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波多野均つれづれアート

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フランスの若いパパは積極的に育児・子育てに参加してる・・・

フランスのTVニュースでは、CARICULE・カリキュール、猛暑・真夏・・・だと、さかんに報道している超超あつーいフランスです。昼間は光化学スモッグで包まれ、夜の外気温はナマ温かい・・・パリ・パリ近郊の毎日です。何年か前の夏にも、このカリキュール、猛暑がフランスをアタック、襲い・・・1万五千人ものシルバー世代が亡くなりました。・・・だから、フランス政府は一日に何度もお水を飲むようにとススメています。地球温暖化の関係で・・・以前のフランスは冷房や扇風機なんて、だーれも必要としなかった。しかし、今では、各家庭にはメイド・イン・チャイナの中国扇風機がある。長いこと、扇風機なんていうものの需要がなかったので、こっちの家電メーカーは作っていなかったのだ。だから、いまでもメトロ・地下鉄や郊外電車には冷房や空調の設備はない。窓を開けて・・・ご自分で、風を入れるしか方法はない。フランスはそういう公共サービスがいまだに中世の時代のお国です。・・・パリの星つきホテルや南仏ニースの超高級ホテルには空調・冷房の設備があるけれども・・・一般の家庭にはチャイニーズ扇風機が大きな音をたてて、回転し、ぐわんばっています。
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朝からこのようにギンギンに太陽の光が・・・パリ南郊外のマッシーのアパートから朝の散歩にでかけると初夏の朝の大空に無数の白い線が美しい・・・オルリー空港が近場にあるので・・・遠くに飛行機の爆音もする。暑いので大きく開けた台所の窓からは、べべ・赤ん坊の泣き声や早く、パンをたべなさーい、学校に遅れるわよーとかの若いお母さんの声だとか、飼い犬が朝の散歩に連れて行ってもらいたくて、キャンキャン鳴いてるとか・・・まあ、おもしろいものです。くすりと笑ってしまいます。世界中の朝は、どこでも同じだー。
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毎朝の散歩の途中に出会う、父親とべべ・赤ん坊・・・どういうわけか、このべべが私の姿を見るとはしゃいで、小さな手をふるのだ。まぁ、何か、おおきなヌヌース・ぬいぐるみが歩いていると思ってるのかもしれない。・・・というわけで、この若いパパに毎朝、挨拶をするようになった。ボンジュール、サバ?こんにちは、げんきー・・・近くに保育所があるので、出勤前に我が子を連れていくのだ。若い父親は、ほとんどがこうやって育児をバータージェ・半分にしてやっている。フランスは共稼ぎが多いので、こういう朝の連れ出し風景は普通です。日本の若いパパも若くないパパも、育児・子育てに積極的に参加しょう。人生はいろいろな思い出をつくることです。この瞬間は二度とはやって来ないのだから・・・。おまけ・・・フランスの第一チャンネルのお昼のテレビニュースで・・・南アフリカ、サッカー・ワールド・カップの各ナショナルチームの監督ベストファイブ、どこの国の監督が魅力的だったか・・・のコーナーがあり、なんと、日本代表チームの岡田監督がナンバー・ワン、トップだった。・・・試合中に決して笑わないマジな顔の表情と弱小・・・ヨーロッパのお家芸ともいえるサッカーの国から見たら・・・アジアのチームをここまでひっぱってきたという評価がナンバー・ワンに輝いたのだった。そこに日本の、日本人のエスプリ・スピリット・精神を見たのだった。試合中に、何回も岡田監督はコラージュ・勇気という言葉を使ったと・・・それは、こっちの人、フランス人が忘れかけていた輝かしい言葉でした。アベック・コラージュ、勇気を持って、勇気と一緒に生きること・・・それが、日本代表のメッセージでした。
by h-hatano-art | 2010-07-02 17:13