんもーんね、関係ないもーんねでは、すまされない・・・ワタシは風景画家でありますが、こういう絵を描いていきたい・・・ネガティブをポジティブにする絵を描いていきたい・・・
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六月の下旬から七月の上旬まで二週間・・・北モロッコのアシラーの町の大西洋の海のすぐそばにあるパレ・宮殿でトラバーユしていたのでありました。二週間みっちり、朝九時から夜の八時まで、海水浴にも行かないで絵を描いていたのでありました・・・バカと言えばバカなのでありますが、これが絵描きというもの・・・絵を描く・集中するとは、自分の欲望をなくすこと、毎朝五時半過ぎに起き、シャワーを浴びて、朝陽が昇る前のアシラーの町を散歩する・アシラーの町の歴史と会話する・・・八時から王宮で朝食が始まりますから、それまでに、歴史のエネルギーを毎日ダウンロードする・・・絵を描くとは、弱い自分自身との戦いなのでありまして、もう、これでいいだろうーとちょっとでも思ったら負け・・・最後の最後までトラバーユする、そうすると、自分ではない大きなパワーのなにものかが自分というものを媒体としてトラバーユ・絵を描いている・・・それには、サクレフィエ・自分の欲望を犠牲する精神が必要・・・アートの先駆者たちの残したものとはそういう生き方・・・このニューヨーク・マンハッタン島にかかる希望の虹の絵には、Bruce Springsteen & The Street Band-If I Should Fall Behind-Live in New York City 2000 の歌がよく似合う・・・何があっても、日が暮れて道に迷っても、一緒に歩いていくとぼくたちは約束した、歩いているうちに手が離れたら、君を待っていてあげる、もしぼくが離れたら、待っていてほしい・・・横に並んで旅を続け、お互いに助けあおうとぼくたちは誓った、でも歩幅は人によって違うもの、君を待っていてあげる、もしぼくが遅れたら、待っていてほしい・・・誰もが永遠の愛を夢見ている、でもぼくたちはこの世界の仕打ちがわかっている、彼らにわかるようにしっかり歩こう、君を待っていてあげるから、そしてもしぼくが遅れたら、待っていてほしい・・・行く手の谷間に美しい川が流れている、そこに生えている樫の木の下で結婚しょう、夜の木々の陰でお互いを見失うことがあったら、君を待っていてあげる、もしぼくが遅れたら、待っていてほしい・・・バイ・・・追記、北モロッコの小さな港町・アシラーの町の人々と交流した二週間・・・イスラームの人々は、決して、テロリストではないってこと・・・世界に必要なことは、お互いの違いをレスペクテ・尊重すること・・・お互いが違うからこそ、おもしろいのだと・・・同じだったら、全世界がクローン人間の集まり・・・またまた、韓国の横断幕、スポーツと政治と歴史的憎悪がゴチャマゼニなっている国、なんだっけー、韓国料理の・・・そうそう、ビビンバの国、ごちゃごちゃに混ぜて混ぜて・・・そういう民族なのだと、わかってあげること・・・日本の瞬間湯沸かし器人間は大喜びでありましょうが、それが原因で嫌韓国になってはいけない。そうじゃあない明朗な韓国の人々もいるのだと・・・イスラームの人々全員が武装過激派・原理運動のテロリストではないのと同じように・・・ガルデ・ド・テット・フォワ、頭は常に冷静に・明朗にすること・・・人間は時によって、縁にれて悪にもなれば善にもなると、なるべくならば、善の道をショワジィ、チョイス・選択しましょう・・・オレは悪が大好きーなんだという人間は別ものですが・・・そういう人間は、南モロッコのマラケッシュの向こうにひろがる水もないサハラ砂漠に行って自然の驚異の中で人間修行をすること、もしくは、南フランスのオバージュ・監獄という意味の町に本部がある、レジオン・エトランジェ・外人部隊に入隊してパラシュート部隊、鍛えてもらうしか道はナイ・・・チャオ・チャオー・・・
by h-hatano-art | 2013-07-28 06:39