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波多野均つれづれアート

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1565年からの創業アントワープ港町の旧市街にある老舗カフェ、クイントン・マセイスの牛肉ビール煮込み

フランス・パリの空は、昨日はすこぶるによく晴れたお天気、ソレイユ・太陽ガンガンで上着を着てパリの街を歩くと汗ばむほどでありました・・・が、今日は朝から曇り空、お昼ごろからブルターニュ地方からの雨雲がやってきての雨降り・・・女心と秋の空なんて軽い気持ちで言っちゃうと、今では世界女性裁判所からコンボケ、正しくはコンボカション・呼び出しがきてセクハラ発言だとなりますが・・・フランス社会のリベルテ・ド・パロール、話すことは自由だのお話し、フランス政治風景、フランス語ではペイザージュ・ド・ポリテック、政治の風景という言い回しがありまして、現社会党政権・内閣の環境保護大臣のマダム・ロワイヤルが、どう狂ったのか・・・フランス全国のオート・ルート、高速道路の通過料金を日曜・祭日にはグラテュイ・無料にすればいいーと発言し、右も左りもの政治家たちから、それは、日曜日にパティシエ・お菓子屋さんのケーキ・全商品をタダにするようなものだと・・・政治混乱になりまして、それはリベルテ・ド・パロール、話すことは自由だとの弁明・いいわけにフランス中がオ・ラ・ラー・・・フランスにはリベルテ・ド・パロール、話すことは自由だの意味が、言いたい放題、先に言った方が得をする・・・のニュアンスがありまして、そんなのは決して、リベルテ・ド・パロール、話すことは自由ではない・・・日本列島の法務大臣の発言、それは雑音だと似ている・・・政治家は公人でありまして、決して、個人が好き勝手に言いたい放題を言うのと違うということを知るべし・・・世界なうの問題で中東シリアとトルコの国境にある町・コバネはイスラーム過激派武装集団のジハード・聖戦の意味・・・に占領されていて、その町を地元のクルド人の兵士たちが奪回する・解放する、しないで世界は注目していると・・・フランス第五共和国のオランド大統領がその国境の町・コバネ・KOBANEをコナベ・KONABEと公のインタビューで発言し・・・フレンチ・メディアから、コナベ・KONABEは日本の長野県の長野市のそばにあるコナベ・小鍋という町だと・・・わかってんのかー、中東問題がー・・・世界がクルクルとネコの瞳のように急激変動時代となりまして・・・リベルテ・ド・パロール、話すことは自由だけれどもくれぐれもアットンション・お気をつけあそばせーというもの・・・例えば、家族での遺産相続の話しの時に、リベルテ・ド・パロール、なんでも自由にしゃべってもいいとなったら、大喧嘩になって、もう、アイツとは一生付き合わないぞとなる、それが原因で遺産相続騒ぎになってしまう・・・災わざわいは口からいでて身を滅ぼす、幸さいわいは口からいでて身を飾る・・・この世の中には、言ってはいけないこともある・・・それを言っちゃあ、オシマイだぁーとフーテンの寅さんのセリフになる・・・
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頭の中は、まだまだ、ベルギーのアントワープの風景が残っていまして・・・アントワープの港町の旧市街にある1565年創業の建物のカフェ・レストラン・・・日本歴史では信長が大活躍し始めている時・・・ベルギー・アントワープの地ビールを飲みながら食事ができる伝統的なカフェ・レストランの雰囲気・・・なかなかに歴史があって、その時代その時代を生きた人間の心・生命が感じられる・・・
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旧市街のアントワープ市役所広場の東方向の石畳の小道にあるので、入る小道の角に、このレストランの看板が・・・お店の名前はフラマン語、オランダ語のフランドル・フラマン地方の言葉で、Quinten Matsijs、フラマン語読みでクイントン・マセイス・・・住所は、Moriaanstraat 17,hoek Hoofdkerstraat,2000 ANTWERPEN Tel:03 225 01 70 、お昼の十二時からのオープン・・・このお店は、お天気の悪い秋から冬季節に繁盛する、なぜならば、お天気のいい日はみんながテラスのあるカフェやレストランに行くので、冷たい雨が降る季節になると、みんなここでビールを飲みながら食事や雑談するという場所・・・クイントン・マセイスはわれわれ絵描きの大先輩、西洋絵画美術史上ではクエンティン・マセイスとよばれ、なぜ、ワタシがこの名前を知っているのか・・・は、パリの国立ルーブル美術館のフランドル絵画の部屋の中に、マセイスの絵、「両替商とその妻」1514年作があるから・・・これは一種の当時の庶民生活の風刺画・教訓画、何を持って幸福の価値とするか、貯蓄・お金か、夫婦愛か・・・フランス人がこの絵を見たら、絶対に、お金・金貨だというだろうー、フレンチ・歴史シネマに金貨をかぞえながら毎晩、眠りにつくというシーンがあって、フランス人は大喜び・・・そんな下世話なことよりも、きっと、マセイスの魂が絵描き小僧のワタシをここに呼び寄せたのかもしれない・・・
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最初に、ベルギー・アントワープの地元のビール、DE KONINCKと甘い野イチゴ香りがするこれもベルギー・ビールで乾杯・カンパーイ・・・今回は、ドイツのデュセルドルフでは地元のドイツ・アルト・ビールとオランダのアムステルダムではオランダ・ビールとベルギーのアントワープでは地元のアントワープ・ビールを飲んでみた、みんな地元のビールばかり・・・
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ベルギーのアントワープ・ビールのおつまみは、アントワープの白ソーセージ、子牛のひき肉にスパイスが入った白ソーセージを茹でたもの、中華料理の水餃子、韓国料理のマンドックの餃子のような感じ・・・にパン・コンプレとムタール・西洋からしがついたワンプレートの前菜・・・このスープにも味がついていた・・・
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ベルギー・ビールで煮込んだベルギー風ビーフ・シチューに各野菜サラダの付け合せ・・・これにポンム・ド・フリッツ、ジャガイモの油揚げがつく・・・ビーフ・シチューと揚げジャガイモは別々にお皿で運ばれてくるから、自分で好きにとって食べるというもの・・・アントワープに来る前にも、オランダのアムステルダムでもオランダ・ビールで煮込んだオランダ風ビーフ・シチューを食べたのであった。オランダ風ビーフ・シチューには大きな茹でたジャガイモ一個とリンゴがついていた・・・このビーフ・シチューをライス・ご飯と一緒に食べたらおいしいだろう、パスタと一緒でもおいしいだろう、スパゲッティ・ビーフ・シチュー・・・ベルギー人なうの食生活でベルギー人が好きな食べ物にスパゲッティ・ポロネーズがあるとかで、これはベルギー風スパゲッティ・ポロネーズ・・・これを、イタリアーノ・イタリア人が食べたらマンマ・ミイアー、卒倒するスパゲッティ、パスタ料理なのだと・・・なぜか、アントワープの町にはイタリア系が多い・・・フランドル地方と北イタリアは中世時代から交流があった・・・多くのフランドルの絵描きたちがアルプスを越えて北イタリアのミラノやトスカーナ地方のフィレンツェや南のローマや海の都のベニスに絵の勉強に行った、これを絵描きの世界では、グラン・ツァー、大いなる修行の旅とよんで、十九世紀のブリテン島・イギリスの風景画家・ターナーもこのグラン・ツァー、大いなる絵画修行の旅をした・・・これは西洋アート世界の温故知新・おんこちしん、古きを訪ねて新しきを知るのお勉強なのであった・・・
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アントワープ在住の出原さんとウチのサ・マジスティ、女王陛下が注文したアントワープ風ドライ・カレー・・・アントワープは港町、つまり外国との貿易で栄えた町なので、スパイスも当然、貿易のビジネス対象になった・・・なかなかに、量が多いので女性二人はてこずっていた・・・ので、ワタクシ、アニマル・ハタノが最終的に残りを食べるハメに・・・人間プベール・ゴミ箱・・・お店のマダムから、きれいに食べていただいて・・・これが料理する人への感謝・礼儀というもの・・・
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なんと、このお店の経営者はベルギー男性と日本女性のカップル・ご夫婦だった・・・奥さんがマダム・ユカ、アントワープ在住23年だとか、ベルギー・アントワープのダイヤモンドの鑑定士だった・・・このお店はやはりアントワープ在住の出原さんが王立美術学校の学生時代によくベルギー人の学友と来ていたとかで、彼女はここのドライ・カレーを知っているのであった・・・ベルギー・アントワープを訪れたら、是非、このお店に・・・日本人のソリダリテ・連帯心・・・さてさて、フレンチFMラジオからは、Taylor Swift-Shake It Off-YouTube が流れて、ウチのサ・マジスティ、女王陛下はこの歌を聴いてレペテション・ミュージック、何回もくり返すミュージックだと批判していた・・・シェイク・イット・オフ、ネガティブ・嫌なことをふり払う、つまり、ドント・マインド、気にしないでー・気にしないわーの米語スラング言葉・・・あまりにもネガティブが多いこの世界なう、シェイク・イット・オフが必要なのかも、ストレスにならないためにも・・・海外生活でサバイバル・生き残るためには、どんなことが起きても、いかなることがあろうとも、気にしないことが必要条件、気にしないもんねー・・・くよくよと気にしていたら精神的にマラード・病気になる、おかしくなってしまう・・・おかしくなってはいけんぜよ・・・強い生命力で生きること・・・ボン・コラージュ、勇気をだして・・・
by h-hatano-art | 2014-10-15 03:47