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波多野均つれづれアート

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二十一世紀はアフリカとアジアの・・・不幸だった人々が幸福になる権利がある時代・・・

いやはや・いやはや、八月最後の週はフランスのメテオ・お天気が夏から秋になり、風が強し&時々雨降りになり気温も10℃下がって20℃前後になる・・・新大陸アメリカの西海岸のシアトルのように、パリは今日も雨だった・・・昭和時代のミュージック、長崎は今日も雨だったのフィーリングで・・・昔しのフランス・パリの夏の終わりはボーとしたおだやかな日々でありました、年々の地球温暖化によって、もう、秋がやってきたのかと、おかしな地球プラネットになっている、来週の火曜日から学校は新学期が始まるので、子供たちは規則正しい生活をこの一週間でもどさないといけない、フランスの小学生の就寝時間は夜の八時過ぎ・・・ベビーシッター・子供シッターのアルバイトをしていたから、よく知っている、フランスの子供たちの就寝前の習慣はお話しをしてあげることか、本を読んであげること、そうするとだんだん安心して眠くなると、オマジナイをかけるようなもの・・・
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これは先週のパリのシテ島のノートルダム寺院前から・・・太陽の光りが、もう秋の光りになっている・・・フレンチ・ワインの各生産地のブドウ畑の摘み入れが始まりまして、例年よりも早い・・・ヨーロッパ中からセゾニエ・季節労働者がやってくる、それがジタン・ジプシーの人たちだった、フランスなうではジョン・ド・ボワヤージ、旅をする人々と表現する、ジタン・ジプシーは差別用語になるから、最近はポーランドやリトニア等々の北ヨーロッパからの出稼ぎが多い・・・
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昨日の月曜日のトップ・ニュースはこれ・・・レ・ヒーロー・デコレ・ア・ラエリゼ、金曜日のタリス・ヨーロッパ新幹線の中でテロリストと闘った勇敢なヒーロー・英雄たちがフランス大統領官邸・エリゼ宮でレジオン・ドヌールの勲章をフランス大統領より授かる・・・犯人のテロリストはカラシニコフ自動小銃の三百発ものカートリッジの弾倉九個も持っていた。少なくとも百人から二百人の殺害、マッサークル・大虐殺の結果になったであろうと、それをわが身を捨ててストップした英雄たち、しかし、英雄たちはテロ犯人を阻止しなければ自分たちが殺害される・犠牲になる、人間はいざという時に行動できるか・・・
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これはなんじゃらホイ・・・セーヌ河の中州・シテ島の手すりにも愛のカギがズラリと・・・世界中の恋人たち・新婚旅行の男子女子がパリで愛の誓いをする意味のカギ・・・パリは永遠の都だから、二人の愛も永遠にというロマンチックな愛のカギ・・・重いやろ、重い・重い・・・本家・元祖のポンデザール・芸術橋の欄干のカギは撤去された、重さで橋が壊れると・・・ここはシテ島だから壊れることはおまへんのどす・・・
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夏の終わりのセーヌ河のクルーズ・遊覧船・・・乗っているのは、みんな外国人観光客オンリー・・・手をふっているから、こっちも手をふる・・・あのアジア人のグラサンのおっちゃんは誰だぁー・・・向うの大きな建物がフランス国立造幣局、フランスの記念メダルとか売ってる・・・この中に超お値段の高いギィ・サボォワのフレンチ・レストランもオープンした、なぜか、アラブ語とマンダラン・中華語と英語と日本語のメニューがある、なにか見え見えのフレンチ・レスト・・・このセーヌ河岸ぞいにもっとカジュアルなギィ・サボォワのブキニストというレストランがある、気楽に入れる外国人の観光客用のレストラン、フレンチ料理の本場のフレンチ・レストもサバイバル・生き残り作戦が大変なのだ・・・
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十七世紀、フランドル地方・アントワープの絵描き、ルーベンスの木のデッサン・素描・・・これは日本の東京・上野の西洋美術館の売店で買ったもの、美術学校の予備校時代に恐れ多くも上野の西洋美術館でロダンの彫刻の木炭デッサンをしていた・・・ロダンの考える人とか、地獄の門とか、トルソとかを木炭でデッサンしていた・・・もう何十年前ものこと、その時に鎌倉から来たカワイイJK・女子高校生にコラージュ・がんばってくださいと言われて、困ったことを覚えている・・・今のようにスマートフォン・携帯電話がない昭和の時代だった、電話番号を聞くこともできなかった、なに考えてるねん・・・ルーベンス作「木の幹と灌木」紙の上に赤と黒のチョーク、ペン、褐色インク、35,2X29,8cm、イギリス・デヴォンシャー公爵のコレクション・・・
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そのルーベンスの素描・デッサンをもとに、油絵で描く・・・これはアートの世界の中でコピーすること、模写することで多くの絵描きが描いている、純粋に自由模写をすることで、パクリ行為ではない・・・これがビジネス・お金勘定になると、次期東京オリンピックのロゴ・デザインのように大変に世界的な大騒ぎになる・・・何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・巨匠ルーベンスから訴えられることはない・・・温故知新・おんこちしん、古きを訪ねて新しきを知ることは文化・アート世界の常識なのでありますが、それを自分のオリジナルというと・公言するとニセモノ・偽物になる・・・その原理を知らないとプロフェッショナルではおまへん・・・火事はボヤのうちに消した方がいい、ボーとしていると大火事・全焼する、類焼する危険もある、広告デザイン界全体に・・・
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夏八月の終わりの読書は・・・① 「氷川清話・勝海舟」日本歴史の江戸末期・幕末から明治に時代が新しく回天する・維新回天しょうとしている時の勝海舟の覚え書き・自慢話し、これがおもしろい・・・薩摩・長州の連合軍に江戸城を無血で開城した勝海舟、このおかげ・決断で日本は当時の十九世紀の西洋列国の植民地にならなかった・・・② その勝海舟の父であった勝小吉の自伝「夢酔独言・むすいどくげん」これも江戸末期のサムライ・江戸の下町貧乏長屋の旗本のやせ我慢生活がおもしろい、江戸っ子の考え方がここにある、日本の歴史はこんな時代があって、こんな人々が生きて今の日本になったことをサボワール・知る・・・何回も読み返してボロボロになっている、特に、ウチのサ・マジスティ、女王陛下はお湯の入ったバスタブ・風呂に入って読書をする習慣があるから本がユミリテ・湿気てこんなになる、一時間近くも風呂に入ってゆっくり読書している変人奇人なのだった・・・
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駅前のアラブ系フランス人の出店で売ってる夏の終わりの果物、プリュム・スモモでタルトを焼いてみた・・・人間を長くやってると、何でもやっちゃおうーと人間進化する、何でも見てやろうー・何でもやってみようーのススメ・・・なにか、東洋哲学・仏法の法輪・チャクラのようになってしまった・・・
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夏の終わりの午後のおやつ・・・パイ皮地にスモモを置いて砂糖を適度にかけて180℃のオープンで焼くだけ・・・フランスの田舎のばっちゃんが孫に作る、あらよっていう簡単に作れるスモモのタルト・・・スモモの酸っぱさと砂糖の甘さで酸っぱ甘いタルト、サドマゾ・タルト・・・お気に入りミュージックから、Paul Simon - Diamonds On The Soles Of Her Shoes - YouTube 、彼女のシューズの裏底にはダイヤモンドがくっついていた・・・二十一世紀はアフリカとアジアの時代、西洋植民地時代の不幸だった人々が幸福になる権利がある時代・・・チャオ・・・
by h-hatano-art | 2015-08-25 06:31