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波多野均つれづれアート

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エテ・パ・ゾンコール・コモンセ、夏はまだ始まっていないのに・・・の五月のフランスの盛りだくさん週末

エテ・パ・ゾンコール・コモンセ、夏はまだ始まっていないのに・・・と、フランステレビニュースでは解説していますが、五月の春なのに、フランス人のモラル・気持ち、気分はもう夏のような感覚です。この週末には、多くのイベント・出来ごとが重なり・・・そのベスト・スリーは、まず、第一に、ラ・ニュイ・ド・ミュゼ、美術館の夜・夜の美術館という・・・フランス全国の1400施設のミュゼ・美術館や文化的な建物・・・例えば、ヴェルサイユ宮殿とかでの・・・夜オープン・真夜中まで開放され、その上に、グラティュ・入場無料・・・今年で七回目・・・各自、持参の懐中電灯を持って、美術館の作品を見る・・・フランス文化省もいろいろと知恵をしぼって、新しい企画を考え、実行しています。昨年はフランス全国で二百万人の訪問者があったとか、夜の文化施設訪問の企画、今年の夏の節電日本にピッタシだと思うのはワタシだけか・・・その二は、フランスサッカーの全国決勝戦試合、クープ・ド・フランス、フランス杯が昨夜、パリ北郊外の大スタジアムであり、フランスの北部地方の大都市リールのチーム対地元・パリのパリ・サンジェルマンとの決勝戦・・・結果は1対0でリールが勝利し、56年ぶりにフランスサッカーのチャンピオンチームに・・・この試合を大画面テレビ観戦・皆で見ようと、フランスの各家庭では決勝戦を見ながら夕食会があちこちで・・・ウチのアパートでも、暑いので窓を開けて、観戦している様子が見られました。こういう時には、配宅ピザ屋が大繁盛・・・あっちこっちのアパートの玄関口に配宅ピザのお兄ちゃんのスクーターが・・・フランスの配宅ピザ屋事情は、二個注文すると、三個目がタダ・無料になる、いろいろなセット注文だとコカ・コーラの大びんもサービスで付くとか・・・これに、ポテト・チップスとサラダとビールを用意すれば、完璧なサッカーテレビ観戦の夕ご飯になる・・・若い世代のフランス男女の夕ご飯なんて、こんなものです。そして、ベスト・スリーの最後の三番目は、ユーロ・ビジョン・ソング・コンテスト、ヨーロッパの25カ国からの新人歌手が選抜され、ヨーロッパ次元でのソング・コンクール・・・毎年、ヨーロッパの各国を回って、今年の開催国は、ドイツのデッセルドルフから・・・各国からの視聴者電話参加審査で勝利者を決めるもの・・・いつも、結果が真夜中すぎになるので、結果を見ずに寝てしまった・・・近い、将来、アジアでもこのようなアジア各国参加の音楽コンテスト企画をおやりになれば、少しは庶民間での理解が増すのではないかと、政治的な経済交流もケッコウですが、こういう庶民レベルでのアジアの一体感が必要な時代ではないのかと・・・JポップやKポップが盛んですが、そのアジア・ポップが一同に集合したミュージック・フェスティバル、アジアの各国を毎年、回っての・・・東京・上海・ソウル・バンコク・・・アジアの庶民が一体感を持つことができます。多くの人々が一体感を求めている時代、日本社会も新しい価値観で新しい感動・喜びのイベントを・・・大変な時だからこそ、モラル・気分気持ちがアップして元気になる・・・
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パリ南郊外のアパートの窓下に見える黄色い花を描いています。絵描きは自分をとりまく身近なものを描くというのが、絵描きの鉄則・ルールです。絵葉書のような風景画を描いてもいいのですが、感動というものが希薄になる。自分の見るものの中にこそ、ひとつの世界があると信じて、トラバーユ・仕事していくしか道はない・・・南向きのアパートの部屋の温度は26℃、大変に暑うおまっせ・・・30分ごとに、顔を冷たい水道水で洗って・・・仕事に集中・コンサントレするように・・・あまりにも暑いので、髪の毛は海兵隊カット、両サイドとバックを短めのバリカンを使って風呂場で自分で刈り上げる。本当は丸坊主バリカン刈りか、ひげそりでツルツル頭にしたいのだけれども、プリゾン・刑務所帰りと思われるので我慢している・・・
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そして、絵を描きながら聞いてるミュージックCDは・・・①アニー・レノックスのメッドユーエスエー・・・ニューヨークで歌ってるもので、二枚組みの一枚はニューヨーク・セントラル・パークでのライブ・コンサート・・・②ブルース・スプリングスティーンのグレーティスト・ヒッツ・・・ちよっと、馬力・パワーが必要な時に・・・③ケニー・Gの初期の曲・・・ニューヨークで地元のジャズ愛好家にケニー・ジィを聴いてるって言ったら、あれはジャズにあらずとバカにされた・・・④ジョニー・キャッシュのフォルソン・プリゾン、刑務所での慰問ライブ・・・ジョニー・キャッシュは、ある時代からアル中やドラッグ中毒患者になり、そこから立ち直ったカントリー歌手、刑務所のヤジや歓声の中で歌うジョニー・キャッシュは光り輝いています・・・⑤ご存知、バルバラの最盛期の時のアルバム・・・フランス在住だから、バルバラは聞かないと失礼にあたる・・・⑥ドーバー海峡の向こうのアングロサクソンの島、イギリスのエルトン・ジョンのラブ・ソング・・・エルトン・ジョンは、昔から聞いてるもので、少々、ノスタルジー・・・こんなミュージックをかけて、絵を描いているのです。クラシックも聞きますが、パンチがほしいときは・・・アチャラカ音楽を・・・っていうわけで、CDをかけたり、FMラジオのヒット・ミュージックを聞いたり・・・今フランスFMラジオで毎日かかってるのは、ジェニファー・ロペス、Jennifer LOPEZのオン・ザ・フロアー、On The Floor や、オッオッオッーと歌ってるブリトニー・スピアーズ、Britney SPEARSのティル・ザ・ワールド・エンズ、Till The Word Endsなどなど・・・YouTubeにアクセスすると聞くことができます・・・というふうに、一日中、ミュージックが部屋の中に流れています。
by h-hatano-art | 2011-05-15 14:19