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波多野均つれづれアート

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一日に五種類の野菜か果物を食べよう大キャンペーンの始まり・・・

午後の東京郊外は、歩くと汗ばむ初夏の天気です。フランスの柔らかい太陽光線と比べると、日本の太陽の光は強い、目に痛い・・・フランスから、ルネット・ノワール、サングラス・・黒メガネのこと・・を持ってきたのですが、ジャポネ・ジャポネーズはみなさんっていっていいほど、おかけになっておらず、私がサングラスをすると、ホンモノのヤーさん以上にヤーさんになってしまうので、ひかえています・・・しかし、太陽光線が強いので目が痛い。こういう光の中で絵を描くと、やはり、フランスで描くパステルカラーの色彩とは、違ってくるのでしょう。早く、日本社会にアダプテ・適応すること・・・しなくては・・・時差もとれないし・・・と、昨日は、ホームスティ先の家族と日本のテレビ「ためしてガッテン」を見ていました。テーマは、低栄養・・・シルバー世代に必要なたんぱく質・・・日本のシルバー世代はひとり生活になると、たんぱく質のお肉を食べる量、回数が少なくなると・・・フランスのドクターは、フランスのシルバー世代に、一週間に一回、中がピンク色になるように焼いた・・ビフテキを食べるように勧めます。・・・というのは、鉄分不足を補うため・・フランス人の日常会話表現で・・・ビフテキが食べられるように働くというのがあります。ビフテキが食べられるように仕事をし、お金を稼ぐ・・・ということです。ビフテキの代わりにパン、ビフテキの代わりにワイン・・・では、ダメなのです。・・・プール・モンジェ・ド・ビフテーク、ビフテキを食べるために・・・なのです。フランス社会は狂牛病騒ぎや寿司ブームで、健康管理やビオ食品ブームが始まりました。そして、フランス政府の打ち出しに、一日に五種類の野菜か果物を食べようという大キャンペーンが始まり・・・これはガン対策、成人病予防のため・・・学校給食や小さい子供たちのいる各家庭に定着している健康運動です。週に、二回か三回はビフテキを食べるビフテキ大好き民族・・付け合せにポンム・ド・フリッツ、揚げジャガイモ、フレンチポテトのこと・・・を山のように食べる、油でギトギトの揚げポテト・・・ですから、こういう打ち出しをしないといけないのです。フランス人はたんぱく質は十分に足り、足りなのです。不足は、お野菜や果物・・・そして、フランス人は毎食にフロマージュ・チーズを食べます。これは、カルシュウムを補うため・・骨折予防のためです。地方の農家では、朝食にフロマージュ・チーズを食べる習慣があります。フロマージュ・チーズとパンと赤ワイン、そして、サラダだけの夕食もあります。そのかわりに、五・六種類の牛、羊、ヤギのフロマージュ・チーズが食卓に出てきます。ヤギのチーズは、やめられないおいしさです。とにかく、健康第一の人生です。
by h-hatano-art | 2010-04-29 16:10