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波多野均つれづれアート

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勤労フランス人の昼食時間、お昼ご飯タイムは平均22分間・・・昔は一時間半だったのに

九月最後のヴァンドルディ・金曜日・・・ヨーロッパ大陸の上空に高気圧がずーと居づつけ、スカンジナビア・北欧から降りてくる雲を大きくディフォンス・防御しているという・・・昼間だけ夏日が続いているフランス・パリとパリ南郊外、朝・夜は上着・軽いセーターなしでは外歩きはできませんが・・・朝散歩途中のパリ行き南郊外線駅に向かう、太ったおばちゃんはノースリーブ姿、素足にサンダル・・・大変に勇気ある服装で、冷たくないのかと・・・こちらの人は冬でも靴下なしの素足でも平気のヘイザのおばちゃんたちがいます。体温が我々・アジアの日本人とちょっと、違うようです。最近は、朝タバコをプチ・デジュネ、朝食代わりにしているパリ通勤女子が増えました。ダイエット対策、タバコをフゥメ・吸えば食欲は落ちると・・・マンマ・ミイアーですが、パリ南郊外駅に向かう通勤女子・・・それもお太りになった・・・に多い・・・勤労フランス人の昼食時間、お昼ご飯タイムは平均22分だと、政府のフランス人健康ナントカ・カントカ広報で発表されまして・・・20年前は、フランス人のお昼ご飯タイムが一時間半だったと・・・オ・ラ・ラ・・・一時間半も時間かけて昔のフランス人たちはお昼ご飯、前菜・主菜・デザートの三位一体の正しいお食事をしていた・・・もち、ワイン付き・・・これもオドロキですが、フランス人にとって食べることは生きることだったのです・・・が、ル・モンド・シャンジェ、世界が変化し、グローバル化の波・アメリカニゼ、アメリカ化の波・・・便利・スピード、早い・チープ、安い・・・のファースト・フードなるものがやってきて、パリ市内のお昼ご飯定食屋は閑古鳥カンコドリが、カーカーと鳴いているそうです。毎日のお昼ご飯をどこでフランス人たちはお食べになるのかと言うと・・・29%が家庭で、19%が社内食堂の給食的お昼ご飯定食、28%が勤め先のビューロー・事務所内で、お弁当とか近くの商店のお惣菜お昼ご飯とかパン屋のサンドイッチとか配達ピザとか・・・2・3年前から、パリ市内を初めとする、フランスの主要地方の町々でファースト・フードのお店が増えました。それもダイエットをうたい文句にしている、野菜サラダのトッピング・自分の好みのサラダ食材を選び、大きなボールに入れて食べるもの・・・サンドイッチ屋も増えました。お天気のいい日がつづくと、お外お昼ご飯でパリの主要公園はサラリーメンズ・サラリーギャールズでいっぱいになる。ネット情報の影響なのか、日本マンガブームの影響なのか、日本式のお弁当を日本食品店・弁当専門店の幕の内弁当やトンカツ弁当を十字屋で買ってきて、公園お昼ご飯にしている男子・女子も多い・・・握りずし弁当は勤労女子の人気ものです。勤労者には各会社から一枚が8ユーロのレストラン・チッケ、レストラン・チケットのこと・・・が毎月支給されるので・・・その範囲、8ユーロ、約九百円前後のお昼ご飯が多い・・・世界経済危機以後のフランス社会も現実生活は大変なのであります・・・ちなみに、パリ市内のお昼ご飯定食屋で食べると最低15ユーロ、約千七百円から20ユーロ、約ニ千二百円・25ユーロ、約二千八百円前後・・・毎日は、ちょっと、無理でしょ。普通の勤労者には・・・日本式のお弁当が10ユーロ内、約千百円以内で買えるし、サンドイッチが一個・5ユーロ、約六百円前後、パスタ一皿・ピザひとり分で10ユーロ、約千百円以内・・・クスクス定食でも10ユーロ、約千百円、クスクスは野菜スープもついてるので肉体労働者オススメのお昼ご飯なのであります。アルバイトでピアノ運送トラバーユしてた時、毎日のお昼ご飯がこのクスクス定食だった・・・馴染み・常連になるとお代わりも無料サービスしてくれる・・・さんざんにお世話になったものであります・・・
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イタリアン・パスタのバリーラの新製品、ピッコリーニ・・・ホウレンソウ味とパルミジャン・チーズ味・・・熱熱の塩入のお湯で八分ゆでる・・・超カンターンのピッコリーニ、前菜としてオリーブオイルをかけたり、魚や肉料理の付け合せにしたり・・・いろいろと変化球できるピッコリーニです。これだけ食べてもお腹いっぱいにはなりませんが、スープの中に入れたり、いろいろと重宝な食材です・・・
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今年は中華人民共和国・中国の建国62周年の国慶節をお祝いして・・・パリ市の主催・協力で中国人アーティスト展がパリ市立の美術館で開催されております。アート・モダン、現代美術がメインの中国美術界・・・アジアの現代美術の市場は中国にありと言われています・・・お金の流通が盛んだってこと・・・中華思想・自分の国が世界の中心だという考え方がお強いチャイニーズの人々ですが、文化・芸術の発表の場となると・・・やはり、パリで発表しないとアキマヘン・・・同じアジア人でも、このポスターを見るかぎり、中国大陸という大陸のイメージ・・・良い意味でも悪い意味でも、これからが世界のアートと勝負だと・・・文化・芸術というものは、今は亡きフランス美術界のご意見番、ルネ・ユイグが言ったように・・・今ある現代美術というものは、まったく残らないだろうと・・・人間の歴史の中で自然淘汰されて残ったものが、その時代の文化や芸術になるだろうと・・・ある年に、フランス・パリ郊外で世界桂冠詩人の人物とお会いし、お話しを聞く機会・チャンスがありました・・・これからの未来の世界の人々はエコロジィー・自然を生活の中に求めていく時代になるだろうと・・・いろいろな分野の絵があるけれども、エコロジィー時代の絵、新しい風景画を模索してみなさい・描くことだと、温かいアドバイスをいただきました。それまでのワタシはヒロシマ・ナガサキをテーマにしての原爆・放射能によって破壊された風景やベトナム戦争で破壊された現代美術風の風景を描いていました。放射能の黒い雨のシリーズも作りました・・・そして、パリに住んでモンモンとしておりました・・・このままで、いいのかと・・・そういう時に天啓とも言うべき言葉の・・・新しい、エコロジィー時代の風景画を描くのだと・・・ひとそれぞれでありますが、太陽は平等に誰の頭上にもありますが・・・気づくか、気づかないかで人生の道は大きくふたつに分かれます・・・これが、どうしてワタシが風景画を描いてるのかの原点・出発なのであります・・・
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パリ・オペラ座近くのスタバ・・・プチ・デジュネ、朝食セット・メニューの看板、お好みカフェとプチ・パンケーキ、ハチミツ付きで5.20ユーロ、約六百円・・・どういうわけか、パリにスタバのお店が増えました。ルーブル美術館内地下にもアリ・・・完全禁煙ですから、おひとり女子にも人気、お手軽・早い・それなりにアメリカン・コーヒー・・・パリの街、犬も歩けばスタバに当たる・・・週末のフレンチ・ヒップ・ホップ・ミュージックは、ソプラノのセ・マ・ライフ・・・仏語・英語混合ラップ・・・南仏・マルセイユの町が舞台です・・・DJ Abdel ft Soprano-C’est ma Life(clip officiel)YouTubeにアクセスすると・・・マルセイユの町が・・・ボン・ウィーク・エンド、よい週末を・・・チャオ・チャーオー・・・
by h-hatano-art | 2011-09-30 16:23