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波多野均つれづれアート

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夏のフランスの8月15日は聖母マリア信仰の聖母被昇天祭・Assomption 、アソンプション・・・

夏のフランスの8月15日は、第二次世界大戦・太平洋戦争の終戦記念日・敗戦記念日ではありません・・・聖母マリアの被昇天祭・Assomption 、アソンプションでありまして、フランス・カトリック信仰のご本尊は聖母マリア、パリのセーヌ河の中州のシテ島にあるノートルダム寺院の信仰対象・ご本尊は聖母マリア、だから、フランス語でノートル・われらが、ダーム・女主人・・・カトリック信仰のフランス人はフランス南西地方にある、聖母マリア信仰のミステリー・ゾーンのようなミラクル・奇跡の泉のあるルルドにお参りをすると・・・江戸時代の伊勢参りのようなものと言ったら、口がハレますが、そんなようなもの・・・宗教・信仰心は大切ではありますが、それに束縛されると不自由になるという二面性を持っている・・・フランスは聖母マリア信仰の国だと、歳暮マリアじゃあないよ、安倍・あべマリアでもない、聖母マリア・・・宗教はほどほどにしないと、バランス感覚を持たないと狂ったようになってしまう、それが西洋歴史の十字軍とイスラームとの聖地エルサレム奪還の戦い・・・人類はいろいろなことを体験して・経験してきて、そろそろ、人間進化しないといけない時代、カリブ海の島・キューバの首都、ハバナにアメリカの星条旗が何十年ぶりかではためく時代、シトワイヤン・ド・モンド、世界市民の二十一世紀の時代・・・ちっちゃなコップの中にいるといけんぜよの時代、何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・
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フランスの夏の花の代表は、ヒマワリの花・・・夏八月のパリ南郊外のアントニー市のマルシェ・市場に行きまして、大きなヒマワリを見つける・・・ヒマワリの花は、なぜかこっちを見ているというか、見られているようなフィーリング・感じの花で、ヒマワリを拝みに行く・・・このブーケ・花束で約六百円ぐらい、買おうとしたらウチのサ・マジスティ、女王陛下からノン・ストップがかかって、今、静物画のイチヂクを描いてるからヤメテ、この人はヒマワリを描かなくてはと思ったみたい・・・ウチの女主人さまからの一声で、残念無念・・・
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このマルシェ・市場に行った目的はポワソン・お魚ちゃんを買いに・・・われわれ、アジア人はミート・イーター、お肉食べ人間ではないので、フィッシュ・イーター、お魚食べ人間なので、身体の作りが違いまんねん・・・それでお魚を買いに行ったのであった・・・大西洋のサバとアジとイワシをそれぞれ、一キログラムずつ買う、調理して冷凍にする・・・これを、和食・洋食・中華と料理する、辛口の白ワインを飲みながらね・・・ちっともお役に立たない知識、イエス・キリスト、古代キリスト教のシンボル・マークはポワソン・お魚だった、だから懺悔・ざんげの日の金曜日にはお精進のお魚料理を食べるのが伝統・習慣になった、これは今でもフランスの習慣になっている、金曜日は魚料理、肉料理は食べない、しかし、この習慣もじっちゃん&ばっちゃんオンリー・だけになってきた・・・
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昨日の朝ニュースに、1998年にパリのポンピドー現代アート・センターのコレクション倉庫から盗まれていたピカソの絵、立体派・キュピズム時代のピカソの実験的な絵が、なんとなんと、大西洋の向こうのワシントンの郵便での輸入物コントロール・ドアンヌ、税関で見つかると、ヨーロッパのベルギー・ブリュッセルの郵便局から送られた小包みには、中のものは30ユーロ・約四千円ちょっとの値段の品物だと記入されてあったと、それが、なんと、ピカソのキュピズム・立体派の盗難の絵だった、何十億円というトンデモハップンな値段の絵だったとさ、さのさっさ・・・
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これがモンマルトルの丘の途中にある、ル・バトー・ラボワール、洗濯船という名前の貧乏絵描きが住んでいたアトリエの場所・・・無名時代のピカソも住んでいた、このアトリエでピカソはキュピズム・立体派の絵画実験をした・・・
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今は立派になっているけれども、長屋のようなアトリエがここにはあって、多くの外国からの貧乏絵描きが住んで絵を描いていた・・・これが現在のモンマルトルの丘のアトリエ・・・
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そこから、さらに坂道を上がると、目の前に・・・じゃーん、サクレクール寺院の頭が見えてくる・・・もう、この道は、ルノワールもゴッホもセザンヌも美術史の中の多くの絵描きが歩いた石畳、パリの石畳・・・そういう道を歩くとパワー・エネルギーをもらったような感じになるのが不思議な街・パリの魅力・・・
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・・・ル・コンサラ、コンサラトゥ、領事館とかフランス歴史の執政政府の意味の十九世紀当時からの名前のカフェ、なんとかの顧問とか法律相談するとかの意味もある、まぁモンマルトルの丘の上の領事館とでも言うべきカフェ・・・世界からの観光客でいっぱい、日本の京都の路地のよう、舞妓はんがいない・・・
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モンマルトルの丘の裏側には、こんなエルミタージュ・隠れ家のようなメゾン・ローズ、ピンク色の家のカフェ・レストランがある、壁がピンク・・・モンマルトルの隠れディズニーランド・・・白雪姫と七人のこびとのメゾン・家みたいー・・・エイホ・エイホ・・・
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その裏側をずーと下がると、これがモンマルトルの丘の裏にある、オゥ・ラパン・アジィール、跳ねるピョンピョン・ウサギのこと、つまり、跳ねウサギのキャバレー・・・十九世紀の当時、ここは不良のたまり場だった、ワイン飲んでダンスして・・・今の合コンみたいなもの、気があったら二人でどっかに行っちゃう・・・という不良男子と不良女子のたまり場だった、戦中・戦後からここはシャンソニエ・フランス語のシャンソン・歌を聴かせるキャバレーになった・・・アル中だったユトリロがここを絵に描いている・・・
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そのラパン・アジィール、跳ねウサギの前の斜面にあるのがパリでここしかない、モンマルトルの丘のブドウ畑、モンマルトルのワイン畑・・・月夜にここに来ると不思議な感じがする、前のキャバレー、ラパン・アジィール、跳ねウサギではモンマルトルの不良たちが集まってワイワイ騒いでいる声が聞こえたりもする・・・フランス人は意外にジャズ・ミュージックが好きでして、あのフレンチ・シネマの死刑台のエレベーターのラッパ・トランペットを吹いたマイルス・デービスのフレンチ・タッチとか、夏の夜に日本女性のジャズ & ボサノバなんか聴くのはどうどすえー、Lisa Ono Live at Java Jazz Festival 2015 - YouTube ・・・今日の週末の夏の夜の21時からのテレビ中継は、フランス対アングロテールのラグビーの国際親善テストマッチ・試合がロンドン南西郊外にあるトゥイッケナム・スタジアムである、ビールとピザが大量に売れる夏の夜、フット・サッカーも人気がありますが最近はお金がらみイメージが強いので、ラグビーの方が男らしいスポーツだと、ヤローどもがただただぶつかってボールを奪って走る、ゴール・イン、タッチダウンする・・・東京の創形美術学校の画学生時代にいっちょ前にラグビーしてたから、オールウェイズ・常にガチンコのスクラムを組むフォワードの右ロックの五番がポジションだった、だからチームワークという言葉の意味をよーく知ってる、身で覚えている、アジアは・世界はチーム・ワーク、トラバーユ・エキープの二十一世紀の時代、お互いの足を引っ張り合っている時代ではない、何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・・・・チャオ・・・

by h-hatano-art | 2015-08-15 05:10