波多野均つれづれアート

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夏のバカンス期間のパリの街をあちこちとブラブラ散歩する・・・

バルセロナ2010年、ヨーロッパ陸上競技大会のフランスの成績は、メダルの雨が降りました。金メダル・・・4個、銀メダル・・・2個、銅メダル・・・4個、トータル10個のメダルを獲得・・・フランス中が喜んでいます。・・・ずーと、いいニュースがなかったので・・・これで、なんとなくフランス人のモチベーションがアップした感じです。なかなか、フランスもいいんじゃないーという、夏をむかえることができました。フランスのおっちゃんたちも気持ち的に冷たいビールや冷たいロゼワインをおいしく・・・口うるさいオカン連中に気がねなく・・・飲める夏になりました。
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ハチミツの買い置きがなくなったので、マドレーヌ広場の近くにあるメゾン・ド・ミエール、はちみつの家という名前のお店に散歩がてらに行きました。このハチミツ専門店は、いろいろな花からとれるハチミツがあります。アカシアの花のハチミツとタイムの花のハチミツと向日葵の花のハチミツを500グラムの容器入りを買いました。他にも、レモンとか栗とかサパン・杉とか菩提樹とか・・・いろいろとあります。フランスがガリアと呼ばれていたローマ時代にさかのぼり作られたというハチミツ入りワインもありました。ワーォ・・・という味の甘ったるいデザート用ワインです。お店のおねえちゃんがススメテくれましたけれども・・・歯が痛いのでと、お断りしました・・・というぐらい甘ったるいワインなのです。ギリシャ神話では、神々が飲むネクターという名前で登場してきますが・・・私は別に、神々ではないので・・・ブロシャン・フォア、この次に・・・っていうことで・・・すると、おねえちゃんがハチミツボンボン、飴のこと・・・を食べろって、ススメテくれました。ついでに、カルト・フィデリテ、お客様サービスカードを作るか・・・っていうので、ダコー・わかった。作ってよ・・・っていって、カードも作ってもらいました。・・・夏のバカンス期間で他にお客がいなかったので・・・超オヒマなどこかのカラオケスナックのようで・・・いたせり、つくせりでありました。
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このハチミツ専門店と同じ通りにある、バスク地方の食材品店・・・天井から、ジャンボン・生ハムやら燻製ソーセージやら赤とうがらしやらがぶら下がっているのが、おもしろい・・・バスクの田舎チーズやアルコール度の強いお酒なんかも売っている。エスペレット・赤とうがらしの粉末もあって、ちょうど、レストランの料理人が買いつけに来ていた。バスクといえば日本の戦国時代に来日した、フランシスコ・ザビエルの出身地です。ザビエルはパリのソルボンヌ神学大学で学んで・・・それから、アジアの布教にやってきたものです。いろいろとおもしろいパリのコメルス・商店です。マドレーヌ広場の本店、フォーションでコーヒー豆を250グラムほど買って帰りました。学生アルバイトのお兄ちゃんがレジ係りで、ものすごーく、コーヒー豆一袋買うのに時間がかかりました。コーヒー豆売り場も学生アルバイトのおねえちゃんで、袋にコーヒー豆を入れるとき、床の上にコーヒー豆が大量に散乱・・・フォーションの本雇いのオバン・オババ連中はバカンスでいない・・・パリから帰りの南郊外電車は、大変に混雑していました・・・夏のバカンス期間は、間引き運転をして、郊外電車数が少なくなっていました。みんな、バカンスに行ってるのです。労働組合もバカンス・・・バカンス天国のフランスの夏です。フランス人の頭の中は、ヤッホーおバカんす・・・になって、どうしょうもこうしょうもありません。
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by h-hatano-art | 2010-07-31 06:26 | Trackback | Comments(0)

おばあちゃんの両手シリーズ、第二弾を描き始めた暑い暑い夏のフランスから・・・

七月最後のフランスのウィーク・エンド・・・七月バカンス組が帰ってくるのと、八月バカンス組が出発するのが重なり、全ての交通網はマンマ・ミイア・・・の状態、人間心理はおもしろいもので、皆が同じ行動をする・・・南仏にくだるオートルート・高速道路はカタストロフィ・・・ヨーロッパ中から車が集中するフランスです。フランスのテレビ番組もバカンス中は夏枯れの状態ですが・・・その中で、ARTEアルテっていうチャンネルが毎木曜日の夜にサマー・オブ・ザ・60年代の番組を組んでいて、バース・オブ・ロックンロール、ロックンロールの誕生とか、エルビス・プレスリーのライブドキュメンタリーをやってたり・・・暑い暑いフランスの夏の夜はハッピーにふけてゆきます。このARTEアルテチャンネルはフランスとドイツのテレビ共同放送局、奇人変人の集まりなので、ちょっと変わったというか、トンデルっていうか、おもしろいことなら何でもやりまっせーというチャンネルなのです。私もザンファン・ド・ロック、ロック世代の子供たち・・・なので、こういう番組は必見なのです。・・・ラブ・ミー・テンダーの歌が流れている・・・。
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フランスポスト・郵便局発行の食べ物シリーズ切手の中から・・・20グラム封筒用の切手・・・ブロシェッ・オゥ・ヴェール・ブロン、川かますのバターソースかけっていうフランス伝統的料理の川魚のお料理切手・・・フランス人っていうのは、おもしろいでしょう。これはシリーズものになっていて他にも、フロマージュ・チーズ切手とか、ケーキ・お菓子切手とか・・・いろいろとあります。こういうことが平気で出来ちゃうというのがフランス文化の多様性なのでしょうね。日本ではアン・ポッシィブル、不可能でしょ・・・どら焼き切手、お好み焼き切手、ラーメン切手なんて逆立ちしても発行されない、作れないでしょ・・・文化の多様性の時代でっせ、日出ずる国・ジャポネの政治家やお役人・・・そういうメチエ・職業である以上は、公私混同をせず・・・サービス・ド・エタ、国へのサービス最優先で勝手に休まないで・・・誰かの結婚式出席はフランスならば大臣の首が世論でギロチン・吹っ飛ぶところです・・・庶民のために、みんなが喜ぶように、しっかり、お仕事しましょう。時代は刻々と変化し、日本は世界から取り残されてしまいまっせー。
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やっと、私にもグラン・バーグ、ビッグ・ウエーブ、大波がやってきてサーフボードで波乗りを・・・あたらしい絵を描き始めました。・・・おばあちゃんの両手シリーズの第二弾・・・Time and again these men and women struggled and sacrificed worked till their hands were raw so that we might live a better life・・・しばしば、これらの男女は、我々がよりよい生活をおくれるように何度も何度も苦闘し、犠牲をはらい、手が腫れるまで働いてくれた・・・USAオバマ大統領の大統領就任演説の中から・・・このオバマ大統領の言葉をイメージして・・・暑い暑い夏をこの絵と格闘しています。大多数のフランス人は、ボン・バカンスですが、電話もかかってこなくて・・・非常にカルム・静かなので、集中してトラバーユができます。ゆったり時間も流れて本も読めます。そして、夏は油絵の具の乾きが速いので・・・冬のようにグズグズしなくても仕事できるのです。本当に、各人それぞれが、ボン・バカンス、よいバカンスを・・・です。絵描きにとって夏のバカンス期間は、お仕事集中時間なのです。・・・八月に入ると、パリのコメルス、商店はコンプレクトモン、完全に閉まって、パリの街はフランス人もいなくなり、ガラガラになります。そういう、ゆったりした時間の夏のパリもいいものです。
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by h-hatano-art | 2010-07-30 06:34 | Trackback | Comments(0)

現代フランスのミックス社会のイストリック・歴史的な男子陸上100メートル優勝・・・

南アフリカのサッカー・ワールド・カップも終わり・・・ツール・ド・フランス、自転車フランス一周競技大会も終わり・・・セ・フィニー、おしまい・・・あーあ、もう、何にもないのかーと、フランスのおじさんたちの暑い夏に熱い情熱をそそぐものは・・・ありました。バルセロナ2010ヨーロッパ陸上競技大会がありましたー。さっきまで、テレビの実況中継をやっていて・・・なんと、ミラクルズ、奇跡が起こり・・・男子陸上100メートルで、フランセ・ブロン、白いフランス人、つまり普通のフランス人・・・クリストル・ルメートルがトップゴールインで優勝・・・記録的には10秒ちょっとでしたが、彼はフランス人で初めての10秒代をきっている選手です。これで、バカンス先のフランス人おっちゃんたちは、いいバカンスを・・・昼間から、ビール片手のおバカンスを過ごせそうです。フランスのサッカー・ワールド・カップはメチャクチャの結果、スペインのナショナルチームの優勝・・・お家芸ともいえるツール・ド・フランスはスペインのコンタドール選手の優勝・・・この男子100メートルの優勝で、やっと、フランスにも希望が・・・勝利の女神が微笑んで・・・テレビの実況中継のスポーツ解説アナも興奮して・・・この出来事は、フランスにとってイストリック、歴史的なことだと・・・バルセロナから叫んでいました。日本だったら・・・さしずめ、新聞の号外がでるでしょう。フランス社会はミックス・人種混合の社会になって、スポーツ分野はポー・肌の色がノアール・褐色の人が中心でした。フランスの海外治権のグアドループとかレ二ヨン島の人達やフランスの旧植民地のアフリカ諸国出身の人達で占められていました。それをくつがえし、肌の色の白いフランス人が優勝したのです。大変にイストリック、歴史的なことなのです。
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私の友人、ドクター・レノリイの初孫・・・ローラ、ロラちゃんと言ってる・・・もママがグアドループ系フランス人、パパは小学生の頃から、よーく、知っているレノリイ家の長男のマチューのミックスの子供・・・ひとり娘だ。ロラちゃんは生まれてから一年と六ヶ月ほど月日がたった。暑い夏の午後なので、水遊びをしている。目がクリクリとして、カワイイ女の子だ。切れ切れの言葉を話すようになった。こういうミックスフランス人の子供たちがおおきくなったら、フランス社会の価値観も大きく変化するだろう。・・・将来、日本がミックス社会になったら、みんな時代にアダプテ・適応できるのだろうか・・・近い、将来の話しです。心の準備を、心構えを・・・。人種差別をしない日本社会に・・・日本人に・・・。ジャメ、決して・・・人種差別しない自分に・・・という、大自覚が必要な時代です。・・・差別をする人は、自分をまず差別している・・・。
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これがロラちゃんのパパのマチュー、三十歳・・・彼が中学・高校生の時に、レノリイ家に行くと・・・いつも冷蔵庫からヨーグルトやアイスなんかを取り出し、一度に、二・三個食べていた。ビフテキなんかも二・三枚食べていた。・・・バスケットをやっていたので、彼の身体は普通以上にデッカイ・・・小学生の時は、ちょっとひきこもり人間で心配していたが・・・父親のレノリイから連絡があり、仕事が忙しいのでお前が遊んでやってくれと、ベースボールを教えてやったり・・・ロックバンドを作ってバッテリー・ドラムを叩いたりしていた・・・いつの間にかスポーツ少年になって活動的になり、おこずかい稼ぎにピザ屋でアルバイトしたり・・・学校での問題もいっぱいあったが・・・いい感じの男子に成長していた。今では、旅行代理店の支店長をやって、お医者のオヤジよりも稼ぎがいい・・・その仕事がらみで、いつも海外旅行を・・・何やってるのか知らないけれど・・・世界中を飛び回っている。こういう若い世代のフランス人がフツーのフランス人のマジョリテ・大多数です。彼らには肌の違いも人種差別も存在しないジェネレーション・世代です。
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by h-hatano-art | 2010-07-29 06:22 | Trackback | Comments(0)

アイビーの葉ですっぽりと包まれた、ヴァンサンとテオ、ゴッホ兄弟のお墓・・・

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七月二十七日といえば・・・絵を描いて、生活している絵描きにとっては・・・私のことですが・・・トレ・ザンポルトン、とっても大事な日・・・1890年の七月二十七日の日曜日の午後、オワーズ・・・パリの北郊外で、ゴッホがピストルで・・・胸を撃ったつもりが、お腹を撃ち、二十八日と二十九日の明け方に亡くなった時です。狂人だとか、変人だとか・・・いろいろと勝手なことを言われていますが、ゴッホの弁護をすれば・・・感情がソリッド・強く、自己コントロールがうまくできなかった・・・三十七歳の生涯だったけれども、ゴッホの描いた、残した絵は夜空に美しく輝くエトワール・星のように、時代を超えて私達に生命のエネルギー、メッセージを伝えてくれます。・・・ゴッホの描いた鳥が低く飛んでいる小麦畑にたたずむと、ゴッホのメッセージが感じられます。ゴッホが描いたウルトラマリン・深い青の空の下の教会もドビニーの庭も町役場も残っています。町から離れた、小麦畑で囲まれた共同墓地に行くと、ゴッホと弟のテオの墓標が仲良く並んでいます。冬でも青々としているアイビーの葉・・・アイビーと言えば、岡山の倉敷のアイビー・スクエアにある赤レンガのホテルに泊まったことがあります。すぐ近くにある大原美術館にセガンティー二の絵を見に行ったときのことです・・・にすっぽりと包まれています。この絵は、ゴッホ兄弟へのオマージュ・敬意・尊敬・・・です。別に、お墓を描く必要は・・・と思われるかも知れませんが・・・絵を描く人間の・・・言葉ではどうしょうも表現できないものを・・・描いたものです。お察し下さい。ご理解下さい。・・・人間、いのちあるものは遅かれ早かれ、休憩するために・・・次の生へのひと休みのために、こうやって大地に眠っているので・・・ゴッホ兄弟を忘れないために・・・絵にしたものです。
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ゴッホの好きだった黄色い花・・・ひまわり畑・・・パリから郊外に行くと、まっ黄色なひまわり畑を見ることができます。ひまわりからは食油のヒマワリ油、ヒマワリのハチミツ・・・が採れます。ずい分と前に、イタリアのトスカーナ地方に行った時・・・何しに行ったのかは、後日の何しにトスカーナに行ったのかブログに・・・小高い丘の上にあるオリーブ畑で囲まれた農家のジット、民宿でプティ・デジュネ、朝食にこのヒマワリのハチミツをパンに塗って、よく食べました。ヒマワリのハチミツはヨーロッパがローマの時代だった頃から、作られているジェネラション・ド・ジェネラション・・・時代継承の食べ物です。大きな黄色いヒマワリは太陽の花のようでもあり、光り輝く黄金の花のようでもあります。フランス人は、夏の花屋さんでこの大きなヒマワリの花を五、六本ほど買ってきて、部屋に飾るのが大好きです。・・・ロックシンガーのロッド・スチュワートが歌う、イッツ・ノット・ザ・スポットライト・・・が聞こえてきそうなヒマワリのお花畑です。
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by h-hatano-art | 2010-07-28 07:32 | Trackback | Comments(0)

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる・・・マダム・石井好子女史へのオマージュ・・・

少々、冷たい風・・・北欧からの冷風がおりてきた・・・が吹いている七月最後の週のバリとパリ郊外・・・曇っていて、油断していると夏風邪をひいてしまうような毎日です。猛暑はモスクワの方に行ってしまいました。偶然か、どうか知らないけれども、本棚をなにげなく見ていたら・・・石井好子著作の「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」暮らしの手帖社、昭和三十八年発行の初版本が目にとまりました。・・・この世の中に偶然っていうものは、常々、存在しない、二ェット・ないと思っているので・・・マダム・石井好子女史の生命のテレパシーが時空を超えて、ビィヤン・ブニュウ、ようこそやってきたと思いました。先日、八十七歳で亡くなられているのでオマージュ・敬意、尊敬を・・・と思い、その初版本を再読しました。アプレ・ドウジエム・ゲール、第二次世界大戦後の巴里の街の様子が書かれていて、フランス料理を通しての戦後の大変に貴重な巴里が美しくよみがえってきます。生前のマダム・石井に、一度も、お会いしたこと、面識はありませんが、巴里に住むアーティスト・パントゥール・アンコニュ、無名絵描き・・・後輩として心からのオマージュです。
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マダム・石井に巴里からオマージュの・・・写真を二点・・・一枚目はセーヌ河に浮かぶ石炭船を改造しての居住用の船とシテ島の先端・・・このあたりが一番、巴里らしい場所です。セーヌの遊覧船に乗って、両岸の巴里の建物を見るのもいいものです。岸辺で本を読みながら、日光浴するのもいいものです。缶ビールでも飲みながら、友達とおしゃべりする夏の午後のセーヌ河岸もいいものです。二枚目はアカデミー・フランセーズ、フランス学士院に続く道・・・こういうセーヌ河ぞいの道や巴里の小道や石畳をブラブラ散歩すると、突然、イマジネーションに包まれたり・・・巴里の街が持っている魅力ですが・・・現実のサイフの中味は軽いのですが、なにか、身体いっぱい幸福な気分・・・ジュ・スイ・トレ・トレ・ウルーズ、アイ・アム・ベリー・ベリー・ハッピー・・・になったりします。何世紀・何世代にかけて巴里に住んだ人々が作り上げた街、そこに住む人々が時代の文化を作るといいますが・・・そういう人間カルフール・交差する場所にはケルク・ショーズ、何かがあります。それが自分の感性をノック、ノック・・・心のドアを静かにたたいてきます。そこでは・・・詩が生まれ、・・・絵が生まれます。マダム・石井が生涯、歌っていらっしゃったシャンソンが生まれます。巴里の街は、ジェネラション・ド・ジェネラション、生々世々・・・時代時代のそこに住む人々の作りあげたベル・ショーズ、美しいものでいっぱいの街です。
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最後に・・・まだまだ、修行中のハナタレ小僧ですが・・・巴里、セーヌ河のポン・ヌフ橋に架かる大きな虹・・・の大きな絵をオマージュとして・・・雨あがりの巴里の天空はバラ色に美しく輝き、大きな二重の虹・・・レ・スポワール、希望の大きな虹がポン・ヌフの橋にかかりました。この虹を見た人、こういう虹を見たかったという人の人生に幸あれ、生涯幸福であれと願い祈り・・・ 遠く、フランスから心よりのお悔やみを申しあげます。・・・合掌・・・スー・ル・シェル・ド・パリ・・・夏の巴里の青い青い空の下から・・・
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by h-hatano-art | 2010-07-27 07:07 | Trackback | Comments(0)

フランス人曰く、スーパー・トワ・スメンヌ、超最高の三週間だったツール・ド・フランスが幕を閉じる・・・

フランス人曰く、スーパー・トワ・スメンヌ、超最高の三週間だったツール・ド・フランス、自転車フランス一周競技大会が終わってしまいました。南アフリカのサッカー・ワールド・カップのスペインナショナルチームの優勝に続き、スペイン出身のコンタドールの優勝・・・今年はどういうわけか、スペインに勝利の女神が微笑み続けています。ドイツのF-1レースでも、スペイン出身のレーサー・アロンソが優勝、ちょっとトリックがあったけれども・・・EUの中でギリシャの次に経済低迷・社会不況の国、失業率の高いスペイン・・・明るい希望の勝利です。ツール・ド・フランスでアジアから日本人でただ一人、シンジョウっていう選手が参加し、アジア人として完走すると・・・昨日の最後の実況中継で大きく紹介されました。将来、ツール・ド・アジア大会・・・アジア一周自転車競技大会が実現すれば、アジア諸国の観光や経済の活性化になると思いますが・・・このイデー・考え・・・いかがでしょうか・・・。
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猛暑の波は今のところ消滅し、すごしやすいパリとパリ南郊外の夏です。南向きのアパートなので、昼間はケッコウ毛だらけ・・・で部屋の中は暑い・・・暑い夏には夏の食べ物・・・そうめんを焼肉のサラダ菜包みとキムチで食するという・・・冬にそうめんを食べても感激しないので、そうめんをゆでて食べました。日本のそうめんはなかなか手に入らないので韓国そうめんです。アニハセヨそうめんは、こしがあってプリプリしています。ビールはデンマークのクーネンブルグ・・・とってもインターナショナル的なというか、秩序のナイっていう、どうでもいいもーん、暑いもんねの食事になりました。焼肉は薄切りの牛と豚の二種類・・・適度にお肉も食べないと・・・フランスのシルバー世代はお医者様から一ヶ月に最低一回はビフテキ、赤身のお肉をたべなさいと指導されています。なんでも、鉄分不足解消のためだそうです。こうやって見ると自分でもなんか、しっちゃかめっちゃかの食事です。デザートのイチゴもそろそろ季節最後の果物です。
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ブルタール地方の海水浴の町、ディナールの夏のクッシェ・ド・ソレイユ、日没・・・お隣りがサン・マロの町でイギリス領のジャージー島やガンジー島・・・亡命中のビクトル・ユゴーが住んでいた・・・から、多くのイギリス人ツーリストがフェリー船でやってくる。ちっちゃい町なのに、カジノがいっちょまえに存在する。そば粉で作ったクレープ屋・・・そば粉クレープは中にタマゴやエビやムール貝やイカなどの海鮮、ソーセージとチーズを包んでたべるブルターニュ地方の主食、デザート用のクレープとは粉が違う・・・が多い町・・・近くには、ユネスコの世界文化遺産のモン・サン・ミッシェルがある。ブルターニュの夏の夕日は美しいものです。すごーく、不思議な空間・・・心しみ入る静かなケルトの歌がさまざまな色で染まった天空から聞こえてきそうです。ブルターニュはケルト文化の土地、フランス語とは全然、異なるブルトン、ブルターニュ語が継承されている。・・・日本でいうと今まで陽のあたらなかった山陰地方の感じです。フランス・プロフォンド・・・奥行きの深いフランスの夏の夕べです。
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by h-hatano-art | 2010-07-26 07:10 | Trackback | Comments(0)

サーファーが沖にでて、大波がやってくるのを辛抱強く待っているようなもの・・・

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夏の真夜中のパリ南郊外の満月・・・夜になっても部屋の中はあついので、ベランダに出てみると満月がこうこうと輝いていました。・・・ポッカリ月が出ましたら、舟を浮かべて出掛けませう。波はヒタヒタ打つでせう、風も少しはあるでせう・・・で始まる中原中也の詩を思い出しました。フランス人と食事すると、必ず、絵を描く動機・・・絵を描く前に何をする・・・どうやって絵を描くのかと、よく質問されます。食事の途中なので、あまり理屈めいたお話しはしたくないのですが、こっちの社会では自分の言葉表現で自分の気持ちを話すことが基本ルールなので、しかたなく話し始めるのですが・・・私の場合はまず、自分の生命の中にひっかかるものを・・・つまり、心のアミにひかかったもの・・・例えば、本を読んでいてある文字・言葉がひっかかることがあると、その言葉をスケッチブックに書いておきます。それから、いろいろとイメージをふくらませて、目に見えるイメージに・・・今度はスケッチブックに走り描きっていうか、イメージデッサンっていうか・・・そういうものを何枚も作ります。それをひとまとめにしておいて・・・ワインが発酵するように・・・ちょっと、整理棚の上においておきます。そういう、言葉からのイメージデッサンを何枚も作り、またまた・・・ワインが熟成するように・・・知らん顔して目が届くところに置いておきます。その中から、今、どうしても心、生命にノック・ノックする、生命のドア、扉をたたくテーマを取り出して、新たに何枚もの下書きデッサンを作ります。鉛筆や色鉛筆、水彩絵の具なんかを使っての作業をします。・・・そして、さらに知らん顔をして・・・気持ちの中で大爆発するのを待っています。それは、サーファーが沖にでて、大海の上のサーフボードの上に腹いばいになって、大波がくるのを辛抱強く待っているようなものです。いつ、そのグラン・バーグ、大波がやってくるのかわからないので、スタンバイ、待機の状態です。ワンちゃんのおあづけの感じです。そして、その大波がやって来たら、大爆発が始まったら・・・油絵を描き始めます。・・・きっと、フツーの人が見たら、奇人変人のような人生です。
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住んでいるアパートから四、五分で行けるパン屋さんのパティシェ・お菓子コーナー・・・フランスのパン屋さんで売っている日常的なお菓子です。ひとつが二~五ユーロ前後のお値段、日本円にすると二百円から五、六百円ぐらい・・・このパン屋さんの前に女子スポーツサロンがあって、ダイエット中のちょっと太目のフレンチ女子たちが、このお菓子をお三時のおやつに食べている。週末には、次の美術品のようなうつくしーいケーキ君たちが登場する・・・週末の家族や友人を招いての食事会のデザート用ケーキ・・・一個、二千円から三千円前後のお値段・・・ウチに食事に呼んで、こんなケーキをデザートにだすと、フランス人はペロペロぺロって食べちゃう・・・とくに、ワインを飲んで少し、酔っ払った壮年たち、おっちゃんたちが・・・自分の家では肥満予防禁止食品なので、ココロゆくまで食べて・・・奥さんに叱られている・・・サシィフィ、もう、いい加減にしなさい・・・
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これがごく普通のフランスのパン屋さんのガトー・お菓子たちなのです。おいしそうでしょ。ダイエット中でも、誘惑に負けちゃいそうでしょ・・・マカロンとかエクレア・・・ひとつぐらいは、いいかーって・・・このパン屋さんの前を毎日、通過・・・散歩しています。
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by h-hatano-art | 2010-07-25 07:05 | Trackback | Comments(0)

暑い夏の午後には・・・レモナードとビール半々の冷たーいパナッシェを飲もうー・・・

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朝の散歩の途中に、キウイがたわわに、ぶらさがっていました。スープリーズ、驚きです。・・・フランスはずいぶん前から、一日に五種類の野菜と果物を食べよう運動が始まっています。これはフランス国民生活健康保護政策のガン予防、成人病予防のためのものです。学校給食も必ず、五つの種類の野菜と果物が入ったお昼ランチが作られています。フランスの南の地方は料理にオリーブオイルやニンニクがふんだんに入ったものですが、北の地方はバター・ミルクを主体とした料理が多く・・・原因結果でフランスの北の地方が成人病やガンの発生率が多いものです。フランス国民の食生活改善のために、一日に五種類の野菜と果物を食べよう運動なのです。キウイなんかは、私が渡仏した三十年以上前にはありませんでした。つい、この最近です。フランス人の日常食生活の中でアボカド、キウイ、グレープフルーツ、アナナ・・・パイナップルのこと、バナナ、オレンジ、シトロン等々を毎日のように食べるようになったのは・・・ビオ食品、無農薬野菜や果物をあつかっている専門マーケットも多くできました。最近の流行はご飯を食べること・・・炊飯器で炊いた白ごはん・・・もともと、お米はフランス人の頭の中では、野菜のカテゴリーに入っているもので・・・よく、お米のサラダ・・・芯のあるお米をオリーブオイルであえて塩・コショウをし、細かく切ったトマトやピーマンやトウモロコシの缶詰・・・が、グチャグチャに混ぜてあるサラダ・・・最初にこのお米サラダなるものに遭遇した時は、お米への冒涜ぼうとく、お米さんがこんなにオリーブオイルでギトギトになっちゃってー、カワイソウ・・・と思ったものでした。最近は魚料理や肉料理の付け合せとして、フランスの学校給食でも登場しています。
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これが、ツール・ド・フランス、自転車フランス一周競技大会のテレビ実況中継の映像です。昨日は、たまたま新作映画の宣伝でフランスに来ていたトム・クルーズとキャメロン・ディアスが・・・昨日はボルドーがゴールだった・・・現場にゲストとして来ていました。その前日は、フランス共和国大統領のサルコジ・・・自分も自転車愛好家でツーリングする・・・がゲスト出演でした。フランスの、ヨーロッパの自転車大好きおっちゃんたちが見ているテレビ実況中継の暑い夏の午後のひとコマでした。
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暑い夏の午後には・・・パナッシェを飲もうー・・・ケスクッセ・パナッシェ、パナッシェとは何?・・・パナッシェとは、レモナードとビールを半分ずつにし、混ぜた飲み物・・・サイダーとビールを半々にして混ぜるとおいしいものです。カフェに入って、パナッシェ・ビィヤン・ブロン、とっても白いパナッシェ、シルブプレー・・・というと、三分の二がレモナード、サイダーみたいなもの・・・三分の一がビールを混ぜた飲み物が登場します。アルコール度がおさえられて、女子にはぴったりの暑い夏の飲み物です。是非、エッセイエー・おためしに・・・。おいしゅうおすえー・・・。
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by h-hatano-art | 2010-07-24 06:43 | Trackback | Comments(0)

夏の週末の夕べは、アパートのベランダでアペリティフ・食前酒から始まる・・・

七月に入っての四回目のウイーク・エンド、週末・・・夏のバカンス大移動が毎週末、始まります。レペテ、レベテ、くり返し・・・毎週末のニュースです。今朝はベットの中で左足のふくらはぎがケイレン、つっばって目が覚めました。無意識にベットの中で背伸びをした瞬間につっばっちゃったものでしょう。・・・とにかく痛い・・・で完全におメメがさめました。バリとバリ郊外は七月初めのカリキュウル・猛暑から脱出し、朝晩は涼しい・・・油断すると風邪をひく毎日・・・これが、フツーの夏の天気なのです。日中は太陽がサンサンと・・・サングラスしないと目が痛い・・・ようやくフランスも日傘がちらほらと見られるようになりました。日射病やフランス人は皮膚が弱い・・・白人系フランス人・・・ので、海辺で日光浴をしすぎると皮膚ガンになる女性が多い・・・必ず、サンオイルを身体にぬるようにと・・・午後からの紫外線が強いので気をつけようー・・・とニュースで流している。海水浴もさかんですが、フランス人はケッコウ、夏の山へのバカンス、高原歩きが大好きでもあります。リュックを背負って、家族や友人たちと話しながら、歩いています。また、ロワール地方に点在するシャトー・お城めぐり・・・自家用車や自転車で田舎道を通る・・・両親が共稼ぎの子供たちはコロニー・ド・バカンス、子供たちのための林間学校みたいなもの・・・へ出かける。二週間ぐらい・・・携帯電話禁止の共同生活をする。キャンプ生活のようなものです。・・・食事を皆で作ったり、昼間はカヌーや一人乗りボートの乗り方を教わったり・・・友人のフランス人の息子がピレネーの山のそういうコロニー・ド・バカンスに参加して・・・途中から、ママに・・・お家に帰りたいよーと電話があった。子供は世界中どこでも同じ・・・やっぱり、ママがいいらしい。
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夏の週末の夕べは、アペリティフ・食前酒から始まる・・・ウチのアパートのベランダは、プチプチの小さな空間しかありませんが、工夫して・・・ジャジャーン、パリのカフェもどきにメタモルフォーゼ・変身・・・若い世代のフランス人のアペロ・・・アペリティフのこと、は甘ったるい白ワイン・・・ジュラソンとかモンベルジャックを冷やして飲みますが、年配のフランス人・・・そういうものを若いときにさんざん飲んできた人達は、ウィスキーをアペに飲むフランス人が多い。イングランド・英国ののスコッチウィスキーに人気集中です。上品な感じがするのか、ジャンヌ・ダルクの時代のフランスとイギリスの百年戦争のノスタルジィーなのか・・・とにかく、年配のフランス人の誕生日にウィスキー一本をプレゼントすると喜ばれます。この写真のウィスキーは、スコッチウィスキーのサラブレッド、オールド・パー・・・成田空港の免税店でお店のお姉ちゃんにススメラレて買ってきた・・・と、カナディアンウィスキー・・・カナダの山奥のきこりがマグカップなんかで飲むような感じのウィスキー・・・カナダ系フランス人の友達からもらった・・・我が家ではオールウェイズ・常に、奥様がいいものを・・・というルールがあるので、奥様が名門スコッチウィスキーのオールド・パー・・・家来のわたしが本家イギリスのウィスキーが新大陸に渡って地元で作られるようになったカナディアンウィスキー・・・これに氷を入れ、ペリエの炭酸水割りのアペリティフ・・・ちょっと、おつまみがないわねー・・・秋葉原で売っていそうな・・・たべてもええよってコスプレシールのある函館のさきいかと帰仏便のJALの機内でもらってきたおつまみセット・・・そうやって、グダグダ話しながら夏のパリ南郊外のアパートのベランダで夕べのアペリティフしています。
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by h-hatano-art | 2010-07-23 16:58 | Trackback | Comments(0)

ツール・ド・フランスの夏・・・フランスの地方紹介と地方活性化・・・

南アフリカのサッカー・ワールド・カップが終わってから、フランスの壮年たち、オヤジ世代の共通話題はなくなり、さびしーい毎日でしたが・・・ビール片手に、おっちゃんたちの次なる情熱をそそぐものは・・・ありました。ツール・ド・フランス、フランス一周自転車競技大会です。この自転車競技レースは不況知らずで、世界からのスポンサーが後援・協賛・・・つまり広告宣伝のためにお金を出しているのです。三週間のレースでフランス中、世界中の自転車マニアからの注目・・・アメリカには衛星放送で実況中継もされている・・・今年は、オランダ、ロッテルダムからのデパー・出発、ベルギーを通過してフランスへ・・・その通過する各町々がテレビで紹介される・・・大変な宣伝です。今日は最後のピレネー山脈の山越えレース・・・毎日、お昼から、夕方の六時頃までフランステレビで実況中継・・・このレースを追って夏のバカンスをすごす・・・ビール片手に応援する、おっちゃんたちがヨーロッパ中にいます。この午後からのテレビ実況中継を見始めると仕事ができず・・・絵が描けないので、我が家では拝見禁止番組になっています。絶対に見てはいけないテレビ番組です。ですから、夜のニュース番組の中で・・・本日のツール・ド・フランスのダイジェスト版、数秒間の今日の結果しか・・・見ることができないものです。通過する道々には、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、オランダ、コロンビア等々のドラッポー・旗がひしめいています。自転車と一緒に走りだすファンもいます。とにかく、おもしろいツール・ド・フランスです。今度の日曜日にパリのシャンゼリゼ大通りをめざし・・・そこがゴール・・・帰ってきます。日本でも、ツール・ド・ジャポンは無理だとしても、地方の各県で・・・私の生まれ故郷のツール・ド・山口とか・・・ツール・ド・福島とか、ツール・ド・九州とか、ツール・ド・東北とか・・・やれば、地方紹介と地方活性化ができるのでは・・・とフランスから思ったりもします。
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夏の季節の果物はやはり、スイカです。スペインやポルトガル産のスイカが出回っています。三時のおやつや食後に食べるというよりも、食事の前菜にスイカをよく食べます。サラダ感覚のスイカです。
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夏といえば、辛いカレーライス・・・四種類から五・六種類のスパイスを使って作ったカレーは食欲をそそります。インド人もアジアの一員であってよかったと思います。フランス人はあまり香辛料の強い食べ物は苦手のようです。・・・羊のカレー風味というフランス料理はありますが、家庭ではカレー料理なるものはありません。ヨーロッパの島国、イングランド、英国の庶民が集まるパブの中の料理メニューにカレー料理があります。ロンドンのマルシェ・市場のお惣菜やさんでは、カレーの煮込みなんぞを売っています。旧植民地のなごりでインドカレーが変化して、イギリス風カレーになっています。ウチのカレーは、オールスパイス、クミン、ターメリック、ガラム・マサラ、コリアンダー、カレー・セレクション、チリ・ペッパーとニンニク、ショウガノみじん切りをたっぷりの油でいためて風味をだし、最後に市販のカレーのもと・・・ジャワカレー中辛で味付けをします。食べると頭の後ろから汗がでます。だんだん食べると身体中が洪水になります。右のお皿がフツーの白ご飯カレー、左のお皿は卵入りチャーハン・焼き飯しにカレー・・・キュウリの塩もみのヨーグルトあえやゆでタマゴと一緒に食べます。フランスパンも一緒に食べるのは邪道かな・・・カレーソースにひたして食べる・・・半フランス人半日本人の食べ方だと・・・。最後にノルマンディ地方のフルミエ・農家手作りのカマンベールチーズを食べるのでバゲット・フランスパンは絶対に必要・・・フランス人は単独でフロマージュ・チーズは食べられません、食べません。必ず、パンと一緒です。チーズとパンは常にセット、一心同体なのです。
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by h-hatano-art | 2010-07-22 07:12 | Trackback | Comments(0)