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波多野均つれづれアート

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年末の閑古鳥・かんこどりが鳴いているフランス・パリ観光・・・イエール・アンコール、昨日よ・もう一度、パリの栄光を再び・・・

レベイヨン・ド・ノエル、クリスマスイヴまで、ユンヌ・スメンヌ、一週間のフランス社会の話題は、ノエル・クリスマスのクレッシュといってイエス・キリスト誕生の馬小屋のお人形飾り・・・ヨーロッパ・フランスの根底はカトリック・キリスト教の信仰ですから、サパン・ド・ノエル、クリスマスツリーの下にはクレッシュ・キリスト誕生の馬小屋のお人形を飾るのが一般的なフランス人のすること・・・それは西洋絵画アートでは、イタリア・ルネサンスの時代から教会の壁に奉納画としてフレスコ画が描かれ、それ以後、多くの絵描きたちが幼いイエス・キリストを祝福する東方の三博士の絵を描いた・・・
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フランドルの絵描きブリューゲル作「東方三賢王の礼拝」1564年、カンヴァス・油彩、111X83,5cm、ロンドン・ナショナルギャラリーのコレクション・・・イエス・キリストが誕生した時に、ユダヤの王を探して砂漠を横断中の三人の賢者が夜空に大きな紅い星が光り輝くのを発見したと、その紅いエトワール・星の下に粗末な馬小屋があってそこにヨセフとマリアの子・イエスが誕生したと、最年長者のカスパールが聖母マリアの膝に抱かれているイエス・キリストの前にひざまずいて、黄金の贈り物を捧げている、聖母マリアの横・うしろには黒人・アフリカ人のバルタザール、そして、最年少のメルキオールが王者のしるしの贈り物を捧げると・・・ちょっと、かったるいですが、これが西洋絵画アートの東方三博士・東方三賢王のストーリー・・・このお話しはフランス人の子供たちでも知っているポピュラー・大衆的なもの・・・
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同じくベルギー・アントワープの絵描き、ルーベンス作「東方三賢王の礼拝」1626~1629年、カンヴァス・油彩、283X219cm、パリ・ルーブル美術館のコレクション・・・この東方の三賢王・三博士は、ヨーロッパとアフリカとアジアを代表するシンボルとして描かれたので、この絵の中にも黒人・アフリカ人がイエスの後ろにいる・・・なにを言いたいのかと申しますと、東フランスのアルザス・ロレーヌ地方の一つの町・市にノエル・クリスマスお飾りのこのクレッシュ・キリスト誕生物語の人形を市が広場に飾ったと、なんと、その東方の三賢王・三博士がみんなブロン・白い人形だったと、その市の市長はフランス極右翼党のFN・フロントナショナル、国民戦線党の人物・・・この極右翼連中はカトリック・キリスト教の聖書の物語も勝手に変更してしまう、極右翼的に解釈してしまう、フランスには La race blanche、ラ・ラーシュ・ブロンシュ、白人種・純血種しか必要としない・・・
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来年のモダン・ダンスの宣伝ポスター・・・パリ・オペラ座クラシックバレーのエトワールだったマリー=クロード・ピエトロガラとジュリアン・ドゥルオの創作ダンス・・・ダンスおたくだったら、ワァーオと叫ぶ・・・
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フランス婦人雑誌のELLE・エルの七十周年記念号・・・知り合いのフランス人家庭に、この婦人雑誌エルはいつも置いてある、年間購読をしている、フランス女性の知的マガジン・雑誌といっても過言ではない・・・
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ピンぼけになったパリのユニクロ・オペラ店・・・もう、日本のユニクロでわざわざ買わなくてもいい、みんなここで買えちゃうもーん・・・商品に自由に触っていいからフランス人に人気がある、フランスのブランド店は、ヌ・トゥシュ・パ、触るなーと大声で注意される、どっちがお客なのかというもの、お金を払うのがお客さんだろーというもの、ヌ・トゥシュ・パ、触るなーなんてストリップ劇場の注意みたい、踊り子に手を触れないで下さい・・・これ以上、書くとまたまた、日本全国の教育委員会のお母さま方からお叱りをうけそうだからアレテ・やめようー・・・
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そこで買ったのがこの帽子・・・メイド・イン・シノワ、チャイナの格安帽子・・・これで十ユーロ、約1300円ちょっと、カシミール・カシミアの帽子もあった、カシミアは三十ユーロ、約四千円・・・まぁ、これでいいかー・・・パリでかぶるユニクロのチャイナ製帽子、何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・フランスのノエル・クリスマスの子供のおもちゃの70%がメイド・イン・チャイナ、ファブリケ・フランセーズ、フランスで作られたもの、フランス製は少ない・・・
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パリ市内の映画館ではスターウォーズ、フランス語ではゲール・ド・エトワール・・・このポスターばかり、パリの街・犬も歩けばスターウォーズにぶつかる・・・ワンワン・・・
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パリのオペラ界隈のバス停の広告は・・・ディオールの香水、ジャドール、ワタシの好きなもの、ワタシのお気に入り・・・ノエル・クリスマスの女性用プレゼント・・・あたしのお気に入りちゃんをプレゼントする、男心をわかってほしい・・・あんさん、なに言ってんねん、頭おかしいのとちゃいまっかーとファンム・女性は思っている、ケイベツ光線をあびる・・・
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スペインの生ハム、ハモン・セラーノ、山の塩漬け乾燥した豚モモ肉生ハム・・・このモモ肉かたまりが一個、650ユーロ、約八万七千円前後・・・これをノエル・クリスマスの贈り物にするフランス人もいる、ハモン・イベリコは黒豚のモモ肉生ハム、イタリアではプロシュット・プロシュートの生ハムがある・・・
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フランス南西部のバスク地方のジャンボン・ド・バイヨンヌ・・・いやはや、おいしそうでんなー、地元のワインのつまみに生ハムを食べる、これがフランス・プロフォンド、深ーい本当のフランス・・・11月13日のパリのイスラーム過激派テロ以後、世界からのツーリストがフランスをスルーしてフランス観光協会は閑古鳥・かんこどりが鳴いている、テロによる経済低迷のフランス、なんとかしなければいけない・・・なんとかせんにゃあいけんミュージックは、Charles Aznavour - Hier encore - YouTube 、シャルル・アズナブールが歌うイエール・アンコール、昨日よ・もう一度・・・パリの栄光を再び、イスラーム系のフランス人やアフリカ系のフランス人と共々にヌーベル・新しいフランスの栄光を・・・チャオ・・・


by h-hatano-art | 2015-12-18 07:08