波多野均つれづれアート

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勝利の女神は日本代表チームに微笑まなかった歴史的な最後・・・

フランス時間で午後の四時からの試合・・・ながーい夕方でした。日本時間では、夜の十一時からの開始だから・・・さぞかし、ながーい夜だったと思います。勝負の世界だから、勝者と敗者があります。・・・が、日本代表チームが作った感動というものは、それを・・・敗れたことを浄化する、それ以上のものです。このくやしさを、この思いを・・・次の世代の、また次の世代の子供たちが忘れることなく、先輩たちのネクスト、続きをやってくれれば・・・いいのだと思います。敗北を、次へのコンバ・戦いのエネルギーにすればいいのです。フランスの2チャンネルの実況中継でしたが、フランス人の解説者は全員がパラグアイが勝利すると確信を持って言っていました。非常に、不愉快でしたが・・・試合後、本田選手自身が・・・もし、自分が日本人やパラグアイ人でなかったら、この試合は見なかっただろう…と言ったように、フランス人解説者が放送したプティ・ペイ、小さな国同士の試合でした。世界から見た日本代表チームの存在はそういうものなのでしょう。しかし、ここまで、日本全国を感動で巻き込んだ出来事は大変にすばらしいものです。・・・これから、どうするのかの戦いです。多くの日本の子供たち、男子・女子に夢と希望と勇気のメッセージを南アフリカのスタジアムから、送り続けてくれてアリガトウです。いつの日にか、かならずや勝利の女神が未来の日本代表チームに微笑んでくれることを確信する歴史的な最後・・・時間でした。遠い道のりですが、夢と希望と勇気を持って・・・と・・・フランスから、祖国を遠く離れ住んでいるひとりの日本人からのブログです。
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パリのエトワール広場の勝利の門、凱旋の門・・・戦いに勝った勝者・・・生き残った者のみがこの勝利の門を凱旋するといわれていますが・・・勝者も敗者も、戦った人であるならば、誰でもがこの勝利の、凱旋の門を通ることができるのだと思います。南アフリカから日本代表チームが帰国したならば、あたたかい凱旋の、勝利の大拍手・・・全員をハグするような気持ちで迎えてあげて下さい。フランスからもかれらの健闘をたたえて、このアルク・ド・トリォンフ、偉大なる凱旋門の写真をお送りします。日本代表チーム、バンザーイ・・・です。・・・一夜明けて、やっぱし、日本人として悔しいですね。非常に悔しいですね。・・・日本政府も芸術やスポーツにもっとバックアップを・・・長い時間をかけて、お金も使わないと・・・いいもの、いい結果は生まれないものです。仕分けパフォーマンス政治もケッコウですが、ほどほどに・・・政治の世界では・・・今回の日本代表チームのようにすべての日本人を満足させる、感動させる・・・ことは出来ませんよ。芸術やスポーツは、その国に住んでいる人達が心豊かになるもの・・・それがその国の文化の多様性、豊かさ、質の高さだと思います・・・。あーあー、気分高揚にケーキでも作ろう。マグロ缶のツナ入りケーキでも焼いて、アルザスのリースリングの白ワインで日本代表チームの健闘を祝おう・・・。
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by h-hatano-art | 2010-06-30 06:18 | Trackback | Comments(0)

フランスの六月の野に咲く美しい花々たち・・・それぞれが自分らしく・・・

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フランスの六月の野の花といえば、コクリコ・ひなげしです。赤いコクリコが野原いっぱいに咲いている様子は美しく感動ものです。モネの絵にも野に咲くコクリコの赤い花の絵があります。フランス人は、この赤いコクリコの花が大好きで、室内の模様デザインの壁紙もあるほどです。むかし、むかしにムルージっていう男性歌手がこの花をテーマにシャンソンを歌っています。・・・コクリコ、クリコ・・・っていうリフレイン・くり返しのあるシャンソンです。・・・農家の人から見ると、ただの野に咲く雑草なのですが、六月のフランスらしい花です。
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菩提樹の枝に新しい葉、新葉が芽をだし小さな白い花が咲きました。フランスの田舎のメメ・おばあちゃんはこの新葉と小さな白い花を収穫し、お日様の下で乾燥させ、薬草・・・煎じてお茶にして飲む伝統っていうか、習慣があります。ストレス解消、気持ちを落ち着かせる働きがあるそうです・・・ビオのお店でよく売っています。これは、中世の時代から庶民の薬草のひとつとして、伝えられてきたものです。飲んだことがありますが・・・フランス人家庭に週末の夕食会によばれて、食後にティザンヌ・ハープ茶のひとつとして、このチィオール・菩提樹の新芽茶がよくでてきます。夜の食事の後は、最近のフランス人は濃いカフェを飲まなくなりました。夜遅くに濃いカフェを飲むと眠れなくなる・・・ワインを四本も五本もあけて酔っ払っている壮年は、車の運転があるので酔いざましの濃いカフェを飲みますが・・・そのあとに食後酒のコニャック、レミー・マルタンとか飲んで・・・ポリスに捕まらないかって・・・フランスの週末はポリスもどこかで食事しながら、ワインをガンガンに飲んでいる・・・車事故はないかって・・・みんな酔っ払っているのでぶつからない・・・最近は健康にいいという理由で食後茶はハープティです。しかし、私的に言うとハープティはハチミツなんかを入れて飲まないと、全然、おいしくない・・・魔法使いのおばあちゃん感じのノスタルジー薬草茶です。・・・食後のホウジ茶とか玄米茶とかのお茶文化豊かな日本人であることは幸せです。ウチによんでの夕食会の食事後のお茶にホウジ茶とか玄米茶とかウーロン茶をだすと、フランス人は必ず、そのお茶に砂糖をスプーンで何杯も入れ・・・最近では、健康雑誌なんかの情報でそういうカルチャーショック的なマンマ・ミイアの行為はなくなりましたが・・・いちど、チャンスがあったらチィオール・菩提樹の新芽茶を飲んでみるとおもしろい。デパ地下にあるスーパーマーケットでティバック売りのやつがある。・・・ゲゲゲの味覚でっせ・・・。
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野生の黄色いユリなんかも、六月の野の花のひとつです。・・・こうやって、毎朝の散歩で四季折々の花々に出会うのは楽しい、喜びです。人が見ていようと、見ていなくても、野の花々は美しく咲いています。赤いコクリコ・ひなげしはコクリコらしく、菩提樹の新葉は新葉らしく、黄色いユリはユリらしく・・・それぞれが精いっぱいに自分らしく咲いています。そういう野に咲く花が美しい、六月のおわりのフランスです。
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おまけに・・・アザミのうす紫の花もつけましょう。ジス・イズ・・・これがフランスの六月です。みんな、しっかりと咲いて生きているでしょう。自分も誰が見ていなくても、しっかり自分の人生を生きようと思います。野に咲く花のように・・・。
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by h-hatano-art | 2010-06-29 06:36 | Trackback | Comments(0)

ゲルマン対アングロ・サクソンの戦いを観戦して感じたこと・・・

昨日の日曜日の午後、ドイツ対イングランドの試合・・・ストレスもなくテレビ観戦・・・イングランドのナショナルチームはゴール前のパスが続かない、ボールをスピードであちこちとパスしてゴールを決めるというチームワーク、団結の弱さ・・・、頭脳を使ってのプレーがない・・・ただのパワーのみの攻撃はディフォンス・守備につけが回ってきて、ノーマークでドイツがゴールを入れる・・・やはり、一流選手と言われている人間でも、マシーン・機械じゃないので、集中力をフッと抜いた瞬間にゴールが入る・・・とにかく、ドイツのナショナルチームの冷静さと集中力と頭脳チームプレーの勝利でした。どんなトラバーユでも、まず勝利をイメージすることが大切・・・つまり、ゴールをイメージする戦いが勝敗の分かれ道です。人生においても、自分の勝利をイメージする・・・そこから、何をしなくちゃあならないかを考える。一人ぼっちでは勝利できないのでチーム・・・家族とか友人とか知り合いの協力、サポートが必要になってくる。諸天善神しょてんぜんじんの働き・・・いろいろな人の助けが必要になってくる。・・・そういうことを考えたドイツ対イングランドの試合でした。いよいよ、ア・ドゥマン、明日ですが・・・・日本のナショナルチームのグラン・ビクトワール、大勝利をフランスからも祈っています。南米パラグアイのハングリー精神に打ち勝つには、それを超えるチームワーク・団結、異体同心です。つぎの、そのまたつぎの試合をめざして・・・勝利することをイメージしています。アレー・オゥ・ジャポン・・・。
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by h-hatano-art | 2010-06-28 16:33 | Trackback | Comments(0)

東京・町田の唐木さんにフランスから八十四歳のお誕生日お祝いに国際電話をする・・・

日曜日の二十七日は、東京・町田に住んでいらっしゃる唐木さんの・・・八十四歳のお誕生日でした。フランスから、お誕生日のお祝い国際電話をしました。唐木さんは、十年以上も前から、東京での展覧会の時に会場に来ていただいて・・・来廊した全ての人達が唐木さんのことを画廊のパトロン、持ち主しだと思っていた。・・・大変にお世話になったマダム・ご婦人です。我々が、展覧会一時帰国のおりに、お世話になっている化粧品販売株式会社の総務課のご意見番のような存在の婦人で、唐木さんにはいろいろとお世話になったものです。故郷は岡山なのですが、チャキチャキの江戸っ子気質できっぷがよく、なんでもやっちゃうという・・・不可能なことはない・・・という生命力あふれるご婦人です。フランスからのスープリーズ・サプライズ国際電話に大変に喜んでいただいて・・・こっちの方が、頑張るようにと激励をうけました。
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フランスの初夏、メロンがおいしい季節です。フランス全国、急に気温があがり、三十度近くの毎日です。こういう暑い日が続くと、食事の始めに・・・前菜として、こんなメロンをフランス人は食べます。このメロンにサーモンのクンセイうす切りや生ハムをつけたり・・・夏の果物前菜です。香りが高くて、甘くて、・・・とにかく、おいしいものです。このメロンにポルト酒をかけて食べることもします。
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このメロンの前菜の後は、・・・暑くて、食欲減退の夕食には、フロマージュ・チーズとグリーンサラダにバゲット・フランスパンですませることが多いものです。この写真にあるチーズは、①コンテ、②サン・ネクテール、③フルム・ダンベール・・・①コンテは、スイスとの国境のフランシュ・コンテ地方で作られる牛のチーズ、木の実・ナッツの香りがし、上質のキャラメルのような味がするフランス人大好きチーズのひとつです。②サン・ネクテールはフランスの中央、オーヴェルニュ地方の牛チーズ・・・ちょっとクセのあるハードな大人の味のチーズです。ルイ14世の食卓には、このチーズがいつも用意されていたという、フランスの歴史的チーズです。③フルム・ダンベールはやはり、フランスの中央、オーヴェルニュ地方の牛の青カビのブルーチーズ。マイルドで食べやすく、フランス女性に人気がある青カビのブルーチーズ。アツアツのパスタ・・・マカロニやペンネなんかにこのブルーチーズとオリーブオイルをよく混ぜて食べるとおいしい。・・・これを、一切れづつ赤ワイン・・・このワインはマコン・ルージュ・・・と一緒に食べると立派な夕食に変身します。フランス人はお魚を日本人のように常に食べる習慣がなく、じゃあ、カルシウムは何から・・・というと、チーズやヨーグルトからです。毎日のように、チーズやヨーグルトをフランス人はよく食べます。フランス全国、各地方には四百種類以上ものチーズがあるってことですから、チーズ天国のフランスです。フランスの田舎では、プティ・デジュネ、朝食にチーズを食べる習慣もあります。日本の骨弱女子やシルバー世代、おおいにチーズやヨーグルトを食べましょう。健康に非常にいい食品です。ガン予防にもグンバツ・・・ばつぐんです。外暑ーい、オフィス超冷房の夏カゼ対策にはぴったり予防の食品です。健康第一・賢い食事をして、暑ーい夏を乗り切りまっしょうー・・・。
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by h-hatano-art | 2010-06-28 05:55 | Trackback | Comments(0)

在フランス日本国大使館に参院選の在外選挙投票に行く・・・その後に・・・

初夏の晴天のパリ、オペラで用事をすませて、エトワール広場、シャンゼリゼ大通りの裏手にある在フランス日本国大使館に第22回の参議院議員通常選挙の在外選挙の投票に行ってきました。オペラ座駅から郊外線メトロに乗ると、簡単に一つ目の駅、シャルル・ド・ゴール・エトワール駅に着く・・・地下から地上に上がると目の前にアルク・ド・トリオンフ、凱旋門が初夏の太陽をいっぱいにあびて美しい。こういう歴史的建物が残っているパリは不滅です。
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エトワール広場の土曜日の朝、午前中・・・世界からの観光客ですでに人があふれていた。・・・ヨーロッパ各国は、もう、夏のバカンスが始まっているのだった。最近は七月八月の恒例夏バカンスを避け・・・人がどこでもいっぱいなので・・・六月下旬からとか、九月上旬からとかのバカンスをとるフランス人が多くなった。・・・その人でいっぱいのエトワール広場からモンソー公園のほうにむかって歩くと・・・だいぶ歩くと在仏日本国大使館が見えてくる。ここは日本の外務省の管轄なので、トラブルが起きるのを考慮して、ブログ用写真は撮らないことにした。お役人の牙城なのでトラぶったら在仏日本人ブラックリストに・・・それは考えすぎか・・・非常に大使館の選挙投票の女性の方々は超親切でありました。・・・全然、お客の来ない超ヒマなスナックの・・・お客さまを待っていました・・・というような感じで、係りの五人の女性たちから・・・大変、キメの細かいサービスをしていただきました。昔から大使館のサービスはあまりよくなかったので・・・というよのも、いばっていたので、ソフトになったサービスに感激でーす。館内あちこちに監視カメラがあるので、投票を終えるとトイレを借りて、バッと脱兎のごとく大使館から脱出しました。
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この在仏日本大使館の近くにフランス料理の最高三ツ星レストランのひとつとして輝いているタイユバン・・・知る人ぞ知る、知らない人は知らない、しかし世界の食通は知っている・・・の専属カーヴ、ワイン販売店があるので選挙投票をした後にぶらりと寄ってみた。日本だと、こういう三ツ星レストランの直属、専属のワイン販売店の人達っていうのはキドったりして、あんまりというか、全然サービスが悪いっていうか・・・しかし。本家タイユバンのワイン店の責任者・・・多分、フランス全地方を回ってワイン買いつけかなんかのおっちゃんは、超サンパ、親切で、ユーモアがあって・・・ボンジュールとお店に入るなり・・・日本代表チームの勝利を祝って・・・冷やしてあるデギュシタシォンの白ワインをついでくれた。・・・日本代表チームには、笑顔があった。彼らはよく走り戦った。見ていて、いい試合だった・・・フランス代表チームは残念だった・・・というと、それは言わないでくれ。彼らには不愉快になる・・・と、ちょうどお昼時だったのでお店のおっちゃんは若い店員と話しながらサンドウィッチ・・・フランス式のバゲットサンドを食べ、お店のワインを飲んでいたのだった。・・・こういう会話がフランスでは普通でおもしろいものです。はじめてのお客に・・・日本代表チームの勝利を祝って、白ワインをついでくれるサービス・・・これこそ、老舗三ツ星レストランの底力・・・いろいろとワインの話しをして、タイユバンがワイン農家と直接買いつけているタイユバンラベルのワイン、タイユバン・セレクションがあったので三本購入・・・三本で三十ユーロ、三千五百円・・・値段的には全然、高くない。むしろ、オススメワイン価格なのだった。これも、お店のこの写真のオッちゃんがセレクション・選んでくれたものだ。私が選んだワインで会計するときに・・・いやいや、こっちの方がコクがあってうまいんだって、おっちゃんがオススメワインを一本持ってきて代えてくれた。普段は日本人の女の子の売り子、販売員もいるそうだ。今日は土曜日で彼女はお休み。最後におっちゃんから・・・オレ、日本代表チームのサポーター、応援するよ、ボン・ウィークエンド、よい週末を・・・とお互いに言って別れた。フランス人も応援してます。
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レ・カーヴ・タイユバンのセレクション・・・右から、南ロワール地方のポワチエのロゼワイン2009年もの・・・夏用ワインでお魚でもお肉でもバーべキュやニース風サラダにびったり、真ん中はアルザス地方のリースリング白ワイン2008年もの・・・マスカットのブドウの香りが高く、お魚やチーズ・・・食事を始めるときに飲むと・・・フォアグラサラダなんかと一緒でも・・・最高です。左は南西地方・・・ボルドーの下・・・地理的にボルドーワインよりも太陽をいっぱいにあびているので、タンニンが強く、コクのあるマディランの赤ワイン2007年もの・・・クセのあるお肉、鴨のコンフィや鴨のマグレ・胸肉を両面焼いて、中がロゼ・ピンクになっているお肉にゲランドの塩をかけたり、お肉だったらなんでも・・・ビフテキにたっぷりムタール・洋がらしをつけてフレンチポテトと・・・この赤ワインと一緒に食べると、もうフランス人顔負けでーす。・・・在仏日本大使館マジ在外投票の後で、パリの街をブラブラ歩いているとこういう所に行ってしまって、フランス人のおっちゃんたちと白ワインで乾杯をしたり、だべったり・・・これがフランスの庶民おもしろ触れ合い、フランス・プロフォンド、奥の深ーいフランス、フランスの底力です。
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by h-hatano-art | 2010-06-27 14:17 | Trackback | Comments(0)

一時帰国の留守にフランス版ガンの早期発見テスト用紙が届いていた・・・

在フランス日本国大使館のネットを開けると、第22回参議院議員通常選挙のお知らせがありました。南アフリカのサッカー・ワールド・カップの日本代表チームの激戦活躍にすっかり影にかくれてしまいましたが・・・なんと、在外選挙の開始日が6月の25日から始まっていました。在外選挙の締め切りは7月4日まで・・・ということで、今日の午前中、パリのオペラで用事があるので、そのあと、パリ八区の在フランス日本国大使館に行って、在外投票をする予定です。これは、海外・外地に住んでいても、日本人としての義務と責任なので必ず投票をする・・・いろいろと、忙しいフランス生活です。東京・銀座での展覧会のために一時帰国していましたが、・・・留守の間に、フランスの国民健康保険センターから簡単に出来るガンの早期発見のテスト用紙が届いていました。十年のフランス居住証明カードを持っているので、自動的にフランス国民健康保険カードも持っているものです。・・・そのフランス版ガンの早期発見テストとは、いかなるものか・・・それは、自分のカッカ・・うんちのこと、便を三日間、採取して検査センターに送るというもの・・・フランス人は大腸ガンや胃ガンが多い・・・もち、肺ガンも多い・・・ので、その早期発見システムらしい。・・・うーん、最初は面倒くさいと思っていましたが、グラチュイ・無料で検査が出来るのだから面倒くさがらずに送りました。数日後、検査センターからの通知があり・・・ネガティブ・陰性という結果で・・・安心しました。東京滞在の最後の日に、昔からよーく知っている寺西君と会いました。寺西君は以前、西ドイツ・・・その時代のドイツは東西に分かれていた・・・のケルン大学に留学していて、知り合ったもの・・・恵比寿の喫茶店のテラスでお互いの近況を話し合いました。そのときに、ガンの早期発見という話しになり、テラちゃん・・・昔から、彼のことをこう呼んでいる・・・が、四年に一回ごとにガン予防の検査をした方がいい、特に、六十歳を過ぎると医学的にガン細胞が成長する可能性が高い・・・その検査とは、①PET、ペット検査、②CTスキャン検査・・・日本だと健康保険の対象になっていないので、検査に一回、十万円ほど費用がかかると・・・日本滞在最後の日の午後におしゃれなエビスのカフェのテラスで、我々はこういうガンの早期発見マジ話しをしていたのでした。・・・そういうことがあったもので、フランス版ガンの早期発見テストをマジに考え、実行したものでした。
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パリ、ソルボンヌ大学の礼拝堂・・・中世時代、ソルボンヌは神学大学だった。その名残りで礼拝堂が残っているがフランス革命以後、宗教行事にこの礼拝堂を使うことはない。じゃあ、何に使うのかって・・・音楽フェスティバルの会場に・・・ボザール、パリの国立美術学校の学生だったころ、夏のアルバイトで・・・照明、音響係の助手・・・で毎年、このソルボンヌの礼拝堂が音楽コンサートの会場となり、ここで朝から真夜中までバイトしていた思い出の場所・・・音楽コンサートは夕方から始まるのですが、朝から設営をして、音楽家のレペテション・練習に付き合って・・・音響効果や照明なんかで・・・毎晩、コンサートの後片付けがあって真夜中近くに終了するハードなアルバイトだった。アンコールなんかで真夜中を過ぎると、停電だーと言ってすべての電気を消していた。そうしないと、なかなか、帰れない・・・バイトだった。
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by h-hatano-art | 2010-06-26 05:24 | Trackback | Comments(0)

サムライズがヴァイキングズを三対一で圧勝した満月の夜に・・・

二十四日、フランス時間の夜の十時半すぎ・・・サムライズがヴァイキングズを三対一で圧勝する・・・本田の三十五メートルからのゴール、遠藤のドロップ変化球ゴール、そして、本田から岡崎へのコンビネーションパスで岡崎のゴール・・・フランスのテレビだから、サッカー解説者がこれこそ、興奮する試合だった。チーム全員参加の日本代表チームだったと、…普通はほめることのないフランス人が絶賛・・・アンコワイヤーブル・信じられない試合だったと・・・とにかく、いい試合でした。これこそスポーツです。日本代表チームに大拍手・・・万歳です。窓の外には美しい満月がでているパリ、パリ近郊からの大興奮ブログです。バンザーイ・・・フランスチームもイタリアチームも消滅したヨーロッパから・・・海外に住んで自分のアイディンティティ、日本人であることを誇りに思いまーす。フランスからの試合直後の速報感動レポートでした。祝杯だー。・・・夜も遅いから、明日、祝杯だー。・・・興奮しています。満月の夜だから、アパートのベランダから、吠えたい気分です。東の方角・・・ジャポンにむかって・・・。フランス人が最高に感動したのは、最後のゴール・・・チームの勝利のために、本田から岡崎にパスホール、そして、岡崎のゴール・・・本田がパフォーマンスプレーをせず、チームの勝利のためにボールをパスしたということ・・・ここにスポーツマンシップを見、最高に感動したものです。ほんとうにいい試合でした。興奮さめやらぬ時間でした。
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by h-hatano-art | 2010-06-25 06:05 | Trackback | Comments(0)

海兵隊カットの頭で、ニュー・タブロー、新しい絵を描き始める・・・

帰仏後、二十日もすぎて、ようやくエンジンっていうか、日本でのいいイメージも悪いイメージの残心がパッセ・過ぎ去って、本来のフランス社会での自分にカムパックしてきました。夏が始まったので髪の毛もマリン・海兵隊カット・・・両サイドとバックを自分でバリカンを使って刈りあげる・・・にし、本当はバリカンで五分刈りのボウズ頭にしたいのだが、人相がコワイのでムショ帰りかと思われそうなので、ひかえている。明け方にピッピ・おしっこに起きて、鏡に映った自分の顔に驚いたりする・・・。
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今週から描き始めたニュー・タブロー、新しい絵・・・南仏プロバンス地方、エクスから見えるサント・ビクトワール、勝利の山に続く道・・・以前に描いていたものを、ある時に消して、帰仏後に・・・この消した絵が急に気になって、スケッチをもとにし新たに始めたもの・・・絵の方から描いてくれっていう、続けなさいっていう・・・そういうことが、絵を描いていると多々あります。絵のほうから・・・以前のスケッチを見ていたりしていると・・・逃げないで描きなさーいという・・・心の中の声を聞きます。絵描きは、かんたんに、やみくもに描いているわけではないのです。自分の心っていうか、魂っていうか、感性にひっかからないと、描けないものです。
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こうやってトラバーユしているのです。私は仕事中に音楽がないとダメなので、ミュージックが常に流れています。ロックエイジ、ロック世代の子供達、レ・ザンファン・ド・ロックなので・・・ロックミュージックを中心に・・・例えば、今日はボブ・ディランのアンダー・ザ・レッド・スカイを聞いたり・・・、バルバラのシャンソンをかけたり・・・、バッハのオルガン曲やカントリー・ウエスタンのジョニー・キャッシュを聞いたりで・・・絵を描いているのです。その時、その時の自分の感性っていうか、なんていうか・・・ケルク・ショーズ、言葉で表現できない何ものか・・・によって、トラバーユしているのです。・・・写真の石膏像はなんだっけ・・・そうそう、マリー・アントワネットの胸像です。絵とは全然関係ないものも、そばに置いてあると・・・ケルク・ショーズなのです。芸術・文化っていうものは、そういうものなのでしょう。日常生活では直接関係ないけれども、精神的に必要なもの・・・あると心が豊かになるもの・・・大変なトラバーユ・お仕事です。
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by h-hatano-art | 2010-06-25 01:25 | Trackback | Comments(0)

フランスはサンディカ・労働組合のグレーブ・ストライキ・・・

朝から正しい初夏の太陽が昇りつつあるフランスです。パリ・パリ近郊の日中の最高気温二十六度前後が予報されています。朝八時前の散歩も半そで・・・いやに通勤サラリーマンがいない。・・・今日はサンディカ・労働組合によるグレーブ・ストライキで交通網はサービス・ミニマム、最低のサービス・・・パリ行き郊外線なんかは、一時間に一本しか走らない・・・労働者の定年年齢を何歳にするのか・・・五十五歳、六十歳、六十五歳・・・と定年後の年金額問題のパーセンテージ、フランス人大好きの恒例グレーブ・ストライキが始まりました。・・・南アフリカのサッカー・ワールド・カップでもフランス代表のナショナルチームが公開練習をボイコットしたでしょ。フランス人は、このボイコット・ストライキをすることが自己主張の簡単な手段になっています。公共サービスよりも自己主張・・・そうでもしないと政府は話し合いのテーブルについてくれない。昨日の夜のテレビニュースでは、七月十四日のフランス革命記念日にエリゼ宮、大統領官邸の庭で毎年行われているガーデンパーティのアニュレ・中止の発表・・・サルコジ政権のエコノミゼ・節約対策です。この五千人招待のガーデンパーティには、すごい金額の国家予算が使われています。・・・労働組合のストライキの前夜にサルコジ大統領は変化球を投げています。
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毎朝の散歩途中に会う、最寄の駅マッシー・パレゾー駅の構内掃除をしているおっちゃん・・・お互いに名前も知らないけれども、・・・ボンジュール、サバー?こんにちは、元気ーと挨拶をしている。こういう、アフリカ系フランス人も正しいフランス市民です。頭にイスラムの帽子をかぶっているので、イスラーム・イスラム教徒なのだろう。朝早くからお昼すぎまでの駅構内の掃除・・・みんな、生きていくために一生懸命にトラバーユしているのだ。私はこういう人が好きなのだ。多分、このおっちゃんは私よりも年齢が若いと思う。
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これも散歩の途中にあるブティ・スーパーマーケット・・・ちょっとした買い物はみんなここでする。あんまり食品のバリエーション・種類がないのが玉にキズ・・・いつも買うものは、三十個入りのタマゴ、リンゴや玉ネギ一キロ売りのもの、バナナ、グレープフルーツ、10個まとめのヨーグルト、食パン・・・このマーケットには、イスラーム教徒のための食品コーナーがあり・・・どうしてかっていうと、イスラムの信仰では、同じ宗教をしている人がさばいた肉類、加工食品を食べるのが義務づけられているので、普通のお肉コーナーの肉類は買えない、食べられないのだ。彼らは、豚肉はタブーだから、もっぱら鶏肉と羊の肉とその加工食品、羊のソーセージとか・・・ユダヤ信仰の信者も同様で、自分達の信仰をしている肉屋からのものでないと食べない。・・・いろいろとコンプリケ・複雑なのである。フランスはカトリックにつぐ宗教がイスラームなので、イスラム人口が増えている。・・・白いフランス人ばかりじゃあないのが、今のフランスの現状です。ミックスの社会です。暗黙の差別のある、いろいろな差別が存在する社会だからこそ、自己主張することが必要なのかも知れません。ちょつと、社会問題ブログになってしまいましたが、これも現実のフランスなのです。
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by h-hatano-art | 2010-06-24 16:26 | Trackback | Comments(0)

フランスチームにパ・ド・ミラクル、やはり奇跡は起こらなかった・・・

フランス対南アフリカの試合・・・フランスにとって、パ・ド・ミラクル、やはり奇跡は起こらなかった・・・エリィミナシォン・消滅する、ふるい落とす・・・と、ニュースアナウンサーが解説しています。第一リーグから消滅したフランスナショナルチームです。今回ほど、仏法の世界で使われる、異体同心・いたいどうしん・・・身体は異なっても、違っても、心は同じ・・・のエスプリ・精神が大切だとつくづく、思いました。フランスチームは異体異心・いたいいしん・・・になって、それぞれの身体と心がバラバラで自滅したのです。日本の古典文学、平家物語の・・・祇園精舎の鐘の声/所行無常の響きあり/沙羅双樹の花の色/盛者必衰のことわりをあらわす/おごれるものも久しからず/ただ春の夜の夢のごとし/たけき者もつひには滅びぬ/ひとえに風の前の塵に同じ・・・人間というものは、ちっとも進化していないのだ・・・テレビを見ていて思いました。いろいろなことを考える、考えさせられるサッカー・ワールド・カップです。・・・試合終了後、南アフリカチームの監督が握手を求めたのに、握手をしなかったフランスのドメネク監督・・・またまた、フランスのイメージ低下、汚したと大ブーイングです。フランスを代表しているチームの監督だから、個人感情はどうであれ、ポリテス・礼儀正しくふるまうっていうのがインターナショナルです。・・・おごれるものも久からず・・・を続けているフランスです。その結果・・・たけき者もつひには滅びぬ/ひとえに風の前の塵に同じ・・・になってしまったフランスです。これを反面教師にして、生きていくことが大切です。フランスの惨敗から人生を学ぶ・・・コーズ・エッフェ、原因・結果から人生の生き方を学ぶ講座授業のようでした。
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フランステレビの2チャンネル、夏至をお祝いするフェット・ド・ラ・ミュージック、音楽祭りの実況ライブ放送・・・国営放送なので九時過ぎからのコマーシャルはありません。真夜中すぎまで、ノンストップ音楽番組の放送です。三十四年間もこういうのを見ていて、日本に一時帰国して、日本のコマギレコマーシャルテレビ番組を見るとカルチャー・ショックです。コマギレ文化の日本を見ているようです。じっくり、考えることができない、考える必要のない社会・・・それは権力者にとって、願ってもない社会です。デモクラシー・民主主義の社会というものは、いろいろな人々が共存している、一緒に暮らすことのできる社会です。人と違って当然の社会、いろんな人がいられる社会・・・仏日のテレビ番組を比較して、そんなことを考え思います。
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パリのルクサンブルグ公園内のマロニエの木立・・・こんな緑の中で・・・無料の一人用金属製のひじかけイスがあちこちに置いてある・・・スケッチしたり、本を読んだり、人生を哲学したり、友人とだべったり、ウトウトしたり・・・そういう時間が人間には必要です。初夏の木々からこぼれる光りのシャワーをあびて、森林浴・・・生命エネルギーを充電、パワーアップしたいものです。今日から、パリ・パリ近郊は暑くなりそうな天気が続くようです。いよいよ、夏が始まりました。最寄の駅前のアラブ系フランス人のおっちゃんの八百屋・・・テント作りの出店・・・では、切ったスイカを売り始めました。アパートのベランダに大きなパラソル・日傘を設置しました。・・・今日のお昼ご飯メニューは、カルフォルニア米ご飯と揚げたサバに豆腐と白菜のあんかけ、豆腐入りネギ味噌汁、おまけはニラの卵とじ、キュウリの塩もみ、デザートはサクランボのチーズケーキとバニラアイスの合体・・・をベランダの大きなパラソルの下で・・・お外食です。自分の境涯、できる範囲で瞬間、瞬間を喜ぶ・楽しまないと・・・ちいさな楽しみ、喜びが重なって、大きな喜びになるというもの・・・絵を描いていると、自分自身が感動の電気ウナギにならないと・・・自分が感動することで、絵を描き、それを見た人が感動でしびれちゃうということです。そのくり返しのリズムをうまく、つかむかどうか、つかめるかどうかが、セ・ディフィシィル・困難、むつかしいところです。アベック・プレジール、喜びと一緒に、生きることをしないと、喜びのメッセージの絵は描けない・・・と考えているフラハタこと、フランス在住のハタノです。
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by h-hatano-art | 2010-06-23 06:25 | Trackback | Comments(0)