波多野均つれづれアート

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2012年 03月 19日 ( 1 )

フランス三色旗にレスペクテ・忠誠を誓うこととラ・マルセイエーズを歌うことがフランス市民としての証し

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パリとパリ南郊外は曇り空の朝、日中最高気温は13℃・・・ア・ドゥマン、明日は春分の日になっていますが、春はまだまだ・・・パ・ゾンコール・アリーブ、まだやって来ていない・・・昨日のフランス社会は、戦後の1962年に、フランスとアルジェリアとのエヴィアン停戦協定調印から50周年、日本社会ではぴーんとこないと思いますが、戦前からアルジェリアはフランスのアルジェリア、植民地でありました。日本と朝鮮半島・中国大陸の関係だとイメージされればわかりやすいかと・・・そんな関係で多くのフランス人がアルジェリアに住んでいました。例えば、異邦人やペストや反抗的人間、等々を書いた作家のアルベール・カミュを代表するフランス人たち・・・アルジェリア住まいのフランス人たちは、本国のフランスでは、ピエ・ノワール、黒い足とよばれ・・・差別用語・・・そういうアルジェリア在住フランス人が全員、本国フランスに引き上げると・・・同じ年の七月三日にフランスがアルジェリアの独立を認めるとなっていますので、その前にフランスに引き上げないと・・・植民地からの独立ドラマはどこも同じです・・・皆殺しにされてしまうと憶測が飛びかい、多くのフランス人が引き上げ船に乗ってアルジェリアの対岸のマルセイユへ・・・その中に、親フランスだったアルジェリア人家族も一緒に・・・それから、五十年の月日が流れ、ようやくフランス社会でこの問題にスポットがあたる・・・長い間、戦後フランスの恥部としてタブーだった・・・先週のフランス・テレビ夜番組は、このアルジェリア問題のドキュメンタリーばかりでありました。この写真はフランス・パリ郊外の市役所の中のマリアンヌ像・・・フランス市民革命を導く自由の女神・・・ルーブル美術館にあるドラクロアの民衆を導く自由の女神で有名・・・と、フランスのブルー・青、ブロン・白、ルージュ・赤の三色旗、フランス全国の市役所がほぼこんなデコ・飾りをしています。別に、極右翼的なものではありません。これにフランス国歌のラ・マルセイエーズを歌うというのが、フランス市民の証しです・・・日本市民の証しとは・・・日本人はもっともっと大人にならないと、国際社会で共存共栄できません・・・
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パリのルーブル美術館とセーヌ河をはさんで対岸にあるオルセー美術館では・・・ドガ・エ・ル・ヌュ、ドガとヌード展が始まりました。長い間、個人コレクション・非公開になっていたドガが描いたヌード・シリーズ・・・これは、日本の江戸時代の浮世絵の春画的な、当時の十九世紀フランス社会では、スキャンダルだったヌード・それものぞき見的なヌード・・・室内で風呂・水浴する女性たちのヌード・・・今だからこそ、こんなヌード・シリーズもアートとして公開される・・・アート世界にもタブーがあったものです。そういう当時のフランス社会モラルを打ち破るような意味合いのヌード・シリーズ・・・七月中旬までオルセー美術館でやってます。いつも言ってますけれども、アートというものは、ひとつのメッセージですから、それをアートから読み取ることが大切です・・・アート・絵の中に何か知らんのメッセージがあるか、ないかが、プロフェッショナルとアマチュアの違いです・・・ワタシのような絵描きのしっぽでも、絵の中にワタシなりのメッセージを描きこんでいます・・・野に咲く名もないちっちゃな花にも、ひとつのメッセージがあるのと同じように・・・感じることができるか、できないか・・・一日、ボーとして昼アンドン・お昼間のすっとぼけた蛍光灯のように生きていてはいけません・・・レべイエ・ブー、目を覚まして・正気になって一生懸命に自分のかけがえのない人生・世界にひとつしかない自分人生をアベック・ジョワ、喜びと一緒に生きることです・・・
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by h-hatano-art | 2012-03-19 17:07 | Trackback | Comments(0)