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波多野均つれづれアート

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フランスのことわざ・女の美しさは男を豊かにしない、女性の外見的な美しさは男性の内面を向上させない

真っ暗なパリ南郊外の朝でありまして、朝散歩の途中で冷たい雨が降り始め、いつもの散歩コースを変更して、最短距離でアパートにもどってきました。まぁ、こういうことも、予期せぬこともあるものだと・・・人生と同じだと、朝から突然の雨、びしょぬれに哲学してしまいました。今日のパリとパリ近郊の最高気温は8℃・・・フランス政治・経済話題は、やはり、この世界的な経済クライシス・危機、EUの金融危機をどう乗り越えるのか・・・ソルベ・ヨーロップ、ヨーロッパを救えのスローガンがヨーロッパ各国に住む人々の願い・思いです。これを今、やらないと文化や芸術活動なんて吹っ飛んでしまい・・・江戸っ子のべらんめえ調で言うと、おとといきゃがれー・・・という結果になるというハメに。ヨーロッパ経済・金融市場で一番強い国はドイッチュランド・ドイツのフランクフルト金融市場・・・イングランド・イギリスのロンドン金融市場も力を持っていますが、ユーロ圏ではナイ・・・ですから、フランスのサルコジ大統領としては、フランコ・アルモンド、仏独・ドイツのメルケル首相と二人三脚でユーロを回復しようと・・・メル・コジ、コンビで強いEU・ヨーロッパ、強いユーロに・・・007の映画のように、虎視眈々こしたんたんと世界金融市場支配をねらっているのは、アジアの大国・中国とインド・・・インド人のテクノロジー熱とインド製の安いクルマが脅威になっている・・・そして、アメリカ・・・それにEU・ヨーロッパも経済競争に加わって、ヨーロッパ経済の復活・活性化を・・・乱暴に言うと、これがフランスでの世界経済のアナリゼ・分析とクリティケ・批判・批評です。そうすると、フランス国内では、サルコジはドイツ寄りだと、ドイツに主導権をとられてると・・・特に、サルコジの仇敵・フランス社会党のある議員が、第一次世界大戦前後のドイツのビスマルクを引っ張り出して、フランスはドイツのかつてのビスマルク時代のようなメルケルに支配されようとしていると・・・ドイツ・バッシング、叩きが始まるしまつ・・・フランス語にジェノフォビ・外国人嫌い、外国人憎悪という表現がありまして、それをもじって、ジャーマノフォビ・ジャーマン嫌い、ドイツ嫌いという新造語が登場し、フランス政界は尻に火がついたように大騒ぎ・・・左陣営のフランス社会党の中にも、フランス極右翼的な発言をする議員がいることを日本人は正しく知っておくべきです。こんなことは日本では報道されないでしょ・・・経済・金融クライシス・危機で、自国を守るあまりにウルトラ・アドワット、極右翼化にならないバランス感覚を持つこと・・・外国人嫌い・外国人憎悪・・・イランのテヘランでのイギリス大使館襲撃事件のようになることは、過激になることはあまりにもバカげた結果です。
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あまりにも、フランス政治世界のナマナマしいお話しでしたので、お口なおしに・・・昨日ブログの続きのミス・フランスに選ばれたのは・・・フランスとドイツの国境地方・・・アルザス地方出身のミス・アルザス、身長1m75cm、19歳のデルフィーヌちゃんが、2012年のミス・フランスに決定されました。フランスの良きイメージを世界に宣伝したいというのが、美人コンテストでのコメントでした。アルザス地方は昔から、ドイツに占領され、占領下におかれたりして大変に辛苦を味わった・苦労してきた歴史がある地方です。大変だったところが幸福になる権利があると、幸福にならないはずはナイと・・・東日本大震災の被災地の人々も、全員が幸福になる権利があると、全ての人々が幸福にならないはずはナイと・・・フランスから毎日、復興を、幸福を、多幸を、繁栄を、無事故を心から祈っています・・・フランスのことわざに、女の美しさは男を豊かにしない、女性の外見的な美しさは男どもの内面を向上させないと・・・ありますが、これを反面教師にして・・・女性の内面的な美しさ・こころ使い・真心からの振る舞いは男たちの感情を高め、女性・・・自分の妻や娘や母や祖母や姉や妹や近所のおばさんたちや産まれたばかりのベベ・赤ん坊や・・・それらにつながる全世界の女性たちを守るためならなんでもやってやろーという気持ちになると・・・美・真・善・・・そういうものがこの世界になくなったら、お先真っ暗です・・・女性の方は自信を持って、内面を磨く毎日、美しい振る舞いをしましょう・・・アートの世界の価値観に美・ボテ・ビューティといものがなくなったら、アートではナイ・・・のです・・・モッシュ・汚いもの、汚い振る舞いはアートではナイのです・・・
by h-hatano-art | 2011-12-05 17:15