人気ブログランキング | 話題のタグを見る

波多野均つれづれアート

hatanoart.exblog.jp
ブログトップ

ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・

今年の一月初めにパリでのイスラーム過激派テロ集団による無差別殺害事件の影響か、多くのフランス人が夏バカンスをセキュリテ・安全な国内ですごすと、アブナイところには行かないとなりまして、江戸っ子落語の風吹けば桶屋・おけやが儲かる式に、つまり、原因結果の法則でフランス国内の高速道路や国道でのスピードの出しすぎ交通事故が増え、先月の七月だけで360人もの犠牲者が出ると・・・多すぎる交通事故での死亡者、スピードの出しすぎ、運転中の携帯スマートフォンの会話やSMS打ち・・・アクロバット的な運転してよそ見して追突・・・長いことフランス人を見ていると、フレンチ民族は運動神経がニブイ人が多い、お口はまことに達者なのでありますが、物事をシュミレーションする能力学習が欠けている、こーやればああなる、あーやればこうなるということがわかっていない、今がよければいいじゃーんのペイザン・田舎者・・・みーんなが夏のバカンスに行くので、一年中・時間がたっぷりある年金生活者のジジ&ババたちも・・・この人たちのクルマ運転に遭遇するとゴーイング・マイ・ウェイでアブナイどころの騒ぎではない、運転免許証をとりあげろーと本当に思う・・・一番にスピードを高速道路で出すクルマはオランデーズ・オランダ人の運転するクルマ、これもアブナイ・・・だから、夏バカンスには行かない方がいいという結果になる・・・ある地方の会社で夏バカンスから帰って職場に行ってみると工場の機械がなーんにもなくなっていた、事務所の机もなにもかもなくなっていたと、夜逃げならずに夏バカンス逃げ、夏バカンスの従業員のいないうちに機械を売って会社も売って経営者は逃げてしまう・・・セ・パ・ブレ、セ・ブレ、ウソのような本当のお話しフランス版・・・アッと驚くタメゴロウー、昭和時代のギャグ語・・・
ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・_a0153141_04023535.jpg
ここがモンマルトルの丘の上にあるテアトル広場・・・向うにサクレクール寺院がちらっと見える・・・石畳の広場では・・・
ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・_a0153141_04140179.jpg
ハイ、このように世界からのウェルカム・カム、おいでませ観光客のためのパリのアートお土産、小さな絵で300ユーロ・約四万円ぐらい・・・観光客が手荷物で持って帰るのだから小さな絵しかない・・・さらに、即興でポートレイト・似顔絵も描いてくれる、似顔絵80ユーロ・約一万円ぐらい、一日に十人描いたら十万円でっせー、やめられない商売になる・・・
ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・_a0153141_04143463.jpg
こうやって観光客のポートレイト・似顔絵を描く・・・あんたはんも、やればいいじゃん・・・似顔絵っていうのは本人の顔に似ていないと似顔絵にならない、アッタリマエじゃん・・・ピカソの描く女の顔のようにキュピズム・立体的になったらアキマヘンのどすー、目が逆さまになったり・・・以前、この広場の元締め的な存在のミッシェル・キルビックというストリート絵描きのおっちゃんがいた、お前もここに来て描かないかと誘われたけれど、ずーと、それやっても生活はできるけれども・・・日本人の絵描きもちらほら見かける、最近は年金生活者のアマチュア絵描きの小遣い稼ぎのフランス人のジジ&ババが多い・・・
ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・_a0153141_04150557.jpg
モンマルトルの丘に上る階段の壁アートはこんな感じ・・・
ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・_a0153141_04154225.jpg

さらに、劇画マンガのような壁アートもある、ラクガキきもある、わけのわからんLOVEもある、世界共通のジィジィ・おチンチンのラクガキもある・・・ヨケイな話し、パリにやってきた日本のファミリーがパリのシャンゼリゼ大通りを歩いていたと、おじいちゃんが疲れて遅れて歩いていたので、うら若い女の子・孫娘が「ジィジィー、早くー」と言うと、道あるくフランス人が驚いて・・・ジィ・ジィ、おチンチン ? ・・・パリで女の子はジィジィ・ZiZi を大声で言わないように、おチンチン・ヘンタイかと思われるぜよ・・・
ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・_a0153141_03574303.jpg
夏半ばのウィークエンド、週末なので、スモモのタルトを焼いてみた、超カンタン・・・市販のパート・ブリゼ、小麦粉とバターを混ぜ合わした練りこみ生地のこと・・・の上に、夏季節のスモモを置いて砂糖を適度にかけて180度のオープンで30~40分ほど焼くだけ・・・
ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・_a0153141_03580820.jpg
このスモモのタルトにフロマージュ・ブラン、白いフレッシュ・チーズをかけて食べる、フロマージュ・ブランは生クリームよりも脂肪分が少ない・・・
ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・_a0153141_04425629.jpg
夏八月の読書本は・・・①モーリス・メルロ・ポンティ著作の「意味と無意味、SENS ET NON-SENS」国分社、1200円、この本の中にセザンヌの疑惑という章があり、書き出しは「かれは、静物を一つ描くにも、百回にもわたって制作をしなければならなかったし、肖像ならば、百五十回もモデルにポーズさせなければならなかった・・・」セザンヌが残した言葉に「デッサンを色彩とはもはや別のものではなく、われわれは彩色するにつれてデッサンするのだ。色彩が豊富になるとき、形態は充実する」・・・②「モランディとその時代」岡田温司・おかだあつし著作、人文書院、4800円、モランディはイタリア・ボローニャの静物画中心の絵描き、風景画や肖像画もある、生涯一度もパリに行かなかった、東京の創形美術学校の画学生時代にアトリエで静物画を描いているとモランディの絵の色彩ようだとアトリエの先生に言われ、その時、初めてモランディを知った・・・
ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・_a0153141_04373116.jpg
アート・ブログだから絵がないと、アルナッケ・ペテン師・詐欺師になるので・・・これはフランス十九世紀の色彩の魔術師と言われたドラクロワの花の絵の水彩画をもとに描いたもの、まだ途中の段階・・・
ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・_a0153141_05594641.jpg
さらに・・・これで二週間目・・・先は長いぜー、描いたり消したり描いたり・・・
ボブ・ディランのPLANET WAVES・プラネット・ウェイヴズの中のGoing Going Gone・・・_a0153141_04472141.jpg
そんなトラバーユのときに聴いているのはボブ・ディランのCD、プラネット・ウェイヴズ・・・この中から、Going Going Gone - YouTube ・・・チャオ・・・オマケ、ラグビーの国際親善テスト・マッチ、ロンドンの南西郊外トゥイッケナム・スタジアムでのアングロテール対フランス戦は19対14でフランスが負ける、あと一か月後にラグビー国際マッチが始まる・・・あと、ワンゴールで逆転勝ちだったのに、オ・ラ・ラ・ラー、後悔先に立たずのフランスの夏・・・
by h-hatano-art | 2015-08-16 04:28