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波多野均つれづれアート

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パリの最新展覧会、d’Art d’Art、ダァー・ダァー、アート・アート・・・

九月最後のフランスは北大西洋からの雨雲と強風で、パリとパリ南郊外は朝から、低い黒雲が流れている・・・今日の日中最高気温は17℃の曇り空・・・昨日の午後遅く、パリまででかけましたが、フランス人はみんな冬の服装の重ね着、女子たちはブーツ・・・先週はフランスの田舎にいましたが、先週の水曜日でしたが、ホーム・スティ先のフランス人婦人・ジュヌビエーブが勤めから帰ってくると・・・歯科の仕事・・・地元のスッド・ウエスト、フランスの南西新聞に、中国各地での異常な反日抗議デモの記事が載っていたと・・・日本は中国から、いじめられていると・・・一年前のあのツナミ後とフクシマ原発事故で大変な日本がいじめられていると・・・フランス人の目にはそう、映っている・・・決して、フェアーではないと、その国が大変なときに、助けもしないで、さらに、痛めつけていると・・・その国が元気な時に、正々堂々と主張すればいいけれども、その国にパワーがない時に、さらに、痛めつけるなんて・・・ほとんどのフランス人はそう思っている・・・フランスでのシノア・チャイニーズの評判はよくない・・・ワタシがホーム・スティした地方は、ボルドーが近くの大きな街でボルドーが中心になっている・・・ボルドーのワイン畑・シャトーを中国人がどんどん、買い占めていると・・・ワタシも高速道路でパリから一時間南にあるオルレアンの高速道路の給油所で休憩したのですが、トイレに行こうとしたら、ジョンダムルリー・地方の憲兵警察がいて、ワタシをジロリと見ると、一緒にトイレまでついてきた。どうも、シノア・チャイニーズ、中国人と思われたみたいで、異常なほどの監視コントロール・・・こんなことは、初めてです。中国人の方はアットンション・気をつけましょう・・・さらに、帰りのこれまた高速道路の給油所の店内では、大型の観光バスが休憩で停まっていて中国人のツーリストばかり・・・ボルドーのワイン・ツアーからの帰りらしい・・・何年か前のバブル最盛期の日本人ツーリストのような振る舞いでありました。お金をフランスに落としてくれるけれども、ただ、それだけの中国人・・・国内経済が急上昇しても、その次には経済下降のリズムがやってくる・・・ニューヨークの国連総会の前に、中国の外相と韓国の外相が反日抗議の協定らしきものをしたと、国際ニュースでありましたが、イジメ的行為はほどほどに・・・全ての物事には原因と結果というリズムがありまして、ボン・コーズ、良い原因はボン・エッフェ、良い結果になるし、モーべ・コーズ、悪い原因はモーべ・エッフェ、悪い結果になると・・・結局、ブーメランのように自分たちにもどってくると・・・人の悪口を言ったり、ネタミ・嫉妬をすると自分がそういう世界の中で生き続けなければならないと・・・それよりも、人の前に灯りをともせば、自分の心・生命が明るくなると・・・ロシアの文豪・トルストイは言っています。いじめられている日本、この状況から脱出しなければ・・・ずーと、いじめられてしまう。心あるフランス人は、そう思っています・・・
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パリからのアート・ブログなので、パリ展覧会の最新情報をお伝えしませう・・・パリ・ルーブル美術館では、新しくアラブ文化・アラブアートの常設展示場ができまして、それを記念してのルーブルでのアラブ世界、イスラーム世界のアート紹介・・・知らないことは決して、恥ずかしいことではない。知ろうとしないことが、恥じすべきことなのだと・・・イスラーム・イコール・テロリスト、危険のレッテルを貼るのではなく、イスラーム・アラブ世界を知ることのエクスポジィション・展覧会・・・知ろうとしないことは、楽な生き方ですが、閉ざされたちいさな世界観になってしまう・・・日本・中国・韓国が閉ざされたちいさな世界にならないように・・・相手を知ること、相手の文化・アートを知ること・・・それが文化力・アートパワーです・・・
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パリ市内にあるジャック・マール・アンドレ美術館ではイタリア・ベニス生まれのカナレットの風景画展・・・十八世紀のベニスの絵葉書的な絵ですが、写真がない時代だったので、ベニスを訪れたヨーロッパのお金持ちたちは、みな、このカナレットの風景画を買って帰った・・・写真風景的な絵なのであります・・・
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昨日の夕方は、パリの在仏日本人会でNAC、日本人・アーティスト・クラブの総会がありまして・・・まぁ、一年に一回の全員の顔合わせ・・・60数名のメンバーがいるのですが、集まったのは10数人・・・在仏日本人会は、年々、若い世代がいなくなり、赤字になっているとか・・・フランス・パリ情報はネットで簡単に手に入る時代なので、昔のようにはいかない・・・会が終わって、近くのカフェでアフター・ファイブ・サービス、五時以降のサービス・ビールを飲もうと誘われたのではありますが、南郊外に住んでいますので早く帰らないと・・・と、帰りの郊外線の車両の中で・・・なんと、フレンチ男子長髪お兄ちゃんが今、フランス社会、アラブ社会で問題になっているシャリー・エブドー、CHARLIE HEBDO の風刺ギャグ・マンガ新聞を堂々とひろげて、読んでおりました。それを今流行りのパパラチィしたもの・・・アラブ系フランス人といざこざが起こるのではと心配していましたが、何もなくよかったよかった・・・このお兄ちゃんは今フランス流行のジェネラション・イグレック、Y世代、イヤホーンで音楽を聴いている姿がYの字に見えるから、こうよばれている・・・フランスには表現の自由が存在します。それがどこまで許されるのかが、今後の問題なのであります・・・
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フランスから遠く、混乱のアジア、日本と中国と韓国の人々のことを思い、ガトー・ショコラ、チョコレート・ケーキを作ってみました。ハートのデコを上にしました・・・お互いに、ハートとハートがあるか、ないか・・・人間のあたたかいハートがあるのか、ないのか・・・試されている時代です。経済的にいくら成長しても、ハートがないと、文化やアートは生まれない・・・いろいろな人々が存在するのが、デモクラシー・民主主義の世界ですから、日中友好・日韓友好する人々がいてもおかしくない・・・この日本のイジメ・ボコボコの逆境をどうにか、変革しましょう・・・それには、相手の徳性・良い部分をサボワール・知ること・・・だと、思いますが・・・先ほど、ベルギーの知り合いから電話連絡があり、ベルギー・ブリュッセルにある日本人学校の初等科に通っている子供がいるお母さんから、今日の午後にブリッセルの在ベルギー日本大使館の前で反日抗議デモがあるので気をつけるようにとのメルがあったと・・・どうも、ブリッセルに住んでいる中華系ベルギー人・華僑の連中を使っての反日抗議デモらしい・・・ニューヨークでの国連総会への野田首相演説への揺さぶり・・・なんでもやっちゃうー、騒げばいいという中華戦略・・・先週はオンカホウ・温家宝首相がブリッセルに来て、EUと中国の経済促進会談をし、その後、地元の中華系ベルギー人・華僑の人々と懇談会していますから、まさに、中国あげての国家的反日抗議デモ戦略・・・うーん、挑発に乗らないように、おしんです。ただ、ただ、おしんです。おしん、イヤダーという日本人もおしんです・・・どんなことがあっても、おしんあるのみです・・・ベルギー日本大使館前でも、反日抗議デモをやるなんて、もう、これはやりすぎ・・・パリの在仏日本大使館の前では、できない。フランスは国とパリ市とのうるさいデモ許可システムがあって、簡単には反日抗議デモができない・・・しかし、この反日抗議デモのパッション・情熱をもっと、建設的な、平和的なパワーにすればいいのにと思うのは、ワタシひとりだけか・・・仏法哲学ではズハサシチブ・頭破七分、ドッケジンニュウ・シッポンシンコ・毒気深入、失本心故といいますが、まさに、中国&韓国は頭が目先の事象にとらわれ・割れて・頭が破れて・・・毒が身体の中に深く入って、人間本来の善き心を失っている・カタストロフィの道を歩いていると・・・
by h-hatano-art | 2012-09-25 16:31