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波多野均つれづれアート

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九月下旬のパリとパリ近郊は、ずい分と寒くなった・・・そろそろ、暖房が必要な季節・・・

朝夕は、外気温が七、八度・・・お昼の最高温度十八度のパリ・パリ南郊外です。パリは北海道と緯度がほぼ同じ位置ですから、そろそろ、コートが必要です。フランスの家庭には、シュミネ・暖炉のある家が・・・とくに田舎では・・・多いので、暖炉の煙突掃除をする・・・もちろん、専門の業者にたのんで・・・のも、今頃です。ちなみに、暖炉の煙突掃除料金は五十ユーロ、六千円前後・・・使用前にこれをしないと、一酸化中毒、酸欠なんぞで大変な結果になります。ちょっとのことが・・・よく、冬の季節になると、フランスの北部でこの一酸化中毒、酸欠で亡くなる家庭が多いものです。過去のフランスの暖房設備は部屋全体を温めるというセントラルヒーティングでしたが、これは省エネ対策により、徐々になくなりつつあります。とくに、アパートは全館全暖房の状態で真冬なのに室内ではTシャツ姿、半パンという無駄なエネルギーをガンガンに使っていました。あまりにも熱いので、真冬に窓を開けて、アイス食べてる・・・そういうバカなフランスのエネルギー使用でした。新設のアパートは、各自各部屋が電気暖房なので、自分でエネルギー使用のコントロールができます。しかし、倹約家のフランス人の家庭の室内温度・・・何度ぐらいか知ってます?・・・平均的に十九度なのです。われわれジャポネ・日本人とフランセ・フランス人の体温は大きく違っています。こんな低温度の室内にずーといると体温低下で気分が悪くなり、風邪をひいてしまいそうです。ですから、ウチのアパートでは各部屋・・・といってもシャトーのようになん部屋もございませんが・・・に室内温度計を置いてコントロールしています。われわれジャポネ・日本人にとって、二十三度から二十四度ぐらいが、快適温度です。あんまし、寒いと絵の具が乾かないので・・・そろそろ、冬用のカーテンをつけて、窓からの対策をしないと・・・このカーテンをつけると、一・二度温度保温になるのです。私はとくに、寒さが嫌いなので・・・日本の南方面生まれ、だから、初対面のフランス人に挨拶をする時・・・ジュ・スイ・ネ・ア・マルセイユ・オウ・ジャポン、わたしは日本のマルセイユ生まれですって言うと、みんながビックリする・・・そう、マルセイユ生まれのフランス人のように、カラクテール・性格も・・・魚釣りで十センチぐらいのイワシを釣ったら・・・三十分後は一メートルを越すマグロを釣ったと・・・一時間後は、数メートルのクジラを釣ったということになっている・・・というと、みんな納得する。マルセイユ人は大ブロシキで有名・・・
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大西洋で獲れたイワシ・・・ポルトガル系、スペイン系、イタリア系フランス人は、このイワシを炭焼きにしたり、フライパンでソテ・油焼きしたり、てんぷらのようにフリッツ・揚げたりして食べる。健康にもいいと・・・最近は青みの魚、イワシやサバを家庭でも食べるようになりつつあるが一般的ではない。お人気のあるお魚ちゃんは、スズキとか舌ビラメとかサーモンとか・・・お魚料理は週に一回、金曜日に食べるフランス人が多い・・・カトリック・キリスト教によるお肉を食べないお精進の日として・・・ダイエットとして・・・ウチではこのイワシちゃんをすり身にして、おから・・・パリの日本食材・食品店で売ってる・・・を混ぜて、イワシハンバーグにする。あまったら、鍋ものに入れるとイワシのつみれになる。
by h-hatano-art | 2010-09-29 16:21