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波多野均つれづれアート

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12月のフランスはノエル・クリスマスまで毎週末の日曜日にお店・商店・デパートがオープンしている

12月プルミエ・第一番目のウィーク・エンドの日曜日・ディモンシュは、ノエル・クリスマス買い物・商戦のおかげで、パリの街の全ての商店、デパートがオープンしているという買い物客サマサマの日曜日なのであります。フランスは長い間、今もそうですが・・・表向きには、カトリック・キリスト教主体の国土ですから、日曜日は安息日でトラバーユしてはいけないと、家族みんなですごす日だと・・・ですから、日曜日のフランスの買い物状態は悲惨というか、なんというか、お店が開いていない、特に外国からのツーリスト・観光客にとって日曜買い物は、アンポッシィーブル・不可能なのでありまして、日曜日のパリ観光は美術館やなんかに行くしかない・・・ホンネは、フランス社会では、まだまだ、サンディカ・労働組合が強いので、日曜日のトラバーユ・労働はご法度・禁止に近いものがあるのです。そういう社会生活のサービスが非常に遅れているのがフランスなのであります。人にサービスするという感覚・学習が欠如しているのがフランス人なのであります。ダボー・モア、まず、自分のことを考えて行動するのがフランス民族なのであります。これは、長い間の習性でどうしょうもナイものでありましたが、グローバル化の大波や世界経済クライシス・危機の大波がフランスにもやってきまして・・・こんな前時代的なこと、日曜日は働かないもんねーを続けていたら、世界経済のリズムから遅れてしまうと・・・ということで、12月のノエル・クリスマス前の毎週末の日曜日、シャック・ウィーク・エンドのディモンシュにはお店・商店・デパートが大々的にオープンするとなりました。とにかくトラバーユすることが、ジュ・ヌ・エメ・パ、私は好きではナイのがおフランス人サマなのであります。ジュ・エメ・ボクー・ド・バカンス、私はバカンスが大好きーなのがおフランス人サマサマなのであります。われわれ日本人には、そんなことやっていたらと・・・キュパビリテ・罪悪感があるものなのですが、フランス人にはそんなものはナイ、エグジステ・パ、存在しない感覚なのです。フランス語の中にも、イレ・エレ、彼や彼女はビィヤン・トラバイエー、働き者だという表現がありますが、それはフランスの田舎でのこと・・・農業や酪農やワイン作りや漁業をやってる人たちは、ビイヤン・ビィヤン・トラバイエ、とってもとっても働き者なのであります。
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12月のフランス社会話題といえば、12月の最初の週末・土曜日の夜に行なわれるミス・フランスのコンクール・・・これがフランス・テレビ民放の一チャンネル、TF1、ティ・エフ・ワンで実況中継され真夜中近くまで・・・今年はブルターニュ地方の港町・ブレストで開催され、フランス全国、各地方からのミス・フランス候補が一堂に集合し・・・まぁ、フランス人ならこの番組をみんな見ているもので・・・ワタクシは途中から、ちょろっと見ましたが・・・まぁまぁね、どこの国の美人コンテストでも、キャワイ子ちゃんがいっぱい登場して・・・フランスのナナメ見ことわざに・・・ボテ・ド・ファンム・ヌザンリィシュ・レゾンム、Beaute de femme n’enrichit l’homme 、女性のボテ・美しさは男どもを豊かにしないという言い回しがございまして、この深い意味は・・・女性の外見的な美しさ・みてくれは、男性の内面を向上させナイ、男をますます堕落させると・・・なかなかに変化球的な、ひとつ間違えば現代セクハラになりかねないようなフランスのことわざです。まぁ、女性たちのうわべの美しさだけを見て、月夜に吠えるオオカミ、ウォウォウォーンのような男ども・ヤローたちは、いっぱいいるものですが、それではダメなのだと・・・みてくれ・うわべ・外見じゃあなくて、大切なのは心・ハートなのだと、振る舞いなのだと・・・でもでも、男っていうものは、美人・カワイ子ちゃんが目の前を通ったら、オートマチックモン・自動的に目が、視線がそちらの方にいってしまうどうしょうもナイものなのであります・・・そういうワタクシもついつい・・・何見てんのー・・・ウン、目でデッサンしてる・・・バッカじゃあないの・・・
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・・・こんな女の子たちが、フランス・ナウの美人というかなんというか・・・ものなのであります・・・なんか、中学生・高校生みたいだけれども・・・男どもの内面を向上させる美人がこの世にいるのかどうか、存在するのかどうか・・・永遠のテーマなのであります・・・とブログしたら、全女性からケイベツ光線をあびるだろー・・・すでに堕落している・・・
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ミス・フランスのコンクール、審査委員長・プレジデントにフランス黄金期シネマのイケメンだった・・・アラン・ドロンがやっておりまして・・・フランス・シネマを代表する国際的な俳優だったらアラン・ドロンだと・・・アラン・ドロンの内面が向上されたか、どうかはジュ・ヌ・セ・パ、知りませんけれども・・・11時頃に時差ボケで急激に睡魔がおそってきまして、途中で寝てしまったので、誰が今年から来年にかけてのミス・フランスになったのかは知りません・・・エクス・キューズ、失礼・・・
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週末オマケ・・・昨日は、知り合いの日仏版画家グループの展覧会がありまして・・・ノエル・クリスマス用のカードを自分たちの版画で刷って即売している・・・傘をさして雨の中をパリまで行きました。パリの街のショコティエ・チョコレート屋さんのショーウインドーには、ショコラ詰め合わせがいっぱい・いっぱい・・・フランス人ひとり当たりの年間ショコラ・チョコレート消費量は四Kgだとか・・・ショコラ・チョコレートの本場・ベルギーに行くと、ベルギー人ひとり当たりの年間ショコラ・チョコレート消費は・・・なんと、七kgだそうです。中世のヨーロッパでは、ショコラ・チョコレートはメディカモン・お薬りの一種感覚だったとかで・・・健康にいいとみんなバリバリ、ショコラ・チョコレートを食べています・・・本当のストライクゾーンのショコラ・チョコレートはおいしいものです・・・じゃあ、ボン・ディモンシュ、よい日曜日でありますように・・・健康第一・無事故の毎日を・・・チャオ・チャオー・・・
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これはパリの街のごくフツーのショコラティエ・チョコレート屋さんなのです。なかなかにパワーいっぱいで、これがノエル・クリスマス前にはぜーんぶ売り切れちゃうという・・・ショコラ文化のフランスです・・・一番下の写真は、ショコラと果物の砂糖煮とマジパンとアーモンド形の白いお菓子は南仏・エクス・プロヴァンス地方の名物お菓子のカリソン・アーモンド入りお菓子・・・の詰め合わせ・・・果物の砂糖煮は食べ慣れないと、歯が痛くなってきて、マンマ・ミイアーに・・・超甘いものが大好きというのもフランス人なのであります・・・マロン・グラッセ、クリの砂糖煮にさらに周りを砂糖で煮詰めたのをかけてあるお菓子・・・なんかも、ノエル・クリスマスにフランス人がお食べになるお菓子です。これは、超超超甘い・・・超激ゲキ甘なのです・・・エッセイエー・お試しアレ、食べた後、すぐに歯磨きと歯ぐきプチュプチュのウガイ薬でのウガイが必要です・・・一個食べると、確実に血糖値・糖尿値が上昇するので、半分ぐらいが適度かと・・・パ・エグザンプル、例えば、フランスの歯科・歯医者さんに行って、歯の治療中にフランス人と同じ量の痛み止め・麻酔注射をしたら、気絶状態・目がさめずに救急車をよぶような、喜劇シネマのような上を下への大騒ぎになったある日本女性がいた・・・ウチの女王陛下だった・・・こっちの人とわれわれデリケートな日本人とは、身体の作りが違うもの・・・超激ゲキ甘もほどほどにしないとマンマ・ミイアー・・・歯がオブニー・空飛ぶ円盤のようになる、そのこころは、歯が中に浮くような・・・戦前生まれの、戦争中、甘いものなんて何ーにもなかった今ではシルバー世代のフランス人がこの超ゲキゲキ甘甘ものが過激にお好きなようです・・・そういうフランス人のお宅で午後のお茶なんかにお菓子・ケーキ・・・昔風の甘甘過激ケーキを御馳走になると、その日の夜は必ず、歯が痛くなるという・・・若いんだから、おかわりしなさい、もっと食べていけーなんて・・・後悔先に立たずであったと、深くフランスで学習しております・・・
by h-hatano-art | 2011-12-04 14:42