波多野均つれづれアート

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ス・ネ・パ・マ・フォット、それはワタクシの責任ではございません・・・の大雪のパガイユ・大混乱・・・

今週の水曜日の午後から降り始めた大雪は、カチンカチンに凍結して、道路がスケート場に化し、すってんころりん・・・腕や足を骨折するフランス人が多発・・・SOSの緊急病院が大忙しの毎日のフランス、パリの南郊外からです。フランス人っていう民族は、見ていると・・・あまり、運動神経っていうか、運動することに慣れていないので・・・日本人はラジオ体操をしていると言ったら、お好きねーと笑ってしまうし、義務教育の授業に体育がながーいことなかったので、運動神経がニブイフランス人が多い。大雪が降った翌日の朝の散歩の間、あちこちで、ピーポー・ピーポーと救急車のサイレンが鳴っている。すってんころりんの骨折である。・・・この大雪の積雪に、ミニストル・アンテリエール、内務大臣が・・・フランスの国土の安全保障・危機管理対策をする・・・適切に大雪対策をしなかったと・・・批判好きなフランス人からの猛攻撃にあっている。・・・というのは、フランス語の中に、PAGAILLE・パガイユ、乱雑・混乱・無秩序・めちゃめちゃ・・・という言葉がございまして、大雪積雪にパガイユという表現をしなかったと、メディアから総バッシング・・・そういう、政府からの事前の正しい予報が出ていれば、みんなも気をつけた、注意をしただろうと・・・水曜日、大雪降り積るのパリとパリ郊外の全ての幹線道路がブロッケ・詰まり、結局、閉鎖された。翌朝まで、クルマの中で寝た人や路上にクルマを置いたまま、ガソリンスタンドに避難した人や、近くの市民体育館で仮眠した人や、会社・事務所の床の上で夜をすごしたひとで・・・いっぱいだったのです。フランスでは、こういう状態をシステムD・デーといいます。非常事態の時で、自分の事・自分の目の前の問題は自分で解決する、だーれも、助けには来てくれない・・・このシステム・デーがさらに進むと、ミリテール・軍隊の出動となる・・・真夜中すぎに、やっと、凍結路上のクルマの中に閉じ込められていた人々に、赤十字やポンピエ・消防隊からのお水とサンドイッチの配給があったと・・・そういう、内務大臣、政府からのパガイユ予報が事前に出なかったと・・・ここがフランス人のおもしろいところ・・・内務大臣いわく、メディアはすぐに、パガイユ・パガイユ、混乱・無秩序と言って、大騒ぎするけれども、私はフランスメテオ、天気予報の情報にもとづいて行動しただけで・・・ス・ネ・パ・マ・フォット、それは私の責任ではないと・・・国立のフランスメテオ、天気予報は、我々はきちんと、天気予報で警告し、ス・ネ・パ・マ・フォット、それは私の責任ではないと・・・責任逃れ大合戦が始まっています。ス・ネ・パ・マ・フォット、それは私の責任、私のせいではない・・・フランス人が非常によく使う、責任のがれの言葉です。フランス人に染み付いている言葉です。それから、いろんな、いいわけが始まって・・・とどのつまり、わけがわからなくなって、お互いにバッカヤロー状態になる。どうして、セ・マ・フォット、それは私の責任です・・・と言って、事態を早急に解決しないのか、適切に手をうつことが、人間の道だと思うのですが・・・ケ・ス・ク・ブ・パンセ?あなただったら、どう考える・どう思いますか?・・・路面凍結カンヅメのクルマの中で、その日のお昼から何も食べていない、何も飲んでいない幼い子供たちやお年寄りがいたというのに・・・ス・ネ・パ・マ・フォット、それはわたくしの責任ではございませんのフランスです。
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by h-hatano-art | 2010-12-10 17:53 | Trackback | Comments(0)
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