波多野均つれづれアート

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退廃芸術だと、ナチ・ドイツから烙印をおされたエミール・ノルデのお話し・・・

夏のバカンスが終わって、秋の季節が始まってのフランス社会ニュースに、一年間にフランス人ひとりが平均五キログラムのサラダ菜・サラダの葉っぱを食べると、なんとなんと、スーパーマーケットで売っているサラダの葉っぱが虫よけの農業用の化学薬品で汚染されていたと・・・夏バカンス中に食べたサラダはなんだったのー、汚染されていたサラダの葉っぱ・・・さんざんに食べたあとに農薬で汚染されていたとは・・・よーく、洗って食べるようにとか、サラダの葉っぱの芯の方は食べない方がベター・よかたいとか、フレンチ・メディアでは言ってる・・・食安全の食べものは、どこにあるのかー、どこにもあらへん、大量消費ビジネス社会の光りと影・・・
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パリ左岸から見たセーヌ河とルーブル美術館・・・九月半ばの夕暮れ前の六時すぎのパリの光りは、こんな感じ・・・ちょっと、風が冷たい・・・ポプラ並木の紅葉はまだ早い・・・フランスからの文化・アートブログなのに、アートがあらへんやんとお叱りをうけますので・・・
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フランス国立美術館出版のエミール・ノルデのカタログ・画集から・・・ノルデはナチ・ドイツ時代に生きた絵描き・・・昨日の夕方は友人のワタナベ君の銅版画家たちのグループ展に行きましたので、頭が銅版画になっている・・・
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これはノルデの自画像の水彩画・ペン画・・・ドイツ人のノルデは若い時にドイツ表現主義の絵を描いて、ドイツ・ナチス初期のナチ党員にもなって・・・独裁者ヒトラーが本質をあらわすと、ノルデらの当時の飛んでるアートは退廃アートだと烙印をおされ、油絵を発表する・展覧会することや油絵を描くことを禁止されて、デンマーク国境に近い北ドイツのちっちゃな村に隠遁・いんとんする、引きこもった・・・ということを頭の中に入れておいて・・・
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ノルデの迫害前の木版画「エジプト人」1910年、木版プレス、紙は日本の和紙・・・ドイツ表現主義とは、こんな感じのアート、ゲルマン民族のゴツゴツしたアート・・・
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これも木版画、ノルデ作「男とその妻」1912年、木版プレスに銅版画用の紙・・・
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ノルデ作「森の中の子供たち」1911年、銅版画プレス・・・今から見ると、ちょっと、児童ポルノ法にひかかる寸前なのでありますが・・・
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ノルデ作「バレー・踊り」1922年、銅版画プレス・・・ちょっと、奇怪というか、コワイというかの表現になり・・・
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ノルデ作「オートポートレイト、自画像」1911年、銅版画プレス・・・
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ノルデ作「マダムN、Ada・アダ・ノルデ、ノルデの妻の顔」1911年、銅版画プレス・・・
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これがノルデ美術館の内部・・・ドイツとデンマークの国境近くの田舎町、ゼービュルにあるノルデ美術館、ハンブルグから鉄道かクルマで行くしかない・・・こんなアートがナチ・ドイツから退廃芸術として弾圧された・・・気分が滅入ってきたので・・・
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パリの街の夕暮れの親子・・・若い背広姿のパパ、帰宅途中のパパがベビーシッターにあずけられていた二人の幼いムスコたちの手をひいて帰る姿・・・いいでしょう、ドラマがあって・・・男子たるもの幼い子供たちの世話をしょう、その思い出はいつまでも子供たちの心の中に光り輝く・・・次の時代を生きる子供たちの世話をしょう・・・Cēline Dion - Power of Love (Live in Boston) - YouTube 、世界が必要なのはパワー・オブ・ラヴ、人間愛の力・人類愛の力・生命愛の力・・・世界の難民の人々に・・・チャオ・・・
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週末オマケに、イベリア半島の先端、ポルトガルの食前酒・ポルト・・・ポルトは一般的に赤いポルトが主流なのでありますが、日本のポートワインみたいに&養命酒みたいに・・・これは珍しく白のポルト、冷やして飲むとおいしい、アパートの上の階の若い家族がポルトガル系のフランス人で今年の夏バカンスに帰国した時のお土産、パリ南郊外からポルトガルまではクルマで行ける、北スペインを通過してポルトガルに入る高速道路がある、早朝に出発すると夜遅くにはポルトガルに着く、ヨーロッパ・ユーラシア大陸は地続き、だから、中東シリアやイラクからの難民がヨーロッパにおしよせてくる、ヨーロッパに行けばトラバーユがあると、約束された生活があると、それはグラン・イル―ジョン、大いなる幻想、今いる場所で苦しくても困難でもがんばらなければメーテルリンクの青い鳥はどこにもいない、足下に幸福があることを知ること、そして、世界各国の人々は援助する・助け合うソリダリテ・連帯心を持つこと・・・健康第一・無事故の週末を・・・バイ・・・

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by h-hatano-art | 2015-09-25 05:10 | Trackback | Comments(0)
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