波多野均つれづれアート

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水戸と福島と仙台に住む友人に、やっと国際電話が通じたフランスの早朝・・・

そんなに寒くないパリ南郊外の朝ですが、コートやマフラーはまだまだ、必要です。フランスのテレビをつけても、FMラジオをつけても、ニュースの時間になると福島第一原発の爆発事故とラジオアクティビィティ、放射能汚染飛散のことばかりです。地震とツナミ被害報道は、付けたしばかり・・・昨夜の八時のフランス国営放送全国ニュースでは、原発の爆発事故特集が二十分以上も・・・というのは、フランス人の関心は、現在フランス国内には58基もの原発施設が存在し、電気エネルギーの80パーセントを原子力発電にたよっているという状態・・・日本の東日本大震災の地震とツナミ大災害の報道だけだったらフランス・メディアも過剰には騒ぎませんが、福島第一原発の爆発事故が次々と起こり・・・対岸の大火事がフランスにも・・・ヨーロッパ圏内では、原子力発電施設を持っている数のトップがフランスの58施設、二番目がイギリスの19施設、三番目がドイツの17施設・・・中でもフランスの原子力発電施設58基の内、13基の原発施設が30年も経って老朽化していると・・・ゴーシュ・左陣営のエコロジィスト・自然環境グループがいっせいに、騒ぎ始め・・・政治パニック化に・・・さらに、今回の東日本大震災で派遣された国営放送のフランス人レポーターが日本政府の原発に関する発表を・・・ロング・ヒィストワール・ド・モンサンジュ、長いウソの歴史・・・とコメントする始末・・・カソリック・キリスト教基盤のフランス人の奥底にある、ぺシミズム・悲観的な終末思想を感じます。日本政府の答弁がクルクルと変わっていたり、発表が後手後手の状態に責任があるのですが・・・いいニュース・・・日曜日に水戸に在住の若い義理のいとこ夫婦に連絡がとれ・・・地震直後の夜は余震が恐くてクルマの中で寝たそうです。昨日の午後のフランス時間に、福島の郡山郊外の船引ふなびきに在住の女房の友達に連絡がとれました。先週の土曜・日曜とフランスから国際電話をかけていたのですが、音信普通・・・月曜日にようやく水道や電気が通じるようになったと・・・このファミリーは福島第一原発施設から、40キロ離れた場所に住んでいますが、事態が悪化するようであれば、ヨコハマの弟夫婦の家に避難すると・・・でも、ガソリンがない、ガソリン不足だと・・・さらに、フランス時間の今日の早朝に・・・今朝は何故か、五時すぎに起きて、インターネット回線のNHKワールドニュースを見ていた・・・やっと、仙台の青葉区に住む、東京の美術学校時代の同級生の家に連絡がとれました。国際電話の向こうで・・・昨日の真夜中から、電気が通じるようになった。スーパー・マーケットに行っても食料は何もない。でも、家にある米や缶詰めや漬物を食べて、ガンバッテルよ。地震当日の金曜日の夜から週末の土日は電気が通じていなかったので、キャンプ用のガスボンベでご飯を炊いていた。奥さんも娘も無事で元気だよ。ガソリン不足なので、もっぱら交通手段は自転車だ。仙台を取り巻く高速道路は閉鎖中だしな・・・彼は仙台市内で美術大学受験の予備校の経営をしているので・・・借りているビルの五階に地震当時いたのだけれども、すごい揺れで歩くこともできなかった。デッサン用の石膏像はぜーんぶ、倒れて壊れてしまった。ビルの窓ガラスも壊れて・・・家族三人が無事でうれしい・・・とにかく、この一年間は大変だけれども、頑張るしかないよ・・・フランスから、わざわざ、国際電話してくれてありがとう。うれしいよ・・・大変な、苦しいときの友こそ、真の友・・・みなさんも、励ましの電話を・・・人の前を明るく照らすと、自分も明るくなる・・・そういう思いやりの時です。
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フランスから地震・ツナミのお見舞い写真・・・黄金色のミモザの花がパリにもやってきました。南仏の早春の花ですが、ミモザの花がパリのあちこちのカフェに飾られています。ミモザの花言葉は、豊かな感受性・あたたかい心・・・今は大変ですが、この苦しさや悲しさが永遠に続くわけはありません。いつか、パリに来て下さい。その時は、ワタシがパリをご案内しましょう・・・冬の次は必ず、春が来ることを信じて・・・待っています・・・
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by h-hatano-art | 2011-03-15 18:17 | Trackback | Comments(0)
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