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波多野均つれづれアート

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そろそろデュッセルにお別れして、お次はオランダのアムステルダムへ・・・

先週の土曜日の午後遅くからドイツの地方都市・デュッセルドルフに入り、月曜日の夕方の展覧会のオープニングをすまし、いやはや、多くのデュッセルドルフ・ドイツ人たちと会い、多くのデュッセルドルフ在住の日本人たちと会い・・・このまま、デュッセルにいるとデュッセル在住外国人になりそうなので、いよいよ、ドイツのお隣りのオランダ・アムステルダムに行くことにする、その前に、オッテルローにあるクレラー・ミュラー美術館にも寄ってゴッホの絵をみることにする、いろいろとヨーロッパ円周でございますな・・・ヨーロッパは共同体と言っても、各国が言葉が違う、英語でいいじゃあないかと、英語では各国の庶民・民衆の気持ち・こころがかよわないと、言葉というものはそういうものでございます。中世時代のラテン語がヨーロッパ世界の共通語だったように・・・バカいっちゃあいけねえやーというもの・・・世界は英語万能主義になって、英語がしゃべれることがインテリジェンス・知的だと自慢している・・・日本語落語風にいえば、バカいっちゃあいけねえー、豆腐のカドで頭ぶっつけてしまえー・・・いろんな言葉があるからこそおもしろい、いろんな人々がいるからこそおもしろい、いろんな発想があるからこそ文化・アートはおもしろいと・・・これが英語おしゃべり万能人間の限界、ペラペラとしゃべれるばかりで行動力なし・・・日曜日のお昼にデュッセル一番のビア・ホール、1862年創業のツム・ユーリグに行きました。デュッセルの旧市街にあって、ドイツ人のおっちゃんたちが地元のサッカー・チームの試合を見ながらアルト・ビールを何杯もおかわりしてテレビ中継を見ていた。地元チームがゴールを決めると大歓声・・・ドイツ・サッカーの2リーグのチームだけれども、大歓声のドイツ語が飛び交い・・・始めて会った壮年が、ニヤリとウィンクする、これがデュッセルドルフなのだぁー、その壮年は孫の男の子たち・大学生を三人連れてビールの飲み方のお勉強に・・・日本の蕎麦屋で孫を連れて、ソバってものはこうやってたべるのだぁーというようなじっちゃんみたいなもの・・・ドイツのデュッセルから、お次はオランダのアムスへ、行商のフーテンの寅さんのような旅は続く・・・ああ、しんどー、しんどおすなあー・・・と京都の舞妓はんなら言うだろうー・・・ハタノはん、おしんどすなぁーとも言うだろうー・・・文化・アートするってのは、おしんなのだ・・・仏法世界では身供養すること・・・身を供養するとはアクション・行動すること、あまたのものを見て、あまたの人々と交流すること・・・あまたとは多くのという美しき日本語の意味・・・火曜日のデュッセルドルフの朝は秋の冷たい雨が降っている・・・
by h-hatano-art | 2014-10-07 05:03