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波多野均つれづれアート

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MESSIメッシの史上初四年連続のバロン・ドール、黄金のボール賞にコーフンする海外在住の日本人オバン

パリとパリ南郊外の朝気温は6℃、日中最高気温予報が6℃、ソレイユ・太陽でないーの日々、南フランスの地中海の地方では21℃前後の最高気温、オラララーのお天気・メテオです。パリはどちらかというと、フランスの上、フランスの北の方ですから、日本列島の北海道と緯度が同じ・・・多くのフランス人たちは、定年になって、どこに住もうかと・・・みんな地中海沿いの地方に移転するじっちゃん&ばっちゃんが多いもの、地中海の町・ニースのアパートはトワ・ジェム・アージュ、第三世代のシルバー世代のお年寄りがボクー・ボクー、いっぱい・いっぱいお住みになっているのには、あっと、驚くタメゴロウー・・・昭和時代のギャグ・・・レジダンス・パラディ、天国の館やかたとか、これまた、ジョークなのかなんなのかと、名前がついているアパート・レジダンスが多いのには笑ってしまいます。昨日のフランス国内ニュースのトップは、94歳になる婦人・おばあちゃんが養老病院・老人保護施設から、支払い未納・滞納で追い出されるという事件があり、フランス社会では高齢者にこういうひどいことをするのは法にひかかる・犯罪だと・・・マニュアル・教本通リの現代社会ですが、人間としての温情がないのかと、非難ゴウゴウ・・・この婦人は月三千ユーロ、三十四万円前後の完全看護施設の滞納費が二年間・・・どうであっても、冬の季節に、未払い・滞納の人であっても、住んでいるアパートから追い出すとか、病院施設から追い出すということは、フランスの法律ではアンテルディ・禁止、犯罪になる・・・高齢社会の大きな問題、歳をとったらどうするのか・どうなるのか・・・これは政治的な援助がないと、保証がないと、誰でもがじっちゃん&ばっちゃんになるのですから・・・お金があっても、なくても・・・人間としての保障・援助がないと・・・姥・ウバ捨て山の社会になってしまう。日本シネマにナラヤマブシコウ・楢山節考という映画がありまして、映画好きのフランス人たちに大きなショック・衝撃を今でも与えています・・・フランス人たちと会話して老後問題になると、絶対に、この日本シネマのバラード・ド・ナラヤマ、楢山節考の話題になるというもの・・・フランスの法律は、春まで、どんな人でも、今いる場所から追い出してはいけないと・・・暖かくなるまでは、保障しますと・・・問題はそれから、どうするのかでありますが・・・高齢化社会の大問題です。何歳をすぎたら、マニュアル・教本通りに、姥・ウバ捨て山に老人たちを捨てるのか・・・山は老人たちでいっぱいになってしまう・・・笑ってはいられない問題です・・・
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アン・バロン・ドール・パ・シィ・プレシュー、フット・ボール、サッカーの最優秀選手に与えられるバロン・ドール賞、黄金のボール賞ほど貴重な・価値ある、価値の高いものはナイ・・・昨夜のフレンチ・テレビ全国放送ニュースの中で、MESSI・メッシが史上初の四年連続・四回目のバロン・ドール賞をとると・・・ワーオ、四年連続すごいー、やっぱし、メッシは、二十五歳なのよーと、ウチのサ・マジスティ、女王陛下が、超ソプラの高音声でコーフンしてる・・・オタクー、メッシの追っかけファンなのかー・・・そうじゃあないけれど、すごいじゃーん、四年連続よー・・・と、長イス・ソファーで寝ころがって、オバン・コーフンすると・・・この人は、長イス・ソファーに寝ころがってニュースなんかを見る習慣がありまして、この長イス・ソファーがないと落ち着かない人間になってしまった・・・そんな海外在住の日本人のオバンのことよりも、アルゼンチン出身のメッシは昨年一年間の試合で91BUTS、カトル・バン・オゥンズ・ビュト、91ゴールをとった・獲得したと・・・これは、アンコワイヤーブル・信じられなーいのゴール数でありまして、あんなにちっちゃいメッシがよくもこんなにぐわんばっていると・・・日本人も体格ではありません。モチベ・モチベーションです。最後の最後まで、ギブ・アップ・あきらめないことです・・・
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フレンチからのd’Art d’Art、ダール・ダール、ダァー・ダァーなので、新春アート話題は・・・これは、彫刻家のジャコメッティが油絵を描いている写真、スイス人のジャコメッティは細長い人体彫刻群と多くの油絵のトラバーユをしました。ジャコメッティは、空間の領域というものが大事だったアーティストで、彼の油絵は、キャンバスに空間の領域として、四角に線をひいて、その中で絵を描くというもの・・・そういう考え方は、3D・三次元のトラバーユをする彫刻家ならでの2D・二次元的表現です・・・それをコピー・真似してというか、とってきて・・・
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元旦から、描き始めた油絵・・・MASQUE QUBISTE BY PICASSO、ピカソが作ったキュビイズム・立体派的なマスク・お面を油絵に描くと・・・年末に、昔買ったカタログをペラペラ見ていましたら、このマスクがありまして・・・このカタログは大昔、二十年以上も前に、ボルドーにあるコニャックのマーテル社の宣伝写真のトラバーユで、ボルドーに行き、帰りのパリ行き列車まで時間があったもので、ボルドー美術館に行った時に、買ったピカソ展のカタログ・・・ずーと、ウブリエ・忘れられていた・・・それを見て、このピカソのマスクがノック・ノックと心の扉を叩いて・・・描いてほしいと、これを毎日、描いては消し、消しては描いております。別に、する必要はナイのだけれども、こういう絵も描かないと、自分の心・生命が充実しないもの・・・文化・アートというものは、そういう、世間から見るとしょうもないムダなことをいっぱい・いっぱい、ボクー・ボクーやって、ケルク・ショーズ、なにかが生まれてくるもの・・・これが今年の描き始めの絵です・・・これを一年間か二年間かぐらい描き続けて・・・やっぱし、変人奇人・・・これで、なんぼーの世界ではありません・・・こんなもん、お金もらってもイラナイやー・・・そういうのがアートなのでありんす・・・今では、ゴッホの絵なんて、世界中の美術館が、是非、ウチの美術館にもひとつ・・・と、ゴッホが生きてた当時は、ニワトリ小屋の片隅に放っぽりだされて・・・誰も見向きもしなかった・・・これがアートのストライクです・・・アートが急にセレブになったり、お金儲けになったりの現代アート・・・裸の王様的なピーマン・アートになっちゃあいけんぜよ・・・です・・・ピーマン・アートとは、中身がスカスカ・何もない、あるのは見てくれオンリー・だけー・・・ピーマン人間が多いって、中身なし、スカスカ、何も考えていない、見栄えだけ・・・になっちゃあいけんぜよ・・・ピカソのマスク・カタログの横にあるCDは、ザ・バンドのラスト・ワルツの二枚組みCD・・・The Band-I Shall be Released 、anyday now.anyday now.I Shell be Released 、私の光りが輝きながらやってくる・西から、そして東へと・すぐにでも・今すぐにでも・私は解放される・・・と、聴きながらトラバーユしています・・・バイ・・・
by h-hatano-art | 2013-01-08 18:13