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波多野均つれづれアート

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「絵は無声の詩、詩は有声の絵」イギリス十九世紀の美術評論家のレッシングの言葉・・・

昨日から九月が始まり、フランスの学校は新学期が始まる、子供たちは二ヶ月の長い夏バカンスの不規則な生活から正しい・コレクトの日常生活になる、新学期ですから新しいメトレス・先生と新しいクラスの学友にストレスを感じ、おとなしい子ネコちゃんのよう・・・昨日は、1715年の九月一日に ROI-SOLEIL・ロワ・ソレイユ、太陽王とよばれたフランス国王のルイ十四世が亡くなって三百年の月日が流れる、フレンチ・テレビではルイ十四世特集の番組ばかり、ご存知のようにフランスは十八世紀のフランス大革命で王族や貴族を根こそぎ、ギロチンにしたり国外追放にしたりでフランスから王様や貴族はいなくなった、ブリテン島のイギリス王室のようなものは存在しない、大衆・民衆というものは国のシンボル・象徴的な存在が必要でありまして・・・三世紀前のルイ十四世を追憶する、ロワ・ソレイユ、太陽王とよばれフランスの栄光をヨーロッパ中に示した、ヴェルサイユ宮殿を作り、ヨーロッパの王族たちがヴェルサイユ宮殿をコピー・マネした・・・フランス人の感覚として、フランスにもイギリスの王室のようなものがあればよかったのにと、平和な時代になって思っている・・・どうであれ、東洋アジアの島国・日本に皇室が続いていることは世界の驚き、プボワール・権力ではない国民のシンボル・象徴としてのケルク・ショーズ、なにものかを多くの人々は必要としている・・・何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・毎日、こればかり・・・
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フランスといえば、パリ・モード、ファッション・・・パリのメトロ・地下鉄通路にあったスペシャル・モードの婦人雑誌の宣伝・・・グラシアというモード雑誌、こんなものと言っては失礼だけれども、デモクラシー・民主主義の世界はいろいろなものがある・共存している社会、これも女性たちの夢として必要なのだ・・・
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文化・アートブログですから・・・フレンチ・テレビ・ニュースの文化関連ニュースに・・・ユネスコ世界文化遺産の中東シリアのパルミラ遺跡のベル神殿が・・・ビフォー・以前は、このようにあったと・・・
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それがアフター・その後、イスラム国による爆破でなくなってしまっていると・・・人類の文化・アート遺産をデストロイヤー・破壊している・・・人間の身体にできたガンのようなもの、早期にガン細胞をつぶさないと、身体全身にひろがってしまう・・・何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・また、出た・・・
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昨日のお昼ご飯に牛肉ミンチとタマネギのみじん切りのハンバーグを作り、フライパンでトマト・ピューレと一緒に煮込んでいるところ・・・これにパスタを入れればイタリアーノ・イタリア風になるのでありますが、日本人だからア・ラ・ジャポネ―ズ、和風にする・・・
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なんのことはない、上から小葱を細かく切ってかけただけー・・・ご飯のおかずですから、ハンバーグ・トマトソースがこのようになる・・・それに、これだけではゲイじゃなかった、芸がないので・・・
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パリ十三区の中華街のタング・フレール、陳氏兄弟商会スーパーマーケットの冷凍イカで、お醤油・お酒・みりん・ダシ入りのイカの姿煮を作る、一時間近く煮込む・・・これだったら、白ワインと一緒でもおいしいのではないのかと思う、これもご飯のオカズ・・・
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パン屋で買ったパティシィエ・お菓子作り用の小麦粉があったので・・・午後のおやつにクレープを焼く・・・
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ミルク入りのマークス&スペンサーのストロング紅茶と一緒に食べる・・・クレープの上に乗っているのは、バニラ・アイスとスモモの砂糖煮・・・このクレープを四枚も食べる・・・
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今日もパリの街で見たモト・オートバイ・・・どこのメーカーだかわからない・・・オートバイ・オタクだったらわかるかも・・・パリの水色のオートバイ、水色でっせ、パステル・カラーの水色、京都の舞妓はんもびっくりどすえー・・・
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フランスからの又吉コーナーの本紹介のお時間・・・①「中世の日常生活」ハンス・ヴェルナー・ゲッツ著、中央公論社、騎士階級と宮廷生活からの章には・・・「むかしの騎士は選びぬかれた氏族から生まれ、先祖伝来の高貴さの上にさらに非の打ちどころのない礼儀作法を身につけた。伝えられるところによると、騎士は幾多の富裕な主君と盟約を結び、その願いに応じて彼らに仕えた・・・主君に代わって復讐を遂げるのであれ、主君のために自分の考えとは別のことを行うのであれ、たとえ主君がなんといおうと、たとえ何を依頼されようと、そうしたことを騎士はひとつとして先に延ばさず、すべてを即座に果たした。狩猟中であれ、戦いの危険の最中であれ、ふだんの行動の場合であれ、騎士はこの主君たちのために自分の命を落とさなければならないことも実にしばしばあった」・・・日本の中世時代のサムライのよう・・・②「長谷川潔の世界」猿渡紀代子著、有隣堂・・・戦前の1920年代のパリに住んでトラバーユした日本人の銅版画家の生活・・・19世紀前半に写真が発明されて、それから長いこと忘れられていた銅版画の技法のマニエ―ル・ノワール、黒の手法、英語のメゾチントのこと・・・を日本人・長谷川潔は発見し、再興した・・・版画人間には必読の本・・・
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一ヶ月すぎて、やっと、これからが始まりという絵・・・これから気持ちを入れて描く、つまり、ベースボール・野球でいう一球入魂のような一筆入魂・・・イギリス十九世紀のウィリアム・ブレイクの詩の中に「一つぶの砂にもひとつの世界が、一輪の野の花にもひとつの天界が見え、掌・たなごころに無限のひとときのうちに永劫を握る」・・・つまり、この宇宙の全てに生命が宿っていると思ってトラバーユする、やっぱ奇人変人だぁー・・・「絵は無声の詩、詩は有声の絵」イギリス十九世紀の美術評論家レッシングの言葉より・・・新大陸アメリカ・テキサス州のナッシュビルのカントリー・ミュージック、Kelleigh Bannen - Famous - YouTube ・・・フランスでテキサス・ナッシュビルのカントリー・ミュージックを聴くことはないがテイラー・スウィフトのMTVなんとか賞の受賞でフランスでもニュースになる・・・チャオ・・・東京五輪のロゴ・マーク、ドタバタ顛末事件も大きくフランスで報道される、アジアの中国のコピー商品に続き、日本人はいまだに猿マネが好きなのかとイメージされる、ケル・オント・なんと恥ずかしいことか・・・小事が大事だと、昭和時代の子供たち・我々は教わった、潔・いさぎよさも教わった、ウソをつくなと教わった、間違っていたらエクスキューズをいうことを教わった、ビジネス中心になると文化もアートもなくなってしまうぜよ・・・サルのラッキョウの皮むきと同じ、全部がなくなってしまう、何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・
by h-hatano-art | 2015-09-02 07:04