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波多野均つれづれアート

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世界各地の習慣・伝統・・・世代から次の世代の子供たちへと伝え続けられてきたものとは・・・

今年はなぜか、月日がすぎるのが早いもの・・・プルミエ・アブリル、4月1日のパリとパリ南郊外の早朝六時・・・サマー・タイムが始まっての一週間、1時間ほど時刻が早くなりましたので、冬時間から夏時間への1時間時差がちょっと大変だった一週間でありました。今日のフランスはポワソン・ド・アブリル、4月のお魚ちゃんの日・・・民間の習慣としては、お魚ちゃん形のショコラを食べる・・・パック・復活祭、イースターの一週間前ですから・・・イエス・キリストのサンボル・象徴がポワソン・お魚でありますので、キリスト復活の前祝いというかなんというか、江戸っ子落語の前座のような日です。フランス人たちは、ポワソン・お魚は水の中で口をパクパクするだけで話すことができないので・・・イディオ・無能、馬鹿なのだと・・・これは西洋世界の伝統・習慣、世代から次の世代への伝え続けられてきた西洋カトリック・キリスト教的なDNA・記憶の染色体・遺伝系統のようなものです。大宇宙を語り続けたカール・セーガンの「科学と悪魔を語る」の本を読んでいましたら・・・人間というものは、ほかの霊長類と同じく、仲間といっしょににいるのが好きな動物だ。人間は哺乳類なので、親が子の世話をしなければ遺伝系統が途絶えてしまう。親が子に微笑みかけ、子が親に微笑み返すことは、親子のきずなを強めることに役立っているのである。幼児は目が見えるようになるとすぐに人の顔を見分けるが、この技能は人間の脳に組み込まれたものだということが今ではわかっている・・・「微笑みかけ、微笑み返すことがきずなを強める」・・・3.11以後の日本社会に必要なことはこの「微笑むこと、微笑み返すこと」・・・その社会・共同体の長い間の伝統・習慣、世代から次の世代へと伝え続けられてきたものとはそういうものなのです。そういうパック・復活祭前のワクワクする西洋的エモーション・感情は東洋世界の島国に生まれ育ったジャポネ・日本人のワタシにはわかりません・・・フランス人のようにはワクワクもしない・・・
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先週、一週間、ずーと、20℃以上の晴れ日が続き、こんな半パン&Tシャツの夏スタイルで絵を描いておりましたが、昨日からパリとパリ郊外のメテオ・お天気は通常にバック・もどり、今日のパリの日中最高気温は15℃です。毎日が晴天で雨が全然、降らずに三月は日照りだったと・・・その結果、フランス全国が水不足になりまして・・・パリ北郊外にあるシャルル・ド・ゴール国際空港のエア・フラ、エアー・フランスのこと・・・の旅客機は、掃除用の長いモップで機体を洗っているとのニュースがあったり、フランスとイタリア国境近くの山村ではフランス初の山火事が発生し防火用の水不足だったり、南フランスのある地方では庭の花の水やりや自家用車の水掃除が制限されたり・・・江戸っ子落語の風吹けば桶屋がもうかると、全てはメビウスの輪のようにつながってるという結果に・・・水不足だと農業・農牧に大影響が・・・小麦もトウモロコシも新芽が元気ではない・・・フランスの農家にとっては受難の春になっています・・・
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フランス社会は4月22日の第一回フランス大統領国民選挙で沸騰していますが、ヨーロッパ社会ではロンドン・オリンピック話題の方が・・・コカ・コーラによるロンドン・オリンピックの宣伝広告がデビュー・登場し・・・イングランド・英国の首都、ロンドンではオリンピックによる経済効果をあげようと、世界からの観光客対策にいろいろと変化球を考えています・・・例えば、ハリポタ映画で使ったロンドン郊外での映画用セット跡を使ってのハリポタ・ワールド、テーマ・パークとか・・・これ、絶対に大ヒットすること間違いなし・・・ケンジントンにあるイギリス王室のお屋敷を一般に見学開放するとか・・・フランスもユーロ・スター、仏英海底横断新幹線によるパリのディズニー・ランド、20周年アニベルセー・お誕生日の大イベントにロンドンからの観光客の流れをフランスに持ってこようと・・・フランスのシャトー・お城が点在するロワール地方の自然動物園には、中国からのパンダちゃん二頭もやってきましたし・・・ロンドン・オリンピックにむけての景気回復をと・・・やたらと、パリ観光事業ではスピーク・イングリッシュ、英語しゃべり・英会話を重視しています。昨日のフランスは、ラング・レジョナル、地方の言葉を守っていこうーの日でありました。フランスには、フランス語しゃべりが基本ですが、フランス各地方に地方の言葉というものがありまして・・・フランスとドイツの国境のアルザス地方にはアルザス語、ブルターニュ地方のブルトン・ブルターニュ語、フランスとスペイン国境バスク地方のバスク語、フランス南西部地方のオック語・・・地方の昔からの伝わってきた地方言葉を世代から次の新しい世代へと継承していこうと・・・日本の伝統・文化・習慣を次の新しい世代へと語り伝えていくことは何なのか、われわれは一体、何を日本の子供たちに伝えていくのか・・・フランスのポワソン・ド・アブリル、エイプリル・フール、四月バカの日に真面目に、マジにそういうことを考えます・・・ジョリ・ショーズ、美しいこと・楽しいことをいっぱい次の世代の子供たちに伝えたいものです・・・生きていることは、すばらしいことなのだと・・・少々、マジ・ブログになってしまったので、日曜オマケに・・・ワタシのお気に入りから、U2-One ユー・トゥーのワンをお届けしませう、しませうとは戦前の日本文学小説の言葉表現、しましょうという意味・・・こういうロック・ミュージックも次の世代の日本の子供たちに伝えたいものです・・・ボノが歌う歌詞の中にジーザス・キリストがでてきますが、大宇宙の本源の生命リズム・法だと置き換えて・・・
by h-hatano-art | 2012-04-01 13:44