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波多野均つれづれアート

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フランスの六月の野に咲く美しい花々たち・・・それぞれが自分らしく・・・

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フランスの六月の野の花といえば、コクリコ・ひなげしです。赤いコクリコが野原いっぱいに咲いている様子は美しく感動ものです。モネの絵にも野に咲くコクリコの赤い花の絵があります。フランス人は、この赤いコクリコの花が大好きで、室内の模様デザインの壁紙もあるほどです。むかし、むかしにムルージっていう男性歌手がこの花をテーマにシャンソンを歌っています。・・・コクリコ、クリコ・・・っていうリフレイン・くり返しのあるシャンソンです。・・・農家の人から見ると、ただの野に咲く雑草なのですが、六月のフランスらしい花です。
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菩提樹の枝に新しい葉、新葉が芽をだし小さな白い花が咲きました。フランスの田舎のメメ・おばあちゃんはこの新葉と小さな白い花を収穫し、お日様の下で乾燥させ、薬草・・・煎じてお茶にして飲む伝統っていうか、習慣があります。ストレス解消、気持ちを落ち着かせる働きがあるそうです・・・ビオのお店でよく売っています。これは、中世の時代から庶民の薬草のひとつとして、伝えられてきたものです。飲んだことがありますが・・・フランス人家庭に週末の夕食会によばれて、食後にティザンヌ・ハープ茶のひとつとして、このチィオール・菩提樹の新芽茶がよくでてきます。夜の食事の後は、最近のフランス人は濃いカフェを飲まなくなりました。夜遅くに濃いカフェを飲むと眠れなくなる・・・ワインを四本も五本もあけて酔っ払っている壮年は、車の運転があるので酔いざましの濃いカフェを飲みますが・・・そのあとに食後酒のコニャック、レミー・マルタンとか飲んで・・・ポリスに捕まらないかって・・・フランスの週末はポリスもどこかで食事しながら、ワインをガンガンに飲んでいる・・・車事故はないかって・・・みんな酔っ払っているのでぶつからない・・・最近は健康にいいという理由で食後茶はハープティです。しかし、私的に言うとハープティはハチミツなんかを入れて飲まないと、全然、おいしくない・・・魔法使いのおばあちゃん感じのノスタルジー薬草茶です。・・・食後のホウジ茶とか玄米茶とかのお茶文化豊かな日本人であることは幸せです。ウチによんでの夕食会の食事後のお茶にホウジ茶とか玄米茶とかウーロン茶をだすと、フランス人は必ず、そのお茶に砂糖をスプーンで何杯も入れ・・・最近では、健康雑誌なんかの情報でそういうカルチャーショック的なマンマ・ミイアの行為はなくなりましたが・・・いちど、チャンスがあったらチィオール・菩提樹の新芽茶を飲んでみるとおもしろい。デパ地下にあるスーパーマーケットでティバック売りのやつがある。・・・ゲゲゲの味覚でっせ・・・。
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野生の黄色いユリなんかも、六月の野の花のひとつです。・・・こうやって、毎朝の散歩で四季折々の花々に出会うのは楽しい、喜びです。人が見ていようと、見ていなくても、野の花々は美しく咲いています。赤いコクリコ・ひなげしはコクリコらしく、菩提樹の新葉は新葉らしく、黄色いユリはユリらしく・・・それぞれが精いっぱいに自分らしく咲いています。そういう野に咲く花が美しい、六月のおわりのフランスです。
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おまけに・・・アザミのうす紫の花もつけましょう。ジス・イズ・・・これがフランスの六月です。みんな、しっかりと咲いて生きているでしょう。自分も誰が見ていなくても、しっかり自分の人生を生きようと思います。野に咲く花のように・・・。
by h-hatano-art | 2010-06-29 06:36