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波多野均つれづれアート

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パリ交友記、ペルソナージュ・人物紹介、その4

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辻君のガールフレンド、緒方遼子さんとの初対面の挨拶も終え、アントニーの朝市の魚屋で買った、新鮮なサバとイワシ・・もちろん、お塩とお酢でしめたものです。フランスに留学にきた日本人の女子で、しめサバのことを、・・しめサバっていう種類のお魚が海の中に泳いでいると、ずーと、信じていましたっていう女の子がいた。マンマ・ミイア・・だった。フランスで一人自炊生活が始まって、お米を台所洗剤で洗って、炊飯器がアワだらけになって驚きましたっていう留学中の女子もいた。笑っちゃうでしょうが、これが現代日本女子の現実なのだ。・・・のおさしみを前菜にして、食事が始まった。辻君も緒方さんも、二人とも食べる事が大好きだから、白ワインを飲みながら、パクパクと食べてくれた。職場のことや、二人の生活のことや、彼女の実家・熊本のこと、なんかがお話しのテーマになった。熊本に住む、彼女のおばあちゃんとお母さんは、地元でレストランをやっているということだった。幼い時から、そういう生活に接していれば、彼女がお菓子作りの道を選んだのも当然の結果だったと思った。彼女が急に、・・ハタノさんって、司馬遼太郎が好きなんですか?・・うちのアパートは狭いけれども、活字中毒患者が二人いるので本だらけだ。画集、絵のカタログを中心に、入り口からリビングの中まで、本棚・・雑多な本で埋まっている。その中に、司馬遼太郎コーナーがあり、「街道をゆく」43巻とか・・・あったのだ。・・・熊本の母は、司馬遼太郎の本の大ファンで、・・・私の名前の遼子も、司馬遼太郎からきているんですよ・・・フランスで三十年以上も住んで、フランス人と交流すると日本に関する質問だらけだ。日本の歴史、伝統、習慣、・・等々、質問ぜめにあう。ある時、フランスの田舎に行って、地元のフランス人の壮年とお茶していたら、・・ニンジャ・忍者とは、ケス・ク・セ、なんなのか?アイヌのひとたちは源日本人なのか?って聞かれて、困ったことがある。・・そういうこともあって、司馬遼太郎の本を読むようになった。二人のこれからの目的や夢・・を聞いて、会話が弾んだ。寡黙だった辻君は、明るくなり、彼女と一緒にいるのが楽しそうだった。・・・じゃあ、将来は帰国して、東京のどこかにお店をオープンするのが、二人の夢なんだ。いいじゃん。どんどんやれよ。・・・コチジャンで真っ赤にそまった海鮮鍋を皆でつつきながらの楽しい時間だった。・・・まぁ、貧乏絵描きで何もできないけれど、フランスから応援してるよ。二人とも絶対に出世しろよな。じゃあ、乾杯だあ。プール・グラン・ビクトワール、人生の大勝利のために・・・。                                             フレンチレストラン、KOST・コストの紹介。東京都世田谷区奥沢6-28-10、          Tel.03-3704-4417、自由が丘駅から東急大井町線ぞいにある。http://www.kost.jpにアクセスするとベターです。東京に住んでいる方、食べに行ってみて下さい。フランス料理シェフの辻君とパティシェ・シェフの遼子さんがいるお店です。・・・写真は、アントニーの市場の魚屋のエビ、クラベット・ローズと花屋さん・・・フランスのお父さんは、買い物カゴをさげて、お母さんのためにお花も買っちゃうのだ。日本のお父さんたちも、しっかり・・・・サン・バレンタイン・デーも近いし・・・。辻君と遼子さんに、一周年記念のお祝いに、最近よく聞いている歌・・YouTube-AI-Storyを贈ります。
by h-hatano-art | 2010-02-05 18:27