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波多野均つれづれアート

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フランス全国の公立学校の新学年・新学期が今日からコモンセ・始まる・・・

長かった二ヶ月あまりの夏バカンスが終わり、フランスの子供たちは今日から新学年の新学期が始まる・・・今日は子供たちと両親がそろって登校するというフランスの新学期の習慣・・・小学校の低学年のみ・・・元気な子供たちは、スキップしながら登校していました。学校ではクラス分けの名前が張り出され・・・ドキドキしながら、クラス・教室に入り、新しいクラス担当の先生の紹介とか、クラス全員の紹介とかで・・・今日は初日の顔見世のようなものであります。子供たちはやはり、クラスメートと一日をすごした方が楽しいようです。週末のフランス話題は、ニューヨークのホテルでの強姦未遂のDSKデー・エス・カーと呼ばれているドミニック・ストロス・カーンが不起訴によりPARISにもどってきまして・・・空港到着からパリ市内の自宅、バスチーユ広場近くのヴォージュ広場13番地の超高級自宅まで、大スターのようにメディア・報道カメラがつきまとい・・・凱旋将軍のような感じでありました。ちょっと、大物芸能人みたいで異常、騒ぎすぎ・・・自己表現・自己主張の強い者が勝つというフランスです。二番目のニュースは、前フランス大統領のジャック・シラクの裁判が今日から始まる・・・パリ市の市長時代の公金不正疑惑の裁判なのですが、本人のシラクがどうもアルツハイマー症が始まって裁判出頭が困難だと・・・大変なフランス政治界でございまして、来年はフランス大統領選挙ですから・・・後、八ヶ月・・・大いにフランス政治のポ・釜は沸騰しております。三番目の歴史的フランス・スポーツ界のニュースは・・・アンコワイヤーブル・メ・ブレ、信じられない、でも本当ー・・・アジアの韓国・テグでの世界陸上男子四百メートルリレーでフランス四人組が銀メダルを獲得する・・・ジャマイカ・チームのボルトらの世界新記録・金メダルばかりの報道のみで、フランス・チームの2位は薄れてはいますが・・・アメリカ・チームの最後のコースのバトン・タッチ前の転倒で、フランス・チームが2位になるという、ラッキー・幸運・・・運も勝負には大切な要因ですから・・・前、二つのどうしょうもないスキャンダラスな政治ニュースよりも、この世界陸上男子四百メートルリレーの銀メダル獲得でフランスは大いに興奮し、元気になっております。
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ジヴェルニーの印象派美術館のマネからルノワールまでの印象派絵画を中心としたクラーク・コレクション展・・・クラーク・コレクションとは、アメリカのマサチューセッツ州のウィリアムスタウンにあるクラーク美術館のこと・・・ジヴェルニーはパリから西へ、クルマで一時間ばかりのノルマンディー地方の入り口に位置し・・・そう、ジヴェルニーと言えば・・・印象派のマエストロ・巨匠のモネが86歳まで住んでいた家とさまざまな花が咲き乱る庭園と日本橋が架かっている睡蓮の美しい大きな池が残っていて、公開されている場所・・・ノルマンディ地方の田舎です。この美術館は、モネの家から歩いて五分の場所にあり、以前はアメリカン印象派美術館と呼ばれていた・・・モネの時代のアメリカ人印象派画家たちの絵・・・メアリー・カサットとか・・・を展示していた・・・近くのモネの家には、本当のモネのホンモノの絵がないので、この印象派美術館でホンモノの絵を展示・公開しているシステム・・・世界中からのツーリストがこの小さな町というよりも、村のようなところに団体バスで毎日毎日訪れるのですから・・・ホンモノの絵を展示するミュゼ・美術館が建てられたもので・・・アメリカからの莫大な寄付基金・メセナによって運営されている・・・パリのサン・ラザール駅から国鉄のベルノン行きの列車に乗り、ベルノン駅で降り、そこからモネの家まで専用バス・シャトルバスが発着している・・・パリからピクニック・ハイキング気分で日帰りできるパリ近郊美術館のひとつでやんす・・・
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パリのルーブル美術館近くにあるノルマンディーホテル、なぜかパリにあってノルマンディーとは・・・フランス芸能界ニュース・・・87歳のフレンチ・シャンソン界の大歌手、シャルル・アズナブールがパリ・オランピアで9月7日から10月6日まで、一ヶ月ロングランのライブ・コンサート・公演をする・・・自分はスターでもアーティストでもない。ただのシャンソンを歌うアルチザナ・職人だと・・・最後の最後まで、シャンソンを歌うのだと・・・日本のシルバー世代も目的を持って、年金生活者で毎日毎日をボーとされないように、最後の最後まで自分の人生を生きる・務めあげる・・・アズナブールでさえ、自分のことを謙虚にアルチザナ・職人、シャンソンを歌う職人だと・・・勇気づけられ、元気になるアズナブールの一ヶ月パリ・オランピア公演です・・・87歳の小柄なフレンチ・シャンソン歌手・・・東欧のアルメニア出身・・・は、すこぶるにお元気です・・・
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二週間前にフランスの田舎、ロワール地方とブルゴーニュ地方のさかいにある超田舎の集落の十九世紀からの農家の庭のリンゴの木から・・・好きなだけ持っていってと・・・・野生がかったリンゴをいただいて、日曜日の午前中にタルト・ド・ポンム、リンゴのタルトを作りました・・・
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これが自家製のタルト・ド・ポンム、リンゴのタルトの熱熱の焼きたて・・・パート・ブリゼの中にリンゴのコンポート・砂糖煮をつめ、上からリンゴの切ったものでおおい、砂糖とバターを適度にかけて、180度のオープンでじっくり焼き上げるもの・・・もし、お近くにお住みになっていたら、おすそ分けリンゴのタルト・・・おいしいどころではなく、ホンマにおいしい。大変にリンゴちゃん100%なので、ヨーグルトと一緒にたべるとか、しつこーい味がよければ、生クリームをかけてタルト・タタンのように食べるとか、バニラ・アイスと一緒でもおいしいものです・・・人生には、こんなヤッホーのプチ喜び・プチ喜びの満足感のつみ重ねが大切です・・・リンゴ・タルトでローリングストーンズ・・・そのココロは・・・ジャンジャンジャジャジャーンで始まるローリングストーンズの歌は・・・SATISFACTION・サティスファクション・・・当たった人は、リンゴのタルト、お持ち帰りー・・・多分、こういうのをオヤジギャグと言って、ケイベツ光線をあびるのかも・・・
by h-hatano-art | 2011-09-05 16:21