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波多野均つれづれアート

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パリの街々・日曜日の午後のブラブラ気ままウォーキング・散歩・・・パート・トワ、3

朝曇り空、午後から晴れ間のパリとパリ南郊外・・・空に雲多しですが、大変にしのぎやすいというか、なんという気持ちのよい水曜日・メルクルディの朝・・・フランスの公立・私立の学校は一週間の中休みの日、新作シネマがフランス全国の映画館で封切られる日が水曜日・メルクルディ・・・毎水曜日がお休み学校のフランスです。そのせいか、大人になっても、この日はなんとなくみんなボーとしているフランス人たち・・・子供の時の習慣とは恐ろしいものです。最近のフランス庶民日常生活のニュースは・・・学校給食やレストランのお昼ご飯定食にプロディユ・フィレ、新鮮な食材を使うことがオブリガトワール、義務づけられる法案がアッサンブル・ナショナル、下院議会で検討され、可決されるであろうと・・・急激な健康ブームのフランス社会は、ダイエットや糖尿病やガン防止対策で日常食文化・・・毎日、食べる食材・食品がウルサク言われるようになりまして・・・お昼ご飯定食中心のカフェ・レストラン、ビストロ・レストランでは、正しく新鮮な食材を使って調理・料理することが義務づけられると・・・業者専門用の大型なんでもございますのスーパー・マーケットがありまして・・・名前はメトロという、レストラン関係や食べもの商店関係の専門業者しか、ここでは買えない。業者用カードがありまして、それがないと中には入れないし、買えない仕組みになっている・・・この業者用の大型スーパー・マーケットは、加工食品のメッカ・・・それもチープ・お安いお値段・・・そういう加工食品・出来上がっている食品を買ってきて・・・自分のレストランにもどって、温め直したり、電子レンジでチーンしたりで、お客にサービスするレストラン経営者が多かった・・・その理由は、コストが安い、人件費がかからない、便利で早い・・・そういうお昼ご飯定食をずーとフランス人たちは食べていたのです。学校給食でもお肉料理を減らし、週に何回かはお魚料理にするとか、野菜や果物中心のメニューを考えるとか、ポテトフライはアンテルディ・禁止・・・マヨネーズやソースやトマトケチャップも学校給食では無くなると・・・加工食品が花盛りのフランス食文化ですが・・・やめられるかどうか怪しいもの・・・子供の時からの習慣を変革するには・・・フランスの食文化革命・リボリューションが始まっています・・・
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昨日の続き・・・ルーブル美術館を過ぎて、遠くにセーヌ河に浮かぶ歩道橋のポン・デ・ザール、芸術橋を見ると、なにか橋の欄干がキラキラしている・・・現代美術のパフォーマンスでもやっているのかと思ったら、橋の鉄柵に鍵がいっぱい・・・以前から、チラホラありましたが、これは異常にいっぱいすぎる・・・この歩道橋の上にカップルたちが来て、自分たち好みの鍵を鉄柵にかけ、二人の名前を書き、鍵のキィーはセーヌ河にアラョっと放り投げる・・・二人の愛はセーヌ河と永遠にある、パリが永遠にあるかぎり・・・という、愛のパフォーマンスが世界中の観光客にも広まって・・・昔し日本にあったでしょう。昭和日本フォーク・ソングが・・・たぬきの歌・・・愛、あなXとふXりー、夢、あなXとふXりー、ふXりーのXめー、世界はあるのー・・・正しくは、世界は二人のためにという歌なのですが、「た」が抜いてあるので、パロディ・フォーク・ソングのたぬきの歌・・・そんな感じの二人のためのパリのお約束・鍵だらけの歩道橋・・・でも、これ、ここまでいったら現代美術・・・アート・モダーン・・・アラ、エッサッサー・・・と、パリの橋の上でのドジョウすくい踊りができる・・・
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シテ島とポン・ヌッフ、パリで一番古い橋なのに、名前が新橋という・・・ロケーションというか、背景というか、とてもパリパリらしい場所なのであります。
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大変にパリらしくて、雰囲気もいい場所なのでありますが・・・でも、歩道橋の全欄干の鉄柵の鍵は異常でーす・・・この橋の下のセーヌ河底には、ものすごい量の鍵のキィーがあると想像すると・・・東京音頭の替え歌で・・・ハァー、踊りおどるなーら、チョイト、パーリー音頭、ヨイヨイ、花のパリーの真ん中でー、ヤートナ、コリャ、ヨイヨイヨイ・・・と踊ってしまいそうです・・・どうして、こんな日本の民謡というか、東京音頭なんかを知ってるのかと申しますと、日本の美術学校時代に先輩たちとお酒を飲む席が多々ありまして・・・芸をしろーと、ゲイではございません、芸能のゲイをしろーとリクエストがあり、お酒の席でなんでもいいから個人芸を即興で披露するという・・・それを酒宴のさかなにして、みんなで大笑いしたり、歌ったり踊ったりする美術系学生の余興のメモワール・記憶が・・・日本から遠く離れたパリに来ても、ついつい、それが口に出てしまうというもの・・・
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そのポン・デ・ザール、芸術橋を渡った正面に位置するのは、アカデミー・フランセーズ、フランス学士院・・・フランス文化の知識人たちの聖堂・・・なかなかに立派な建物でしょう・・・この続きは、ア・ドゥマーン、また明日・・・今からお昼ご飯にポーク・カレー、正しくは、どことなくアジア風の豚三枚肉のカレー・トマト入りを作らなきゃあならないので・・・もちろん、カレーの定番、ジャガイモと人参と玉ネギも一緒でがんす・・・がんすってどこの言葉だーと、日本語アカデミー・正しい日本語を使いませう協会からお叱りを受けるかもかも・・・
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パリのブラブラ散歩はおもしろいとこがいっぱいあるので・・・なかなかに、このお店にはたどり着けない・・・向かって、右が野イチゴのミル・フィーユ風ケーキと左が一口のプチ・ケーキ・・・グラム・量売りのプチ・ケーキです。上の段にあるのは、イチヂクのタルトとイチゴの正方形のタルト・・・このお店の地階にお菓子アトリエがあって、パンを焼いたり、ケーキを作ったり、お惣菜のキッシュを作ったり・・・パテェシィエ志望の日本女子もワーキング・ホリデーの一年間ビザで見習いトラバーユをしたりしている・・・自分の夢をかなえる、実現する戦いをパリの地階でしている・・・どんなことがあってもガンバレと応援・声援したい・・・ガ・ン・バ・・・ボン・コラージュ、勇気を持って・・・
by h-hatano-art | 2011-10-05 16:31