波多野均つれづれアート

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フランス各地で地元ワインのフェット・お祭り、ワイン市が始まる夏の終わり・・・

八月最後の一日のパリ南郊外の朝は、太陽が昇り天空には無数の白いデッサンが・・・パリ南に位置するオルリー国際・国内空港に近いので飛行機が飛び立つのが見えます・・・朝の気温は12℃前後、日中の最高気温予報が21℃・・・秋の始まりです。フランス各地でワイン市が始まり、フランス人はこの一年間に消費するワインをダース・12本セットで買う習慣・伝統がございまして・・・ボルドー地方の赤ワインを1ダース、12本、ブルゴーニュ地方の赤・白ワインを1ダース、12本ずつ、シャンパン地方のシャンパンを1ダース、12本・・・だいたい、これが基本的なワイン買いの方法でありまして、お金に余裕があれば・・・アルザス地方の白ワインだとか、ロワール地方の赤・白ワインだとか、ソーテルヌ系の甘甘白ワインだとか・・・等々をダース買い・まとめて買うのがフランス式・・・ですから、常時、各家庭のワイン・カーヴやアパートの地下物置のワイン・カーヴには、40から50本のワインが眠っているというか、待機しているのがフツーでありまして・・・ワイン大好き人間になりますと、最低、二百本以上の年代もののワインをコレクションしていて、食事によんだゲスト・お客に見せる・・・なにか、子供たちが自分のお気に入りのオモチャを見て見てーと、見せるのと似てはいますが・・・ティヤン・ティヤン・ティヤン、オララー、あんれー、まあー、ひぇーと驚いてあげて・・・そうか、お前、ジャポネ・日本人なのにワインの味がわかるのかー・・・となり、年代もののワインを食卓テーブルでサービスしてくれるという・・・フランスは言葉の国ですから、ただ、ただ、セ・ボン、おいちいと言っただけでは、相手は満足しない・・・フルーティ、香りが野イチゴのようだとか、コクがあってコストー・ストロング、力強い味がするとか、オトメ・・・いらっしゃるかどうか知りませんけれども・・・のように清純な気品ある味だとか・・・いろいろと、手を代え品を代えて、このワインはすんばらしいーとフランス語で表現しないと、いろいろと大変なのであります。ワイン一本に・・・三十分以上も、お会話・話せちゃうというのがフランス人なのであります・・・変な人たちでっしゃろ。それが正真正銘のフランス人なのであります。ワイン道はフランスの文化なのです。
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こんなフランスの田舎の田舎の農家のテラスには太陽がサンサン・・・パリからクルマで南下し二時間半、お昼ご飯に来るようにと言われて、パリ南郊外のアパートを九時半にデパー・出発して、高速道路オート・ルート6に入り、フォンテンブローをすぎてから、高速道路オート・ルート77を走り・・・・正午すぎに到着したのだが、今から、お昼ご飯のパンを隣り町まで買いに行くのだと・・・クルマで往復三十分ばかりの・・・フランスの田舎、ア・ラ・カンパーニュ、田舎タイムどすえー・・・ノドが乾いていたので、お水をと言ったら・・・ぺリエかビールがあると言われて・・・シャンパンや白ワインお冷やし専用の冷蔵庫を開けてみると、アイルランドのモルト・ビールがあったのでそれを飲みながら、台所でお昼ご飯の用意・・・せっかち日本人だったら、このコクのあるアイリッシュ・ビールを何本ものんじゃってしまって・・・昼メシがおそいと、ふて寝しているかも・・・
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これが、フランスの田舎の夏のお昼ご飯・・・ビーフ・牛肉を赤ワインでひと晩マリネしたものをバーべQに、平ったいパスタ・タリアテッレーのバターまぶしとシャンピニオン・キノコのバター炒め・・・ソースはマリネした赤ワインを煮詰め、人参がマリネに入っている・・・塩・コショウしたもの・・・
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そのビーフの切り身をシャトー・ヌフ・デ・パープの2004年ものの赤ワインでお召し上がりになると・・・マンマ・ミイアー・・・この赤ワインが香りが高くて、しかも力強くて、コクもあって、オトメのように・・・多分、いらっしゃるとは思いますけれども・・・清純かつ気品があって・・・と、フランス人みたいになってしまった・・・フランスのなんでもない田舎の古い農家のテラスでこういうストライクゾーンど真ん中のフランス人好みの食事や赤ワインを飲むとは・・・いやはや、フランス・プロフォンド、深いフランスでありました・・・もちろん、ずーと、会話は続いております・・・きれることなく、お口やお耳やお目目・・・アタマは活動しております・・・
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その外食事しているテラスの前には・・・広大な土地の真ん中に野生化したリンゴの木が二本あるだけ・・・スゴイ、エスパース・空間・・・聞こえてくるのは、夏の午後の自然の音ばかり・・・遠くで山バトやカッコーが鳴いている・・・夏のそよ風がやさしく吹きぬけてゆく・・・ええでっしゃろー・・・ア・ドゥマン、また明日に続くー・・・フロマージュ・チーズの盛り合わせが残っている・・・
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by h-hatano-art | 2011-08-31 16:33 | Comments(0)