波多野均つれづれアート

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2012年 03月 18日 ( 1 )

ル・プランタン・テルミネー、春はオシマイになっちゃっていつもの3月お天気のパリになってしまった・・・

あんなにソレイユ・太陽が連日のように昇り、これはもうフランスの初夏・六月の陽気だとフランス人たちがルンルンの一週間はテルミネ・おしまい・・・日中最高気温13℃のパリとパリ南郊外のディモンシュ・日曜日にカム・バック、雨雲も低く明け方に雨が降ったせいか、パリ南郊外の朝の路面はぬれている・・・まだまだ、ル・プランタン、春到来は遠いばかりです。昨日の土曜日の午後はパリの東郊外のサン・マンデの市役所で開催している版画ビエンナーレ、ビエンナーレとは二年に一度、行われる展覧会のこと・・・に行きました。よく知っている日本人版画家からの招待状が届いていましたので、挨拶にでかけました。ワタシの住んでいるパリ南郊外から版画展会場の東郊外に行くには、まず、パリの中心シャトレ、レ・アール駅・・・ほとんど、全ての郊外線やメトロ・地下鉄線が交差している駅・・・まで行って、乗り換えての・・・直通交通手段がありませんので・・・一時間もかかってしまう・・・送られてきた展覧会の招待状には、必ず、反応するのが絵描き仲間の流儀・マナーなのでありまして、気分転換にもなりますし、招待状をわざわざ送ってきたアーティストに・・・よかった。よかった。すごいじゃん。フェリシィタシィヨン・おめでとうーと、たたえてあげるのが礼儀というもの・・・そこで、ちょっぴりでも、嫉妬したり、ねたんだりしたら、イケマセン。よかった、よかったと、ほめたたえてあげることが大切です・・・アート・文化というものは、ビジネス世界の競争の世界ではないので・・・その会場で版画家と小一時間ばかりお話しをして、帰りはオペラ座近くの日本食品店に寄って、お米十キロを買って帰りました。土曜日は10%の割引になる・・・フランス・パリの生活も大変です・・・
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プルコワ・なんで、フランスなのにボブ・ディランが・・・これは、駅のキオスクで売っているボブ・ディラン写真展の本・・・ボブ・ディランの回顧展がパリがパリ市内の北東はずれにあるシテ・ド・ラ・ミュージック、音楽都市とでもいうのか音楽の聖堂で・・・反体制・反戦のフォーク・ソング、そして、ロックの時代の旗頭であったボブ・ディランはフランス人たちに、なぜか人気のあるミュージシャンです。日本社会だったら、おっちゃん世代の昔し懐かしフォーク・ロックなのでありますが、フランス人のワタシ世代のおっちゃんたちは、自分の子供たちにボブ・ディランをオススメ・ミュージックとして継承・伝えている・・・あのベトナム戦争に始まっての混沌とした時代の風・フィーリングというものを、次の世代に伝えている・・・子供たちも大きくなって、結婚して、子供が生まれると・・・ワタシ世代のフランスのおっちゃん・おじさんたちは、今度は孫たちにボブ・ディランをオススメする・・・そういうフォーク・ロック・シンガーがボブ・ディランなのであります。日本だったら、ボブ・ディラン・オタクしか知らないと思うけれども・・・そうやって、時代の風・フィーリングを次の世代、次の次の世代に伝えることは、大人・先に生まれてきた者の役目です・・・ワタシもボブ・ディランを聴いて、絵を描いております・・・ボブ・ディランの歌をフランス語訳の歌詞で歌ったCDも発売されております・・・
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・・・あまりハードなお話しばかりつづくと、おもしろくなーいと言われちゃうので、週末フランスからの誰でもできちゃうフレンチお料理教室の海鮮食材を使った、ちょっっっっと豪華・ゴージャスなパイ皮包み・・・市販のパイ皮の上に、海鮮食材のエビ・白魚・牡蠣・ホタテ・貝類とウズラタマゴ・・・海鮮類は別々にフライパンでバターを使って軽くソテ・火をとおしておく、もち塩・コショウをすること、ウズラタマゴちゃんは茹でておくこと・・・これがパイ皮の中にいれる材料・・・コツは、熱熱のものではなくて、ちょっと、常温で冷やしておくこと・・・この段階でオープンを熱熱に180℃に温めておくこと・・・
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パイ皮地に上の海鮮食材を並べ、二つ折りにして張り合わせます。これで四人分ぐらいですから、もっと多い人数だと、パイ皮を二枚使って、中に海鮮食材を入れて張り合わせます。これだと、六人分から八人分あります。パイ皮地の上にバターを数個のっけて、百八十度のオープンで焦げ目がつくまで・・・だいたい、三十分から四十分ぐらい・・・焼きます。途中でオープンからパイ皮包みを取りだして、上から、卵黄を筆かハケを使って塗り・・・テリをだすため・・・再度、オープンの中に・・・
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・・・そうすると、じゃーん・・・我が家でもフレンチ・レストランのような豪華な、超ゴージャスな海鮮パイ皮包みの出来上がり・・・これにかけるソースは、海鮮類をフライパンでバター・ソテ、焼いたときに、各食材から汁・ソースがでます。それを小鍋に集めておいて・・・キノコをじっくりバター・ソテ、焼きます。そうするとキノコからのソースっていうか、お汁が出てきます。それに、先ほどの小鍋に集めたソースを足して、生クリームとバターを入れてモンテ・濃度を強め、ちょっと煮つめます。最後に、塩・コショウをして、火を止めた段階でパセリのみじん切りか小ねぎのみじん切りを入れ、レモン半個のしぼり汁を加えれば、キノコ・ソースの出来上がり・・・この大皿はフランス・バスク地方の戦前のもの、デザインが斬新で現代デザイン・プリントのようでしょ・・・
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オープンから取り出した、熱熱のパイ皮包みを大皿に入れて、食卓テーブルの上で切り分けるパフォーマンスをする・・・そうすると、みんなが喜ぶ・・・各人のお皿にパイ皮包みを切り分け、上からキノコ・ソースをかけると・・・もう、パラディ・天国です。ワインは白のロワール産のムスカディか、ブルゴーニュ産のアリゴテ、もちろん、シャブリでも結構です。南仏のロゼ・ワインでもよろしいかと、お誕生日・お祝い事であればシャンパンとか・・・白ワインやロゼワインやシャンパンは必ず、冷やしておくこと・・・これは、フレンチ料理のマエストロ・巨匠のポール・ボギューズのスズキのパイ皮包みを自分なりにアレンジしたものです。ウズラのゆで卵が入ってるのは、もうじき春のパック・復活祭にちなんで・・・フランスでは、お料理・キュイジンヌも文化・アートの中に入っていますので、料理というものはひとつのメッセージを持っているものだと・・・そして、料理人、まっとうな正しい料理人はアーティストとよばれています・・・お料理もアートなのであります・・・じゃあ、ボン・ディモンシュ、よい日曜日でありますように、健康第一・無事故の毎日を・・・チャオ・チャオー・・・週末オマケに・・・ボブ・ディランがしわがれ声で歌う、自分の息子のために作詞・作曲したとされている・・・フォーエバー・ヤングをフランスから・・・いつまでも若く・・・いつまでも若く・・・かつて、ボブ・ディランの恋人・ガールフレンド・戦う仲間同士だったジョーン・バエズの歌う Jean Baez-Forever Young も味があっていいものです・・・バイ・・・
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by h-hatano-art | 2012-03-18 15:21 | Trackback | Comments(0)